アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

新幹線に関する質問です。
東北新幹線の小山・新青森間にて最高営業速度を340㌔毎時へと引き上げたならば、東京・新青森間の所要時間はどの程度までに短縮となりそうでしょうか?(3時間足らずになるのだろうか…)
なお、盛岡以北の整備新幹線云々の前提は抜きとします(クズな役所の理屈は胸糞でしかない)。

340㌔毎時という数値は、ファステック360Sの「騒音規制に引っかからない範囲での限界速度」に基づいています。

A 回答 (1件)

こんばんは。



現時点の最速達列車「はやぶさ13号」で、東京駅~新青森駅の間を2時間58分で結んでいます。
(「こまち」を併結しない列車なので、もし分割併合があると3時間越えます)

▪️現在行っている盛岡駅以北の区間での最高速度向上工事(時速320キロ化)。

完成すると盛岡駅以北でも時速320キロ運転を行う予定なので、更に約5分時間短縮します。

>340㌔毎時という数値は、ファステック360Sの「騒音規制に引っかからない範囲での限界速度」に基づいています。

大事な事なのですが、旅客が乗っていない試験車両で時速340キロでいけたから、量産車でもいけるという簡単な話ではありません。

クルマに個体差があります。
試験車両で騒音測定した時は、なるだけ低いデシベル値出したいので車輪のフラットを無くしておくとか、パンタグラフのシューの厚みを整えておくとか、測定地点では力行しないとか、そういう裏技を使っているのですが、実際の営業運転はそうはいきません。
車体形状とて、速度向上には最善でも、営業上最善という訳でもありません。

測定方も、上り及び下りの列車を合わせて、連続して通過する20本の列車の最大騒音値を測定し、そのうちの上位半数の値を平均化したモノでして、試験走行でかつ、騒音測定を踏まえた運転操作を行っている「ファステック360」1本通過したところで、参考データでしかないのです。

ファステック360で時速340キロでも騒音規制を下回ったから、営業運転でも時速340キロでいけると思うのは、些か早合点です。少し危険なデータの捉え方担ってしまいますね。

実際のところ、時速320キロ運転から時速340キロ運転に速度向上したところで、短縮する所要時間は5分程度でしょう。

先に書いた「はやぶさ13号」ですが、停車駅を極力絞り、「こまち」をくっつけずに作った所要時間です。

停車駅を絞ると言うことは、途中駅からは乗車できずに乗車効率は低くなってしまいます。
また、すべての「はやぶさ」において、速達性向上を理由に「こまち」をくっつけないとはいきません。

実際に工事が終わって、ダイヤを引いて停車駅を割り振ってになるのですが、5分程度しか変わらないと認識すれば宜しいかと思います。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A