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50年前の局用アイドラ式レコードプレイヤーを使っています。
ガラードやEMTと業務用として構造は同じです。メーカーは日本電気音響(DENONの前身)
で交換部品などありません。(ガラードは交換部品が未だに売られていますが)
レコードプレイヤーのゴム製アイドラーが経年劣化(弾力性が失われ)
モーター軸プーリーの回転をターンテーブルへ伝える役割なのですが
ゴムの硬化が原因でスリップするようになりました。(音がぐらつき波を打つ)
ここで問題解決になるかとアイドラーの円周にヤスリを掛けてスリップし難くした場合
正円に見えるアイドラーが正確な正円ではなくなる可能性は考えられますが
この場合アイドラーには正確な正円が求められるのでしょうか?
つまり厳格な正円でないとワウフラッター、回転ムラが出るものでしょうか
どなたかアイドラ式レコードプレイヤーの構造、メンテに詳しい方がいらっしゃいましたらご教授いただきたく思います。
下記のような解釈、説明もありますが・・・

※アイドラーの役目はプーリーの回転をプラッターに伝える事で、一番重要なのはスリップしないと言う事です。回転速度の正確さは殆どプーリーに責任があり、アイドラーは多少の歪みがあってもアイドラーをプーリーとプラッターに押しつけるためのスプリングのおかげでアイドラー自体は自由に動くことができるので歪み成分も自動的に吸収されます。このスプリングの働きは大変素晴らしくアイドラーに弾力の必要性は殆どありません。

「50年前のレコードプレイヤーのアイドラー」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • やはり、そうなりますね。実は35年前購入時にM精機社製糸ドライブ砲金ターンテーブルを購入しましたが音象の輪郭とかピアノのタッチの立ち上がりとかをEMTやガラードのアイドラー式と比較したところ軍配はアイドラー式でした。目から鱗が落ちる程に・・・。D社DPー6000等というダイレクトドライブ式も、M社製のその方式も持っているのですが、ガラードやEMTが今でも広く使われているのはそれなりの理由はあるように思います。国産ではコロンビアなどが国産局用として製造していましたので私が使っているのはその当時の局用の払い下げ品です。分解掃除、注油、グリス交換、ダンパーの交換などメンテナスは自分でやっています。捨てがたいのです。ガラードが人気なのが頷けます。
    交換部品がまだ買えるのですから。旋盤を買うか、ヴィンテージオーデオ修復専門に依頼するしかないようですね。ご意見ありがとうございました。

    「50年前のレコードプレイヤーのアイドラー」の補足画像1
    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/06/18 00:19
  • 本来はアイドラーは3個です。つまり33.45.78用の3つですが、使うのは33だけですので
    車タイヤのローテーションのように入れ替えて使っていましたが、モーターの熱がプーリーをからアイドラーのゴムへと伝わり使ってところから劣化は進んだようで、残ったのが一つです。いよいよ修復が必要になりました。写真でも分かると思いますが、モーターに着いている真鍮のプーリーも33回転は摩耗し細くなり旋盤を持っている人に45回転部分を研磨してもらい33回転に落として使ってるという状況です。いろいろ工夫しています。

      補足日時:2024/06/18 00:30
  • アイドラーのゴム劣化で悩み始めた10年前、ヴィンテージオーデオのメンテしますというオーデオ店のHPにアイドラーに必要な一つにゴム全体の弾性が数字で書いてありました。
    こういう局用プレイヤーはトルクの大きいモーターが使われているので、それらのゴロ音が
    アイドラーの弾性が失われるとターンテーブルへ伝わる。ので弾性のある新しいゴムと交換すれは
    SN比が向上し、スッキリした音になります。という広告を覚えています。
    糸ドライブ式はモーターのゴロ音を遠ざける目的でもあったのだろうと思いますが、それによって失われたものもあったのではと感じたことはあります。
    構造的理屈で言うほどアイドラ式がモーターのゴロ音を拾っているかというと、不思議とそうでも無いのです。
    ターンテーブルシートとして2㎏の銅板を好んで使っていますが、これだと選択肢もアイドラ式になってしまいます。

      補足日時:2024/06/18 01:01

A 回答 (7件)

Oリングの貼り付けについて。



コニシ速乾ボンドG103で良いと思います。
材質はニトリロゴムで、欠点は耐寒性ですが、逆にモーターの熱には耐えると思います。作業時のトルエン臭がキツイです。
工業用ですが、チューブ入りがネットで購入できます。
粘度が低く使い勝手が悪いのでご注意ください。

先にOリングを掛けておいてから、シリンジで供給するのが良いでしょう。

有名なボンドG17やスリーボンドのTB15Aというのもありますが、常温用です。
材質がクロロプレンゴムで塩素を含んでいるので、熱によって分解し、機器を腐食させることが懸念されます。
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この回答へのお礼

丁寧なご意見ありがとうございました。
やってみたいと思います。

お礼日時:2024/06/19 01:32

ダイレクトドライブのターンテーブルが故障して裏蓋を開けると、電子基板のかたまりに唖然としますが、今回のターンテーブルの中身を見て、たったこれだけで同等の性能を出せるんだと思うと、如何に技術を突き詰めて到達したかという、努力の結晶(ノウハウのかたまり)のように見えてきます。



