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こんにちは。
先日、初めてカプサイシンとイソフラボンを
同時に取ると発毛効果があると知ったのですが、
カプサイシンを摂取しても髪の毛に悪くないのでしょうか?
イソフラボンは良さそうですが、昔から辛いものは、
頭皮?に悪いと認識していて摂取は控えてきたのですが。
試しにやってみて脱毛が促進すると怖いので教えてください。よろしく御願いします!

A 回答 (1件)

髪の毛の専門家,理容師です。



まず,カプサイシンについてです。

カプサイシンの摂取は,限度を守れば大丈夫でしょう。
というのは,カプサイシンを摂取しますと,血管が拡張します。
かなり大量に摂取しますと,汗を掻きますよね?
あれは,血管が拡張したために,汗腺から汗が出やすくなったためなのです。
問題は,汗を掻くと言うことです。
汗は,尿と違い,体内に必要なものまで体外に出してしまいます。
そのため,身体に大切なミネラルなどが不足しやすくなってしまいます。
体内に吸収されている栄養のバランスが崩れてしまいますと,育毛に問題が出てしまいます。
ですから,発汗するかしないか,そのギリギリの量のカプサイシンを摂取するようにしなければならないと考えられます。
ですから,「限度の問題」なのですよ。

さて,今度はイソフラボンについてです。

イソフラボンとは,たぶん,大豆イソフラボンのことでしょう。
大豆イソフラボンは,エストロゲンという女性ホルモンの一種にたいへん酷似しています。
そのため,働きも酷似しています。
前髪と頭の天辺の髪の毛は,ある意味,女性ホルモン(エストロゲン)の影響を受けていると考えられますので,一見,良さそうに思えるでしょう。
しかし,O型脱毛症の直接的原因が「毛根の栄養失調」だとわかり,M型脱毛症の直接的原因が「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンの一種の働きによるものだとわかってきています。
ということは,O型脱毛症の改善には,大豆イソフラボンの関わりは薄いと考えられます。
M型脱毛症の改善には有効だろうと考える人も多いかもしれませんが,女性ホルモンが増加しますと,男性ホルモンも増加します。
つまり,女性ホルモンに酷似した大豆イソフラボンを摂取しますと,その分だけ,男性ホルモンが増加するのではないかと考えられるのです。(確か,基本的にはこうだったように思いますが,ちょっと自信がありません)
このとき,もし,テストステロンというジヒドロテストステロンの材料となる男性ホルモンの一種が増加しますと,それに併せて,ジヒドロテストステロンも同じ割合だけ増加すると考えられます。
また,この話を抜きに考えても,男性の場合,男性ホルモン対女性ホルモンの割合は「99:1」ですから,少しくらい女性ホルモンが増加しても,男性ホルモンの働きを邪魔することはありませんし,また,男性ホルモンと女性ホルモンの働きは,相反するものではありません。
ですから,大豆イソフラボンを一生懸命摂取しても,M型脱毛症に対して発毛作用があるとは考えられません。

たぶん,カプサイシンとイソフラボンを実際に一緒に摂取して,発毛した人がいるかもしれません。
しかし,この場合,発毛を促したのは,カプサイシンの働きだけだったのではないかと想像しています。
しかも,O型脱毛症の人に対してだけが有効だったのだと想像しています。

なお,カプサイシンを摂取すればいいと受け取るかもしれませんが,実際は,そうではありません。
摂り過ぎないにしても,体内の栄養状態が良好になっていませんと,その効果は発揮されないからです。
髪の毛を作る材料は,体内に吸収されている栄養ですからね。
血行が良好の人でも,栄養不足状態になっていますと,絶対と言っていいくらいに発毛することはありません。
食事内容も含め,「体内の栄養状態」を見直すことも大切になりますよ。
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