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将来、量子コンピューターが主流になると、
インターネット空間はどのようになると推測しますか??

A 回答 (7件)

量子コンピュータは非常にデリケートな物理現象を扱う必要があって、原理的にノイズにとても弱い。

そのために極低温・高真空かつ放射線が飛び込まないように作られている。「主流」というけれども、何かよほど画期的な発明が出てこない限り、ノートパソコンに収まるようにはならないでしょうから、いたるところに普及する、というわけにはいかない。
 量子コンピュータならナンデモ一瞬で計算できる、というわけではない。これまでのコンピュータではすごく時間が掛かった問題の中に、量子コンピュータが得意な問題がチラホラある、ということです。また、量子コンピュータにも種類があって、特に実用に近いのは「最小値を探す」という問題に特化した装置。大流行りのdeep learningの学習プロセスもこの問題の一種です。が、まだしばらくの間は大規模な問題には手が出ません。問題をうまくモジュールに切り分けられる新しいソフトウェア技術の発明が必要でしょうね。一方、学習が終わったneural netを使うということに関しては、量子計算の出番はありません。
 量子コンピュータを使うとどんな公開鍵暗号も簡単に解読できちゃう、というわけでもない。量子計算でも解読できない暗号の研究が進んでいて、着々と成果が出ています。また、量子コンピュータならではの暗号として、量子暗号という、原理的に解読どころか盗聴や複製すらできない暗号通信が古くから知られています。量子暗号は別の種類の暗号(非公開鍵)の復号用鍵を受け渡すのにうってつけですけれども、そのためには、送信側・受信側の量子コンピュータ同士を高品質の通信路で直結してやる必要がある。ある局所的なネットワークシステムの中でも、そのシステム全体で量子暗号の利点を生かし弱点を作らない、というのはなかなか容易なことではないでしょう。だから、量子暗号を使って自宅からサーバに鍵を送る、ということは、ちょっとリアリティがないんじゃなかろうか。
 一方、インターネットという技術の特徴は、ネットワーク全体が現在どう繋がっているのか、ということを全く知らなくても(どこかで繋がっていさえすれば)通信が繋がる、という点にあります。これと量子コンピュータとの間にさしたる関係はありません。ただし、ネットワークの効率を最大限に活かすために通信のトラフィックを最適化する、という「最小化」の問題が考えられます。(もっとも、くだらんビデオを今すぐ見たい、などというワガママのためにそこまでやるか、というのは疑問ですが。)

 以上勘案しますと、

> インターネット空間はどのようになると推測しますか??

あんまり変わらない。
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データセンターの液体窒素使用量が増える

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フルダイブが可能になるかも知れません。



そうなると、ソードアートオンライン
が現実の物となるかもしれません。




フルダイブとは、仮想現実と五感を接続することで、
映像や音声を感じるだけでなく、
意識全体が仮想世界に入り込める、
とされる概念です。

実は現実世界でも研究が進んでおり、
Googleのレイ・カーツワイルは2030年には
フルダイブ技術が確立するのでは、と予測しています。
「量子コンピューターが主流になると、」の回答画像6
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悪意あるページが、動的に削除、オフラインにされると思います。

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量子コンピュータは単なる計算装置です。

インターネットは単なる伝送技術です。ですから量子コンピュータが発達したからと言ってインターネットが劇的にかわるものではありません。

インターネットの基本技術は1970年代に開発されています。当時のコンピュータはメインメモリがKB、データ入力はパンチカードの時代です。画面で入力などできなかったのですよ。

いまではコンピュータは桁違いとなっていますよね。だからといってインターネットが劇的にかわっているわけではありません。

もちろんネットの高速化はもっと進むでしょうが、量子コンピュータとは別の話になると思いますよ。
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量子コンピューターが主流になると、インターネット空間は大きな変化を経験する可能性があります。

以下にいくつかの推測を示しますが、将来のテクノロジーの進展や社会の変化によって予想が変わる可能性もあることをご了承ください。

暗号化とセキュリティの向上: 量子コンピューターは従来の暗号化方式を容易に解読できる可能性があるため、新たな暗号技術の開発が求められるでしょう。量子暗号通信や量子鍵配送など、量子技術を利用したセキュアな通信手段が普及することが予想されます。

高速な情報処理と通信: 量子コンピューターは膨大な計算能力を持ち、複雑な問題を高速に解決できると期待されています。これにより、大規模なデータ処理や高速な通信が可能となり、インターネットのパフォーマンスや応答性が向上することが予想されます。

量子インターネットの発展: 量子コンピューターと量子通信の組み合わせにより、量子インターネットが構築される可能性があります。量子情報の高速かつ安全な伝送が実現し、遠隔地間での量子通信が一般化することが予想されます。

仮想現実や拡張現実の進化: 量子コンピューターの高速計算能力を活用した仮想現実や拡張現実のリアルタイムレンダリングやシミュレーションが可能になると予想されます。より没入感のある仮想空間や臨場感のある拡張現実体験が提供されることが期待されます。

以上は予想の一例であり、具体的な将来像はまだ明確ではありません。しかし、量子コンピューターの発展は情報技術や通信分野に大きな影響を与える可能性があり、新たな技術やサービスの出現が期待されるでしょう。
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量子コンピューターの特長は、処理の高速化です。


つまり、単位時間に扱える情報量の増加になります。

インターネットは、その情報の通信網です。
情報処理速度が高まれば、
通信網の高速化(広帯域化)も同様に応じなければなりません。
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