火葬の際に、遺体と棺ごと火葬炉に入れますが、なぜ骨が最後に残るのでしょうか？ 骨が残るように内部を見

火葬の際に、遺体と棺ごと火葬炉に入れますが、なぜ骨が最後に残るのでしょうか？
骨が残るように内部を見ながら火葬するとは言え、棺は完全に姿がなくなるのなら骨も消えると思うのですが。

もちろん火葬に一緒にいれる品も全て形跡がありません。

皮膚の中にあるからですか？

No.5 ベストアンサー 回答者： kantansi 回答日時： 2024/07/06 14:04

火葬によって骨が最後に残る理由は、いくつかの要因によります。

　日本は遺骨をお墓に納骨すると言う習慣があるので、火葬方法は欧米と異なり、遺骨が完全に灰にならないよう、処理を続けることで骨を残すようなっています。　

骨の構成: 骨は60％が無機物（リン酸カルシウムなど）で、残り40％が有機物（コラーゲンタンパクなど）で構成されています。　コラーゲンは骨の中で臓器をつなぐ接着剤の役割を果たしています。　火葬の際、無機物は燃えませんが、有機物は燃えます。　その結果、骨は形は残るものの、もろく砕けやすくなります。

高齢や骨密度の影響: 　加齢に伴い、骨はもろくなり、密度が低下します。また、長期の入院や安静は骨を弱くします。　運動不足の状態で横になっていると、使われていない筋肉や骨が衰えてしまいます。　これはエネルギー節約のためです。もろくなっている状態だと、火葬後に原型をとどめていない可能性が高いです。

したがって、火葬後に残る遺骨は、無機物と有機物の組成により形を保ちつつももろくなっているためです。　火葬後の遺骨は、一般的には砕かれて灰の状態になります。　火葬場で丁寧に取り扱われ、ご遺骨を尊重しています。　火葬に一緒にいれる品も金属や鉱石などは残ります。

この回答へのお礼

みなさん、ありがとうございました。
骨って一番最後に残るものなんですね。
勉強になりました。

お礼日時：2024/07/08 19:31

No.8 回答者： MEE-chan_HA-chan 回答日時： 2024/07/08 13:53

いろいろと回答も出ていますけど、

ものすごくシンプルに考えてみましょう

加熱した時に姿が消えるものと姿が残るものがある。
姿が消える(ように見える)ためには、
学校で習ったあることが起きているかどうかがカギになります。
①化学変化によって別の物質(多くは気体)に変化した。
②状態変化によって個体が気体に変化した。
つまり形跡が残っていないものは全て、
この①か②が起きたということなんです。
逆に骨が残るのは、そのどちらも起こらなかった。
この違いでしかないということなんです。

ご遺体をこんな科学的な物体として考えるのは、
とても不謹慎な気もしますけど…
皮膚や筋肉などは有機物ですよね。
有機物は基本的に水と炭素でできています。
水は②の状態変化により気体になってしまいます。
その温度は１００℃ですよね。
火葬されればその１００℃の熱を受けることは容易です。
炭素の沸点は４８００℃と極めて高いので、
炭素に②を起こすのは容易ではありません。
しかし①を起こすのであれば簡単です。
炭素の酸化つまり二酸化炭素(気体)を生成する温度は、
９５０℃程度ですので、炭素に①を起こすのは、
火葬炉の火の熱量でも十分に可能だということです。

では骨、主にカルシウムについて考えます。
カルシウム自体の沸点で考えると１５００℃程度ですし、
融点を考えると、８５０℃程度となってしまいます。
しかしリンとカルシウムの結合によって、
より沸点の高い物資になっており、混合物次第ですが、
おそらく沸点は１６００℃を超えます。
まず骨に対して②を起こすには火葬炉の熱量では、
沸点に到達できないということになります。
酸素中で加熱するので、カルシウムの燃焼が起こり、
①によって酸化カルシウムに変化し、
ボロボロに崩れてしまうかも…
なんてことも考えられそうなのですが、
酸化カルシウムを生成するためには、
一度炭酸カルシウムを生成しなければなりませんし、
生成温度も２５００℃近くになります。
それこそ無理ですよね。
つまり、火葬炉の中の骨には、
①も②も起こらないので、気体のような
別の姿が変わることがない。ということなんです。

No.7 回答者： tanzou2 回答日時： 2024/07/07 08:18

骨はカルシウムで燃えにくい

からです。

No.6 回答者： ir-y 回答日時： 2024/07/06 14:06

火葬炉の温度は、ダイオキシンなど有害物質が発生しにくい800度-1200度ときめられています。

温度が高いほど火葬時間は短縮できますが、遺骨を綺麗に残すためには最適な温度で火葬する必要があります。

No.4 回答者： 僕イケメン 回答日時： 2024/07/06 12:58

骨は焼失しにくいからです。

小学生でも分かります。

No.3 回答者： satoumasaru 回答日時： 2024/07/06 12:56

同様の質問がYahoo知恵袋にでていました。

理由ははっきりしています。骨の主成分であるリン酸カルシウムの融点は、1670℃でこの温度以下では燃焼しません。木や肉は数百度で燃焼します。

詳細は下記の回答者の説明をご覧下さい。専門家だけあって非常に丁寧に詳しく書かれています。

火葬した時、骨が焼けないのはどうしてですか？（Yahoo知恵袋）
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …

No.2 回答者： けこい 回答日時： 2024/07/06 12:24

金属は残りますよ

一緒に出てきますが、事前に取り除いてくれてある時もあります
上手に焼いてくれるよう、機械がそうなっているからでしょうね

No.1 回答者： ひろし3 回答日時： 2024/07/06 11:55

骨は、ミネラルでできているからです。

火葬の温度では、骨は燃えません。骨が燃えない様に、温度管理されているからです。尚、骨が焦げる事はあります。