プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

学校教育(小学校、中学校、高等学校)で改善してほしい点をお伺いします。ただし、学校のサービス面(たとえば、カリキュラム、授業の内容、指導の方法、行事の組み立てなど)に限ります。

教員の人事制度(教員採用、人事管理、不祥事の防止、免許制度、給料、勤務評定など)についての質問ではありません。

たとえば、「民間企業から転職した教員を増やしてほしい」「学力が高い教員がほしい」といった意見は、いりません。そうではなく、期待するサービス面の改善を答えてください。

たとえば、「学校で処世術を教えてほしい」とか、「民間企業の従業員教育の方法を学校にも取り入れてほしい」とか、「大学初年級の学問は高校段階でやるべき」といった具合です。
(↑いまあげた例はでたらめなので、追及しないでください)。

なお、特定の種類の学校や地域を考えた質問ではありません。また、教育問題を一般的に考える意図です。レポート課題ではありません。

A 回答 (8件)

#1さんの仰っている「本当の修学旅行」について,面白い話があります。



現在,高校を対象にして理科・数学の教育に力を入れるために「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)(詳細は参考URLをご覧ください)」という制度があります。

地方にある高校がこの制度を利用して,SPring-8(兵庫県)やスーパーカミオカンデ(岐阜県),高エネルギー加速器研究機構(つくば市)など,その地方からではなかなか行くことができない各種研究施設を修学旅行で見学する,ということをしました。
これらの施設を回るのは,そう簡単なことではありません。私も研究所巡りは結構好きだし,一般公開があれば良く足を運びますが,平日にしか公開していない所も多く,わざわざ休みを取って行く勇気はありません。また距離が遠い所もそう簡単に行けるものではありません。
ましてや近所に研究施設のない地方の高校生にとっては,まず行くことは不可能でしょう。

私はそのことを聞いて,「おお,良いことやってるじゃん」と思ったのですが,実際にカネを出している機関の担当は,あまり良い顔をしなかった(と言うか内部でかなり問題になった)のだそうです。「えー何が問題なの,あんな面白い体験って滅多にできないのに」と思ったりもしたのですが。

でも,現実的に,教科書や参考書,Webだけで見るより,研究施設を自分の目で見,そこで研究している人から話を聞くことで,興味を持つ人はかなり多いと思います。私も実際にそういう機会があったら,迷うことなく「あそこで研究したい」と思う施設がありますが,そこを初めて訪れたのは大学を卒業してから4年以上経ってからのことで,「こういうのが身近にある人達って恵まれているなぁ」と思ったものです。

特に高校生位の年代だと,地方の高校で修学旅行で東京に行ったとしても(私の場合も修学旅行先は東京でしたが),半日野放し(行きたい所に自由に行き,指定時間までに宿泊地に帰る)しても原宿とか渋谷とか,そう言った所に行く人が多いのではないかと思います。(私の場合は知人に会いたかったので,それを目的にしたら秋葉原巡りになってしまいました。まだ電気街だった頃です。でも他に秋葉原に行った人は皆無でしたねー。大部分が原宿だの渋谷だのに行ってました。今は「お台場野放し」ってあるみたいですけど,フ○テレビに行く生徒が多いらしいです)

また,博物館等を当たり前のように修学旅行コースに入れる学校も多いですが,休憩用のソファで寝ている生徒もいたりします。これでは何のための修学旅行なのかわかったものではありません。

もちろん,研究所巡りに興味を持たない人もいるでしょう。「そんなん見てどこが面白いの」と思う生徒もいると思います。ですが,この修学旅行企画が凄かったのは,その後に小柴氏がノーベル賞を受賞したことにもありました。「あそこで研究していたんだ!」と改めて思った生徒もいたことでしょう。

ですが実際,SSH指定校がやっているのは,個人単位の体験学習だったりするものも多く,「一部の理科好きのためにしか使われていない」のもあります。そういう意味ではSSHの費用を修学旅行に遣った,その学校のやったことは非常に意義のあることだと思います。

例えばその修学旅行を
・研究所巡りコース
・文化財巡りコース
・歴史遺産巡りコース
・自然遺産巡りコース
などに分けたりすることができると,結構意味があると思います(予算不足でできなかったんだろうなぁ,上記のSSH指定校は・・・と思ったりもします)。しかし旅行代理店の勧める一律の観光は,大人になってからいくらでも行く機会がありますが,一度にまとめて共通したテーマの場所を訪れるというのも良いと思うのです。

こういう,研究機関だけでなく,文化財等に「実際に行き,触れ,研究している人から話を聞く」ということも,パソコンの知識だけでなく実体験として,とても意味のあることだと思います。