これに抗うためには電子制御を注ぎ込むしか無かったのかと、そのすごさに驚くばかりです。
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モーターのゴロ音の正体は、コギングですね。


今は、ブラシレスDCモーターを使って電子制御するので、供給電流の波形を制御して打ち消すことが出来ますが、昔のシンクロナスモーターはカクカクの回り方しかできません。

このトルク変動の影響を弱めるには、高速回転するしかなく、径の小さいキャプスタンから、どうやって動力を伝えるか、先人たちの努力が歴史ある名器から垣間見えて奥深いと思います。

手軽な電子制御ではなく、慣性重量を増したり、動力伝達媒体の弾性を使ったり、原理原則に基づき対策している点が素晴らしいと思います。

ダイレクトドライブのような低速回転は、電子制御でコギングを消すことができたから実現できる姿ですが、それが唯一の解とは思えなくなるお話でした。

私は技術者ですが、何でも電子制御で解決する近ごろの安易な対症療法的設計について、色々と考えさせられるお話を聞かせて頂き、感謝しております。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。
団塊の世代でモノからステレオ、立体音響、CD、デジタルと
次から次と目まぐるしい変遷を経験、振り回されてきた世代です。
それと売り手側はスペックのマジック、まやかしみたいな・・・
40年経って消えた筈のアナログレコードが再び・・(これは消費者側から起きたムーブメントですが)メーカーはちゃっかり便乗、数万円台でレコードプレイヤーがアンプまで付いて・・。本当にレコードの音の良さが聴けるのか、懐疑的に思えます。モノの最後、(ステレオになる前)のレコード再生音は完成されていたと、今でも思っています。現在のレコードブームでアナログに関心を持っている若者が溢れているなら、そういう人達に聴かせてあげたいですね。kamiyasiro様ならご存じでしょう。結局私の選択、手元に残った最も音楽を聴くのに適切で最も優れた装置は1950年放送局で使われていたモノラル。カートリッジからスピーカーまでです。ドイツ製は今でも部品が買えますが、日本製は・・苦労しています。 勿論技術の進歩の恩恵は受けて活用もさせてもらっています。メーカー、技術者の方には感謝しております。40年前30歳の私に今のレコード再生装置を作ってくれた方は細々とオーデオショップを営んでいましたが、組立に使っていた部品、カートリッジ以外は全て局用払い下げの中古品でした。あそこは宝の山だと・・・。民生用と違って上質な物ばかり。そして私に見栄えは悪いけど、これなら一生使える筈、といいましたが、そしてこれ以上のいい音のするステレオなんて出てこないから買い換えるなんて迷うこともなく音楽を聴くことに専念出来ます。と本当でした。
その人も20年前に他界、相談相手を失いました。亡くなる前の話が・・真空管やコンデンサーはある程度寿命があるけど、交換は簡単で部品も問題はない、問題はプレイヤー、特にゴムを使ったパーツは難儀するだろうけど、
この日本だったら、探せば町工場のどこかに修理出来る人は見つかりますよ。・・・でした。

お礼日時:2024/06/20 04:39

モリワイパー。

800円位。
その昔、NHK前橋で、レコード回しをしていた時のターンテーブルは、テクニクスのフロア型で、カートリッジはDL103、スピーカーは2S305でしたが、普通の音でしたね。
「50年前のレコードプレイヤーのアイドラー」の回答画像5
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この回答へのお礼

あれこれ考えてみたなかにこれを思い出しました。
使えないかと・・・・お名前記憶しています。
ありがとうございました。

お礼日時:2024/06/19 01:31

寸法の合うOリングを探して、ゴム系接着剤で接着するというのはいかがですか?



アイドラーは完璧な正円でなくても良いです。また、アイドラーの直径が変わっても良いです。
キャプスタンの周速がターンテーブルの内側に伝われば、それで良いからです。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。DIYの店には様々なゴムの輪、Oリングがありますので一度試してみたいと思います。
以前車のワイパーで硬化したゴムに塗布する半練りのゴム(合成ゴムだったかも知れません)が補修用として カー用品売り場で見かけた事があり
ふと思い出して使えないかと店に行ってみましたが、今では無いようでした。

お礼日時:2024/06/18 00:40

> つまり厳格な正円でないとワウフラッター、回転ムラが出るものでしょうか



そもそも経年劣化で弾力性が失われていると言う事ですから、硬化して居ると言う事でも
有るので、スプリングだけでは少々の歪みも吸収されませんから回転ムラは出るでしょうね。
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>アイドラーの円周にヤスリを掛けてスリップし難くした場合


あなたの技量にも寄りますが、手でヤスリをかけたら真円でなくなるのでワウフラの原因になります。 旋盤かなんかでやるならいいですけどね。

20年くらい前に 同じ事例があって その時は アイドラのゴムを撤去して、自動車の古タイヤの再生業者に頼み込んで、タイヤの傷を埋める溶けたゴムを放出するガンでゴムを盛ってもらい、旋盤屋に持ち込んで旋盤の主軸に付けて回転させながら、手持ちのグラインダーで削って整形しました。

でもねえ、今なら ベルトやアイドラーを使わない ダイレクトドライブのレコードプレーヤーにするのがいいでしょう。
私は  ダイレクトドライブのレコードプレーヤー を持ってます。
この回答への補足あり
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