電子書籍の厳選無料作品が豊富!

今朝受信したメールの発信者は何と私のアカウント名でした。中身は売春勧誘の迷惑メールです。
他人のメールアドレスを使って勝手にメールが送信されているとしたら大問題です。商売してますので営業妨害にもなります。
プロバイダーに電話してみましたら、アトランダムにアドレスを探し、生きてるアカウント名を探し出したらそのアカウント名で送信できるソフトが売買されていて今問題になっているとのことでした。
そのソフトは私のアカウントから私宛というように一対一が普通のようですとのことでしたが、それならばすぐ気がつくので捨てればいいのですが、問題は不特定多数にばらまかれることです。
しかし今のところ、「絶対に多数の宛先に送れない」という確証はないとのことでした。
他人になりすまして色々なことができるとなればメールは安心して使用できなくなりますし、大変なことだと思いますが、これは一体どうなっているのでしょうか。
他のプロバイダーも同じく悩んでいますとのことでしたので、プロバイダーを変えても解決できないとすれば、心配です。
どのような解決策があるのか、あるいはないのか、どなたか今の段階での最善策を教えてください。

A 回答 (4件)

まず、大前提として知っていていただきたいのですが、電子メールの配送システムにおいて「送信者」(つまりメールを差し出した人)の情報はすべて「自称」です。

よって、誰でも好きなように名乗れます。ニックネームであっても自由だし、全く架空の名前・メールアドレスでもいいし、実在する第三者の名前・メールアドレスでも良いのです。
考えてみれば現実の郵便だってそうですね?私が質問者さんに封筒を送るときに、封筒の表書きを間違えるとその郵便物は質問者さんには着きません。よって正しく書かなければいけませんが、裏書きは何でもOKです。私が「木村拓哉」と書いても、それをチェックして「嘘ついちゃダメ」という人は誰もいないわけです。郵便局員も、そのまま質問者さんにその封筒を届けることでしょう。

まずそこを理解していただいたら次です。この迷惑メールを発送した人は地球のどこかにいるはずですが、その人が何をしたのか、です。
私が想像するに、こんなところでしょう。

(1)迷惑メールを送る対象のメールアドレスを収集する。名簿業者から買ったのかもしれませんし、インターネット上の掲示板などから投稿者のメールアドレスを拾ってきたのかもしれません。質問者さんのメールアドレスも、多くのターゲットの中の一つに選ばれました。
(2)迷惑メール業者は、迷惑メールの宛先にターゲットの中の一人のメールアドレスを書き、送信者の欄にも同じメールアドレスを書きます。それを全員分繰り返します。
(3)すると、ターゲットとして選ばれた全員に、あたかも自分から送られてきたようなメールが(しかも内容は迷惑メール)届くという訳です。

このプロセスが、たぶんプロバイダの人が「私のアカウントから私宛というように一対一」と言っている部分だと思います。よって、本当にこうだとしたら、質問者さんのメールアドレスが差出人になっているメールは質問者さんにしか届いていません。

何故こんなことをするかといえば、受け取った人にショックを与えたいから、です。もしそのメールの差出人欄が、他の迷惑メール同様、適当に作ったYahoo!やHotmailのメールアドレスだったとしたら、たぶん質問者さんはそのメールを読みもせず捨てませんでしたか?しかし、差出人欄に質問者さんのメールアドレスを書くことで、質問者さんは思わずぎょっとしてそのメールを読んでしまったはずです。しかも何度も。違います?
というわけで、そのメールを疑ってしまって何度も読んだ段階で、質問者さんは業者の術中にはまってしまった、というわけですね。業者はそのメールを読んでもらいたかったのだから、もし質問者さんがつい読んでしまったのだとしたら、彼らのもくろみは当たった、ということになります。

また、プロバイダの人が「絶対に多数の宛先に送れない」という確証がないと言っているように、もしかすると質問者さんのメールアドレスで多数の人に迷惑メールをばらまいたのかもしれません。が、上記のような理由でこの業者は差出人欄=宛先欄というトリックを仕掛けたのだとすれば、たぶん、今回迷惑メールをばらまかれた数万人?のターゲットは、それぞれが自分からのメールをもらったのだと思います。なぜなら、質問者さんのことを知らない誰かに、質問者さんのメールアドレスから迷惑メールが届いても、おかしいと思ったりぎょっとしたりすることなく「見知らぬ人から迷惑メールか…」とおもって捨てられてしまいますよね?