そんな「体験型修学旅行」って,良いかも知れませんね。
但しスキー体験修学旅行は「他に行く所がないから教師が見張りをするのが楽」だからだと聞きました。海外修学旅行も言葉が通じないから破目を外せないとかで,「教師の都合」なんですよねー。

もっと生徒の視点に立った企画ができれば良いのに,と思います。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。文部科学省の
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/14/04/020416 …
を見ると、「トップクラスの研究者や技術者等との交流、先端技術との出会い」という内容も含まれているので、そういう修学旅行でもいいはずなのですが、なにか細かい規定に引っかかったのかもしれませんね。

スキーが修学旅行として良くないとは思いませんが、せっかく修学旅行をするなら勉学のきっかけになることや、他でできないことを選ぶのもいいですね。

お礼日時:2005/10/09 18:28

高2です。

どこの高校にも「オーラル」「コミニュケーション」などのような実用英会話を扱う授業があると思います。授業では先生が教科書を進め、テープなどを用いた聞き取りなどをします。これは学校により多少の違いはありますが、大差はないです。しかし実際、生徒たちが「話す」機会はほとんどありません。時には英作文を作れといわれ、ある生徒の細かい文法を注意されるなんて光景が見られます。これでは日本人が英語を話せないのにも納得がいきます。
うちの高校では50対1で先生が教えるので生徒一人一人が英語を話すというのは現状では難しいのかもしれません。ですからシステムを何とか変えられないのかと思います。例えばクラスを3つに分け、先生をできるかぎり増やすなどです。(この場合たくさん問題がでてきますが)
参考になればうれしいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
英会話を習得するには、生徒一人ひとりが英語を聞き取る練習や、話す練習をする時間をたっぷりとらなければなりません。これはなかなか今の一斉授業では難しいので、思い切って英語教員を大幅に増やすとか、コンピュータを使ってうまい個別学習ソフトを工夫するとかいった対策が必要と思います。

お礼日時:2005/10/10 12:09

1.できる生徒の能力をどんどん伸ばす教育をぜひすすめて欲しい。


従来、平均より落ちる生徒の底上げに腐心していましたが、その結果できる能力が学校の授業ではもてあましています。

2.最近はなくなりましたが、結果平等主義、ゆとりはやめてもらいたい。
3.学力の劣る生徒には、実直に学ぶ尊さをぜひ教えて欲しい。

最後にタブーかもしれないけど、あえて書きます。

江崎玲於奈氏の「人間の遺伝情報が解析され持って生まれた能力がわかる時代になった。いずれは就学時に遺伝子検査を行い、それぞれの遺伝情報に見合った教育をすべきだ」には全く賛成できない暴論だと思うけど、人には遺伝があるのだ、ということはそろそろ万民が認めるべきだと思う。これはすべての人には良い面、悪い面があるという意味で。すべての人間がみな同じではないことをハッキリしめした方がいい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。教育内容を一律に考えるのでなくて、目標自体は高いところにおいておき、ついていけない人に支援教育や別メニューという考え方に転換するのもいいかもしれません。

能力の低い人には、「勉強しても、どうせ同じ」と思わせてしまう社会にも問題がありそうなので、能力特性を生かした仕事や堅実な仕事について、それなりに暮らせるといった夢を与えたいところです。

お礼日時:2005/10/09 18:15

義務教育に限った話ですが…


もっと色々な立場の人と関われる学校が良いです。
欧米ではもう統合教育が一般化されていますが、
日本では欧米より10年(20年?)遅れているのでは?
知的障害などで同じ教室で別な事をやっているとしても、
クラスメイトである事は「障害者に対する差別」
を無くする上で大事だと思います。
そして、障害者が皆と同じように(厳密には同じではないですが)過ごす事で
万が一自分が障害者になってしまった時、絶望する事は無いと思います。
(ちなみに私の家族は全員健常者です)
同時に、実現させるには少人数制であったほうが良いですよね。

学力は本人の努力次第、親のサポートでなんとでもできますが、
親がお膳立てしても限られてしまいます。
これをサービスと呼ぶかは分かりませんが…。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。部分的には行われているようですが、予算、人員、施設などが妨げになっているのかもしれません。

障害者を避けようとする心理が働くのは、慣れていないからという面もあるので、日常接していればそうならないと思います。そういう意味では、交流の場を広げることが大事ですね。

