正規割引運賃の値段が高くなったり安くなったりするのはなぜ？

Question

年末にバンコクに行くかもしれないので、ユナイテッド航空のサイトて゜正規割引運賃の値段を毎日チェックしているのですが、同じ日程で約109,000円だったのが翌日には124000円になったかと思うと何日か後にはまた109000円に戻ったりまた高くなったりと、動きが読めません。これはどういうことなのでしょうか？

nidonen · Accepted Answer

まず前提として、正規割引運賃には複数の料金が用意されています。
ユナイテッドでは「GO USA GO」「GO USA 7」「GO USA 14」「GO USA 21」
「GO USA 28」という５種類の運賃があります。

　料金検索をすると、検索時点での空席数に応じて、上記５種類から
もっとも安い運賃が表示されます。その空席数ですが、同じエコノミー
でも細かくクラス分けがされており、それぞれＢ・Ｈ・Ｑ・Ｖ・Ｗという
予約クラスが割り当てられます。基本的には、安い運賃の予約クラス
から先に、残席数が少なくなっていきます。

　さて、この予約クラスは、料金検索の際に表示されます。たとえば
Ｂ９　Ｈ７　Ｑ５　Ｖ１　Ｗ０ といった具合です。左記の例を解説すると、
「 Ｂクラスなど高いクラスには十分空席があるけど、Ｖクラスはあと１席
ぶんしか売れないし、Ｗクラスの販売はもう終わりました 」という
意味になります。この場合、Ｗ で予約する GO USA 28 は売り切れで、
Ｖ で予約する GO USA 21 なら１人ぶんだけ購入できることになります。

　ところで、上記の理屈からは、徐々に割引運賃が高くなっていくのは
理解できますけど、ご質問のように安くなる理由がわかりませんよね。
まさか、突然キャンセルがたくさん出たりすることもそうありませんし。
ここで重要なのが「 イールド・マネージメント 」という販売戦略です。

　これは、航空会社が得る収益を最大化するための戦略です。たとえば、
高い運賃を売ったほうが利益率は高まりますが、売れる確率は下がります。
逆に、運賃を安くすれば席は埋まりますが、利益率は下がってしまいます。
これを解決するため、売れ行きのいい便では安いクラスを抑えることで
客単価を上げ、逆に売れ行きの悪い便では安いクラスを放出することで
販売席数を増やします。そうやって最終的な収益を最大化するわけです。

　ご質問のケースでは、ある程度席が売れたので、下のクラスを売り切れ
（ Ｖ０　ＷＯ など）にして、高いクラスを売ろうとしたので、いったん
値段が上がりました。ですが、数日様子を見たら売れ行きが悪く、しかも
運航日が近づいてきたので、再び Ｖ５　Ｗ２ などと下のクラスを再設定
することで、安い値段を復活させたということになります。

　おもしろいことに、運航日直前になると Ｙ１　Ｂ１　Ｈ１　Ｑ１　Ｖ１　Ｗ１
なんて数字を見ることもあります。エコノミーの席はもう１席しか残って
いないけど、とにかく売り切りたいから、いくらでも買ってもらえればいい
という叩き売り状態ですね。

参考URL：http://www.unitedairlines.co.jp/jsp/ja/travel/gu/shimoki/go_fares_usa.jsp#rules

Geelong · Answer

たぶんですが…フライトの予約数によって値段が変わっているように私から見ると思えます。

飛行機一台の運行料金100万円と考えて…何人で割るかによって値段が変わるって感じだと思います。


ちなみに確実に変わる理由は…日本円の為替レートの影響です。基本的にユナイテッドはアメリカの会社なので米ドルで管理しています。一方で支払いは日本円なので毎日のレートによって違う金額を提示されます。

jun2004a · Answer

日本発の特有に現象です。海外発で買ってれば本当に日によってめまぐるしく変わる運賃に戸惑いますが日本発では当たり前のことです。

正規割引運賃の値段が高くなったり安くなったりするのはなぜ？

まず前提として、正規割引運賃には複数の料金が用意されています。

この回答への補足

たぶんですが…フライトの予約数によって値段が変わっているように私から見ると思えます。

日本発の特有に現象です。

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　まず前提として、正規割引運賃には複数の料金が用意されています。