プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 つまらない質問で申し訳ありません。
 私は囲碁も将棋も、やり方を知っている程度ですが、
疑問に思ったことがあります。
 私は東京圏に住んでいますが、街を歩いていて、碁会所はよく見かけますが、将棋クラブ(将棋が指せる店)はそれより少ないような気がします。実際のところ、どうなんでしょうか。

A 回答 (5件)

私の感覚では将棋は少ないと思います。

最初に探した時に、苦労しましたので。
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おっしゃる通り、碁会所の方が将棋道場よりもかなり多いです。



全ての碁会所・将棋道場を網羅しているかはわかりませんが、ひとつの目安として、

日本全国碁会所案内に登録されている碁会所の数は、
全国2228(東京288)
http://www.j-go.co.jp/igo_world/gokaisho/gokaish …

全国将棋道場案内に登録されている将棋道場の数は、
全国437(東京48)
http://www.shogitown.com/dojo/top-d.html

碁会所は将棋道場のおよそ5倍もあるようです。


一方で、レジャー白書2002によると、囲碁・将棋人口(1年間で1回以上打った(指した)ことがある人の数)は、
囲碁:450万人に対して、将棋:1030万人で、囲碁人口は将棋人口の半分以下でした。
http://forum.nifty.com/ftheater/sp/kikaku/jinko1 …


では、なぜこのようなプレー人口と道場数が逆転しているのか?
以下、これまでの回答と重複する内容もありますし、
私(ちなみに、将棋は町道場初段くらい、囲碁はルールを知っている程度)の私見でしかありませんので、参考程度に考えていただきたいのですが、

(1)囲碁は、将棋に比べて中級以上の経験者が多い。
碁会所や将棋道場は初級者にとっては敷居が高く、これらの場所を利用する人の大半は中級者以上でしょう。

将棋は入門者にとって、最終目標(王将を詰ませる)や序中盤の駆け引き(駒を取ったり取られたり)がわかりやすく、とりあえず覚える分には囲碁に比べ容易と思われます。
用具の手軽さ(囲碁のセットよりも安価で、場所も取らない)もあり、子供のころに自然に遊びのひとつとして覚えた程度の人は、相当数いるのではないでしょうか?

一方の囲碁は最終目標が漠然としており、入門者には難解です。
ですから、囲碁を打つような人は、ある程度の年齢になってから、(なんとなくではなくて)その気になって勉強をして覚えた人が多く、将棋に比べ中級以上の人の割合が高いと考えられます。

また同様の理由で、年齢層も囲碁の方が高く、定年を過ぎ昼間から碁会所に浸れるような熱心な人が多い(あるいは若い人の方が他に多様な趣味を持っている?)ようなこともあるかもしれません。

(2)将棋の方がネット対局が充実している。
将棋倶楽部24(http://www.shogidojo.com)の存在は大きいです。
わざわざ道場まで行かなくても、無料で同レベルの人と道場感覚で対局できる環境は、将棋の方が勝っていると思われます。

(3)囲碁ファンの方が将棋ファンよりも高額所得者が多い。
以前に、囲碁・将棋の高段者(どちらもアマチュアの県代表~全国レベルの人)との雑談の中で、
「会社の重役さんなどに、囲碁の家庭教師でアルバイトができる。」
「将棋ファンは貧乏人ばかり(笑)で、そういう経験はない。」
といった話を聞いたことがあります。
まあ、これは酒の席での多少冗談交じりの会話ですが、似たようなことは別の場所でも聴いたことがあります。

それなりのお金を払ってでも打ちたいような人が多いというだけでなく、道場経営のスポンサーを得やすいといったこともあるでしょうか?


あるいは、「縁台将棋」という言葉(囲碁にはない)があるように、歴史的に将棋は庶民の生活の一部として溶け込んでいたのに対し、囲碁はちょっと構えたサロンのような場で打たれていた?といった背景も、もしかしたらあるかもしれません???
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この回答へのお礼

 詳しくお答えいただきまして、ありがとうございました。大変参考になります。

お礼日時:2005/07/07 19:03

>私は東京圏に住んでいますが、街を歩いていて、碁会所はよく見かけます>>が、将棋クラブ(将棋が指せる店)はそれより少ないような気がします。

実際のところ、どうなんでしょうか。

そのとおりです。また昔に比べて将棋クラブ(将棋が指せる店)の数もはるかにへっております。 これはひとつに娯楽の多様化によることの原因が多いものと思っております。

将棋クラブ24などネットがでてきてからはネットにより、愛好家にとって家庭の中に朝起きてから寝るまで将棋クラブ(将棋が指せる店)があることになり、わざわざ交通費と将棋クラブ代と交通時間をつかわないでもパンツ一丁でもできまた好きな時間に辞められ、さらに好敵手も見つけられ会話(チャット)がただでできるというのですからやめられません。

しかし人と人が対面して相手がくるしんでいるのを楽しむという最大の楽しみを味わえないのが唯一の欠点であるわけで、すべて完全というものでもありません。
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この回答へのお礼

 お答えいただきまして、ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/03 10:45

関東と関西では違うと思います。

関西は割りと将棋クラブも多いと聞きますが、、、。将棋は誰でもさせるから、わざわざクラブにいかなくても身近に相手がいるということだと思います。逆に囲碁は身近に相手がいないから会所が必要、と考えられます。#1さんのおっしゃるとおり、私も碁会所派からネット派に転向しました。碁会所の皆さん、ごめんなさい。
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この回答へのお礼

 お答えいただきまして、ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/03 10:44

たぶん、ゲームの性質によるんじゃないでしょうか。


将棋は王様を詰める訳だから、負けた場合ダメージが大きい。
囲碁は面積が大きい方が勝ちのゲームだから、最後まで行くとパッと見で勝負がわからない。数えて負けても、小差の負けだと惜しかったな~と思う。
つまり負けのダメージ度が違うから、高齢者になるほど将棋から囲碁に転向する人が多い。
囲碁を打つ人は、ほとんどの人が将棋は指せます。
将棋を指す人が囲碁を打てるとは限らない。

日本では、一般的に将棋を指せる人口の方が、囲碁を打つ人より多いとは思うけど、それはルールを知っている子供も含みますからね。

逆に年齢が高くなるほど囲碁の人口が多くなるんでしょうね。
そして、街の将棋クラブや囲碁クラブへ行くのは、当然ながら時間の余裕のある高齢者が多い。
それからすると、碁会所が多くなるのは当然の帰結でしょう。

しかし、ネット碁やネット将棋に食われ廃業が相次いで、碁会所や将棋クラブの経営は苦しいらしいです。
ネットでは、24時間いつでも家にいて、無料でできますからね。
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この回答へのお礼

 お答えいただきまして、ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/03 10:44

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