お礼日時:2005/10/09 17:56

・成績別少人数クラス。



どちらも経験があります。高校は成績別クラス編成でした。ある程度レベルが近い人の方が,先生も教えやすいと思います。
少人数は,田舎の小学校だったので元々の人数が少なかったので(20人前後),先生の目が行き届いていたように思います。中学校になっていきなり40人クラスになって,教室が狭く,先生の目も行き届かないように感じました。

・選択科目を増やす(選択不可の課目をなくす)

高校までで学んでおいた方が良い課目は人によって様々ですが,教師の都合やら何やらで「学びたいのに学べない」という状況が一番悔しいです。二科目からの選択も,どっちも学びたいと思う場合は非常に悩みます。

・理系にでも文系にでもいつでも変更可能にする

私が行った高校は規模が小さかったので,理系クラスだの文系クラスだのに別けることができず(だから学力別編成だったのですが),途中から「やっぱ理系」「やっぱ文系」はさほど難しくはありませんでした。大規模校は理系クラス・文系クラスに別けた編成ができますが,これだと途中変更ができません。特に文系から理系に変わるのは,課目上非常に困難です。
もちろん途中から変わる場合の本人の努力と教師のアフターフォローは欠かせませんが。

・成績優秀者で意欲がある場合は(指導方法は問いませんが),上の学年の授業も選択できるようにする。

私は成績優秀でも意欲があった訳でもないのですが,中学生の頃には既に大学で何を学びたいか決まっていました。そのためか,先生に勧められて,中学3年の頃,授業と同時進行で高校1年の数学を学んでいました。これが実に役に立ちました。
中高一貫教育であれば可能でしょうが,そうでない場合はこのようなことはできず,ちょっとだけ違うのを2年かけて学ばなければなりません。はっきり言ってこれは時間の無駄です。
一歩でも二歩でも先に進める能力があると判断された生徒には,本人が望めば先の勉強を同時進行でやると,もっと能力が伸びるのに,と思うことしばしです。
ちなみに,これを勧めてくれた先生から,当時は既に販売されていなかった,高校で学ぶ物理の全てを1冊にまとめた参考書を頂きました。物理の勉強でも,その参考書を利用して勝手に同時進行していましたが,かなりこれも役に立ちました。

ただでさえ授業時間が少なくなっているのに詰め込み量はあまり変わらないのですから,せめて「似たようなことはまとめてやってしまう」ことができれば時間の節約にもなります。まぁこれは「学習指導要領」を変更する必要がありますが,「段階的にやるより一度にやった方が良い場合もある」ので,こういう選択肢があると良いのではないかと思います。

もちろんその先のイメージとして,スキップ制の導入も視野に入れた方が良いと思います。頭の中身と心の成長が一致しないと大変ですので,せいぜい1年か,長くても2年までと限定すれば,優秀な子どもは先に進みやすくなると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。能力や進路に応じて柔軟に学べるようなしくみを作ることが大事ですね。
また、教える順序などを工夫して、効率よく学べるようにするご提案も参考になりました。

お礼日時:2005/10/09 17:46

為替取引、株取引等の資産運用。

学校教育からは遠く離れましたが、今でも勉強したいと思う事をあげてみました。大学受験とは直接関係無いけど。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。世の中でお金がどう動いているのかを知るのは大事なことかもしれません。

お礼日時:2005/10/09 17:36

自ら起業するための教育をしてほしいです。

高校では早いかな。本格的には大学で。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。経営に取り組んでみようという人を増やせば産業の発展を促せるかもしれませんね。

お礼日時:2005/10/09 17:35

本当の修学旅行とかです。


観光地なんて大人になればいくらでもいけるし、逆に大人になったらなかなかいけない場所(様々な職種)をまわったり、一日就職をさせてみるのも良いかも。

とにかく今の子供たちは大人と接する機会が極端に少ないため働くことがどう意味を持つのかがピンと来ないのでは?
まあこれは大人たちも今の子供と接するのが下手な人が多すぎて
避けているのは子供ではなく大人のほうの気がしますが。。。

いまの学校教育ではNEETが増えるのは当たり前、社会貢献の意識を育てるカリキュラムが少なすぎます。

まあ自分が高校生だったのは10年以上前なので今はどうなのか知りませんが
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。職業について実体験するような行事があれば、勉強の動機付けになったり、勤労意欲が向上したりするかもしれませんね。

就職希望者の多い高校では、就業体験などといって一部で行われているものがありますが、大規模にやるとなると、社会と学校の協力(学校から見れば、受け入れ先の確保)が不可欠となってきます。

そういう協力関係をつくることが学校教育の変化につながるかもしれません。

お礼日時:2005/10/09 17:32

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