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杜鵑血に啼いて・・の、「血に啼く」とはどういう意味なのか教えて下さい。
例えば城野静軒の漢詩「舟中聞子規」に「杜鵑啼血」とあり、解説書の一部には「血を吐くように啼く」のような説明があります。杜鵑(ホトトギス)の鳴き声について、百科事典などで調べると(通常のときは)「血を吐く」ような鳴き声はしないように思えます。すると、杜鵑が「飛ぶとき」に「血を吐く」ような鳴き声をするのでしょうか。杜鵑の口内が赤いから血を吐くように見えるのではないかとも聞いたことがあります。

A 回答 (2件)

ホトトギスの雄は昼夜となく鋭い声で鳴き続け、その声がまるで血を吐いているように聞こえるので、この言葉が生まれた」と思われます。



ホトトギスの鳴き声は極めて顕著で「てっぺんかけたか」と聞こえます。
そして、そのように鳴くときは口の中が真っ赤に見え、「八千八声鳴いて血を吐く」とか「啼いて血を吐くホトトギス」という言葉で表現されることがあることに由来して付けたのだそうです。
正岡子規は結核にかかり本当に血を吐いたので自虐的に
ホトトギスの当て字の一つ「子規」とつけたことは
有名ですね。

下記も参考にどうぞ。

実際血を吐くことはないようですが口が真っ赤であること
と泣き声がとても鋭く血を吐いてもおかしくないくらい甲高い泣き声だからではないでしょうか。

参考URL:http://www.interq.or.jp/sun/freetime/130hana/hot …
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この回答へのお礼

結局は、「血に啼いて」というのは、「甲高い鳴き声」、「口が真っ赤」、「その両方」・・というところでしょうか。いくつかの漢詩を見るにつけても、老齢の私にはどうも「慣例用語」として、「慣例的に」、あまり深く考えずに使っているのではないかと勘繰ることもあります。参考URLも見ました。有難うございました。

お礼日時:2005/05/14 20:21

『平凡社世界大百科事典』より


ホトトギスは、キョッキョ,キョキョキョ”と鋭い大きな声で鳴き,この声は“テッペンカケタカ”とか“特許許可局”とも聞こえる。初夏を告げる鳥としてよく知られ,昔から短歌や俳句によく詠まれている。
 ホトトギスは季節の節目を告げる〈四手の田長〉としてその初音が待たれる一方,俗に〈一日に八千八声〉という昼夜をおかぬその鳴声が陰気で悲痛に聞こえるというので,〈死出の田長〉であるとも考えられた。ホトトギスを〈魂迎え鳥〉とか〈冥土の鳥〉とか呼んで,霊界との関係が深い鳥とみなす例は多い。また,ホトトギスの鳴声をまねるのは禁じられ,これを犯すと吐血して死ぬとかいわれた。

というわけで、口の中が赤いという説(鳴いている小鳥の口の中が見えるのかも疑問)はあと知恵というか俗説で、泣き声の特徴からということのようです。
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この回答へのお礼

「夜に鳴く」ホトトギスの声を詠じる漢詩もあるところから、口の赤さよりも鳴き声を「血に啼く」としているようにも感じられました。残念ながら私は鳴き声を聞いたことがありませんので一度聞いてみたいと思っております。ご回答有難うございました

お礼日時:2005/05/14 20:36

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