> 他人になりすまして色々なことができるとなればメールは安心して使用できなくなりますし、大変なことだと思いますが、これは一体どうなっているのでしょうか。

先ほども言ったとおり、それは現実の郵便も同じです。極論をすれば電話だって詐称することは簡単です(オレオレ詐欺は、あたかも息子が交通事故を起こしてしまったように電話で老人を騙す手法でした)。結局のところ、同じことが電子メールでも可能だ、というだけで、特に電子メールだけが危険ということはありません。オレオレ詐欺に騙されないよう注意する必要があるのと同様に、メールについても騙されないように注意する必要がある、ということです。

現在の電子メールシステムは、元々は大学の研究者が研究について意見を交換するなどの学術用途で開発されたもので、そこには迷惑メールというものもありませんでしたし、第三者を騙ってメールを送るという危険もなかったのです。よって、郵便や電話と同じ程度のセキュリティしか電子メールには存在しません。
今後、電子メールのセキュリティを向上させるために、日本を含め全世界のインターネット・エンジニアが努力を行っていますが、インターネットの世界は強力な統治者がいませんから、ある日、今の電子メールを廃止して新しいシステムの電子メールを採用する、などの圧力をかけることはできず、今の電子メールに影響を与えないよう、徐々にしか改善を行うことが出来ないのです。


> どのような解決策があるのか、あるいはないのか、どなたか今の段階での最善策を教えてください。

電子メールをあまり信用しないでください。時にはウィルスもやってきますし、架空請求詐欺も現実にあります。おかしいなとおもったら電話やその他の通信手段で確認を取ること、自分から届いたメールであっても、読まずに捨てることです。

この件では、質問者さんに出来ることはほとんどありません。問題の根源は電子メールシステムの欠陥があるということですので、日本のエンジニアも世界のエンジニアと協力し、電子メールシステムの改善に鋭意努力しています。もうしばらくお待ちください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

sinobuさん、ほんとうに親切なご回答ありがとうございました。よく理解できました。「差出人欄=宛先欄というトリック」というくだりで安心できました。
それにしてもメールの仕組みから、運用面までほんとうによくご存知で、しかも分かりやすくご説明していただき心から感謝申し上げます。

お礼日時:2005/07/08 14:43

> どのような解決策があるのか、あるいはないのか、どなたか今の段階での最善策を教えてください。



おそらく、他人のアドレスでの大量送信は、行われないでしょう。でたらめに作ったアドレスが偶然一致すると言うことはあるかもしれませんが。

その理由は、スパム(迷惑メール)送信者は、巧妙に隠していたとしても、捜査のメスが入れば、多くの場合特定は可能です。
ただし、あまりにも悪質でない場合、捜査の手間やコストの関係で、ある程度目をつぶられているところもあるでしょう。
しかし、第三者のメールアドレスを語って、スパムを送信した場合、「あまりにも悪質」の部類に入るおそれがあります。業者としても、そんな危ない橋を渡りたくないので、そのようなことはしないはずです。
そう言う業者は嫌がらせをしたいのでなく、お金を儲けたいだけです。危ないだけで、儲からないことはしません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

YSWさん、ありがとうございました。
心が落ち着いてきました。
今回は「ヒヤカシ」のようなものだったと思い、己の仕事に専念したいと思います。
感謝致します。

お礼日時:2005/07/08 14:58

僕のところにも、自分で出したように出ているメールが来たことがあります。


それで間違って、自分のアドレスを削除対象にして、後で気づいて訂正したことがあります。
ですから、他にも、おそらく自分のアドレスで、スパムメールが来ていると思います。

それでですね、そのようなメールが本当はどこから来ているのか、
確認する方法としては、次のアドレスの説明を見るとおおよそのことがわかります。

迷惑メール(spam)撲滅私的調査会  spam対応初心者用メールヘッダ解析講座
http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/spam/jiexihe …

OutlookExplessを使っている場合には有効なのですが、
メールを選択して、右クリックして、プロパティ→詳細を見ると、メールがどこを経由したのかわかります。
その経由地の見方を書いていますので、参考に見てください。

それで、日本国内のメールサーバでしたら、そのようなメールについて、対処する窓口が設置されています。
その窓口に連絡して、対処してもらった方がよいでしょう。

この手のメールについては、送りつけている業者が使っているメールサーバに対処を依頼するか
こちらがメールアドレスを変えるかの2つの方法しか無いと思います。

商売をやっていて、信用にも関わることだと思いますが、変に妥協してはいけません。
ともかく、自分で出来る対処方法を採りましょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

対策ホームページまで教えていただいてありがとうございます。今後なにかしつこいことがあったときなどに参考にさせていただきます。
プリントアウトして大事にしまっておきます。
御礼申し上げます。

お礼日時:2005/07/08 14:51

封書やはがきと同じで、電子メールも送信するときに送信元の受信アドレスは絶対必要というものではありません。

封書やはがきで宛先と同じ住所を送信者欄に書くことが出来るように、電子メールでもそのようにして送信することが可能です。
おそらく、あなたのメールアドレスで大量送信しているのではなく、すべてのメールで宛先のメールアドレスが送信者欄に入れられているだけだと思います。

放置で問題ありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

Quattro99さん、早速のご回答ありがとうございました。当方はまことに地味な商売だものですから、信用に傷がついたり、当方の営業に妨げになったら、こういう時代ですから、どうしようもないなと、悩んでおりました。
これであんしんしました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/07/08 14:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!