
所謂、サドルレザー(馬具用に植物タンニン鞣しの革に加脂したもの)と言われる革について下記ご質問します。
記
1.使用前(新品時)の手入れ法
2.使用中の手入れ法
-1.汚れ落とし
-2.保湿
-3.油分補給
-4.保革
以上
web上にてブログや革製品の販売店などが多くの手入れ方法を発信しています。
ニーフットオイルが良い。とかラバナーが適している。ミンクオイルが保革防水性を高める。
デリケートクリームで保湿した後にスポーツオイルが良い。などなど。。。
一方で、液状の油脂やミンクオイルは革の繊維を溶かし型崩れの原因や革の寿命を縮ませる。
動物性の油脂は型崩れを起こしやすい。
有機溶剤が入った保革クリームは革を痛める。
様々な種類のクリームを混在して使うと薬品反応が起き革を痛める。
液状のものは浸透力が強すぎて良くない、固形状のスポーツオイルが良い。
様々の発信があり混乱しています。
私は今までヌメ革やサドルレザー、オイルドレザーなどには
・レザークリーナーで汚れを落とし
・乳化性クリームで保湿し
・ノンシリコンのスポーツオイルで保革し
どいう手入れをしてきました。
タンナーの方に直接伺う事も出来ず、本当に適した手入れ方法をご存じの方、ご教示願います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
A 回答 (1件)
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No.1
- 回答日時:
これはナカナカ正解に結び付きにくい質問と感じます。
質問文に書かれた特徴(長所/短所)は「傾向として」おおむね正しいと思います。それぞれには配合割合や使用量などの条件が付帯しますので、例えば必ずしも少量の有機溶剤が含まれていてはダメという訳ではないことは理解されていることと思います。
ミンクオイルが防水性が高い(と言うか僅かな浸透時間の差でしか…)のも、用法や検証方法を定めた上での他オイルとの比較表現ですから、「ミンクだから濡らしても大丈夫~」とは言えませんよね。
>様々の発信があり混乱しています。
そうですね。
先述のとおりオイルの特徴を「傾向として」捉えることで、混乱は避けられるかと思います。
質問者の真面目さや融通性(几帳面さ)が垣間見えるような気がします。
>本当に適した手入れ方法
これは、品物やその特性・使用方法などによって違って良いですよね。
また最終的な良し悪しは使用者が判断する物です。少々粗雑な扱いをする物だったり、使用者の判断基準が甘め(w)であるなら、「ナンもしねぇけど、使ってりゃいいアジ出るわぁ~」なんて言える人には、使う事そのものが手入れだったりもするわけで。
カバンやサイフも同様、新品の風合いを残したい人もいれば、適度な型崩れや変色を楽しむ人もいますから、手入れどころか使い方も違ってきますね。
(カバン底の角が崩れたのでコーナー金具を付ける…なんて方法も手入れに入るでしょう)
対象とする品物や個人が求める変化の方向によって手入れの方法は違い、ケミカルは傾向を把握した上で自身が選定する物のように思います。
自分は8年ほど前、オートバイの座席をサドルレザーで作りました。
完成後、ニートフットを薄~く塗ってはニ週間窓辺で乾かすのを10ヶ月+ミンクオイルで2ヶ月続け、その後に車体へ装着しました。
仰るとおり、ニートフットは型崩れ(この場合シート形状に馴染ませる目的の故意の変形)と、ミンクは表層に油分を残したかったためですね。
装着直後に革用の防水スプレーを塗布してから現在に至るまで、特に目立った変化は感じられず、ものすごくゆっくり経年変化している印象です(積極的に濡らしませんが、3ヶ月に一度撥水スプレーするだけです)。
スプレーしてから一気に成長が止まった…みたいな印象はあります。
撥水処理後のオイルは意味がなく、座席が滑るのも危険なので、装着以降にオイル類は使用していません。手間かけて仕上げた割には、ケツで磨いてるような雑な使い方ですけど、そこそこ綺麗な状態を保てています。
今までやってこられた方法・手入れで現在特に問題が無いのであるなら、それは正しかったことの実証になるのでは?と率直に思います。
https://tsuchiya-kaban.jp/blogs/library
ありがとうございます。大変、参考になりました。
サドル=鞍という事で馬具の手入れ法を参考にしました。
https://www.youtube.com/watch?v=9GbxCLvlKKQ
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