ワードの段落番号と文字の隙間について（Office365） ワードで段落番号を付け、そのあとの文字と

ワードの段落番号と文字の隙間について（Office365）

ワードで段落番号を付け、そのあとの文字との間隔を調整したい時、
右クリック→「リストインデントの調整」から調整できる場合と、「段落」→最初の行→ぶら下げ」から調整できる場合（添付写真）と、2種類あるようですが、どう違うのでしょうか。
いつも分からず、出来る方を模索しながら作業しており時間がかかります。
詳しい方、ご教示お願い致します。

No.1 回答者： enunokokoro 回答日時： 2025/05/26 10:21

基本的なことを理解していないと、それぞれの使い分け及び設定が

できないかと思います。
Wordではスタイルが基準になっており、レイアウトなどの配置や
書式などの個々の指定をすることで全体の設定をしています。
（スタイルについては、今回は説明しません）

基本スタイルの一つである段落書式に段落番号や配置などがあり、
その設定の一部にはインデントやぶら下げなどの配置があります。
段落書式のインデントは、左インデントの位置を基準に1行目への
字下げや2行目以降のぶら下げの位置を指定します。

画像のように、左インデントが0字でぶら下げを3mmとした場合、
左インデントは左余白の位置から0字(0ｍｍ)の位置から配置され、
2行目以降は3mm下がった位置からぶら下げることになります。
このとき、左インデントの位置を1字で指定したとすると、余白の
位置から1字分下がった状態になり、2行目以降は1字+３ｍｍでの
位置からぶら下がった設定になります。
これにより、左インデントを下げた場合は、この位置+ぶら下げの
値で常に一定の相互関係にとなります。

段落番号などでの[リストインデントの調整]や、各レベルに応じた
アウトラインにおける定義としての[インデント]は、左余白からの
位置と関連するものですが、左インデントの位置+ぶら下げの位置
の合計としての絶対値なので、相対的なぶら下げとは少し違って、
左インデントと関連する[番号の配置]の値を変更しても2行目への
[インデント]の位置は常に一定になっています。
逆に言えば、[インデント]－[番号の配置]＝ぶら下げ又は字下げの
値となるということです。
（計算結果が正ならぶら下げ、負なら字下げとなります）

リストとしての全体への変更ならば、[リストインデントの調整]で
上記の説明内容を理解したうえで設定します。
段落番号のある段落に対して、個別の段落としてのぶら下げなどを
指定したい場合は、（このような設定はあまりないが）段落として
ぶら下げインデントなどを設定することも可能です。
（添付画像のように、一つの段落番号のみ変更することは可能）

この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。ワードを立ち上げ試してみます。(*^^*)

お礼日時：2025/05/26 12:44