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 1年程前から SONYの商品のほとんどが“オープン価格”(定価がない!)になってしまいました。 皆さんどう思いますか?

 この秋 SONYは 『オーディオ機器』 『ビジュアル機器』 とも大幅なモデルチェンジを行い 新製品のラッシュです。  しかしカタログには全て『定価』の表記はなく 価格(販売価格)は販売店に問い合わせなければならないのです。 それに 厄介な事に 商品のグレードが判らなくなってしまっているのです。 先日も問い合わせに 1本あたり2万円ぐらいのスピーカーと 1本あたり90万円ぐらいのスピーカーの 価格問い合わせが同じ人からありました。 その方は恐縮していましたが そもそも「グレードの目安」である 『定価』を撤廃する事の方が異常だと思いますが・・・一般ユーザーの方は どのように思っていますでしょうか?  また メーカーの方は どう思われているのでしょう?
 

A 回答 (5件)

私は個人営業の製造業で、巨大メーカーとは経営基盤が違いますが、「お客様の欲するものつくり」という点ではかろうじて共通点があるかと思います。


私のように木を素材としてものつくりを営むものには、大きく分けて二種類います。
職人と作家です。
職人仕事の場合は、物の値段はハッキリしています。
手間+材料代ですから。
しかし作家の場合は、作品のできが値段を決めます。できというよりも見る人の評価といった方が適格かもしれません。
職人仕事の値段設定では、一万円程度のものでも百万円の値段がつくことも珍しくありません。
逆もありえます。一年かかって製作しても評価が得られなければ二束三文です。
すなわち作家の作品を扱う時には購入者に適切な鑑識眼が必要になります。
購入者と作家の間には信頼関係よりも勝負の関係が感じられます。
職人仕事に戻ってみましょう。
職人仕事が手間+材料費として固定された値段がつく背景には、購入者と職人の間に信頼関係があるからです。
職人の手間に相当する商品であるとの確信が購入者にあるからこそ、安心して支払えるのです。
これまでメーカーが設定していた『定価』は、職人仕事の対価の意味合いが強かったと思います。
しかし、オープン価格となった現在は、メーカーは作家、消費者は鑑識眼を要求される立場となりました。
作家の場合と同様に、中間にはバイヤーがいてある程度の価格交渉をしています。
ある程度というのは語弊があるかもしれません。
ほとんどの場合、バイヤーが流通価格を決定するのですから。
バイヤーとは家電量販店を意味することは明白です。
今回のオープン価格への移行はバイヤーと作家のせめぎ合いの副産物だと思います。
消費者は渦中にいません。蚊帳の外です。
消費者の価格破壊思考が生んだ結果ですから、消費者にも責任の一端があるように思えます。
しかし、メーカーは物つくりをするものの良心として、自社の商品に自らの評価を提示すべきと思います。すなわちそれが定価ということになります。
定価を公表しても値引きの対象になるから不利益をこうむるとの考えでは、社会的な責任を果たしているとはいえません。
定価を示しても定価で取引されない商品は、定価に相当する価値がないとバイヤーが認めそれを消費者が公認したことになると思います。
それでは定価を隠してしまえというやり方は、メーカーが自社の商品に自信がないといっているようなものだと思います。
そうでなければ、鑑識眼のブレを狙って不当な利益をもくろんでいるのでしょうか。
一般の消費者には、作家の作品を鑑識できる鑑識眼は備わっていません。
オープン価格となった商品の値段を算出する術を持ってはいないのです。
選択能力のない消費者に選択を迫る今回のやり方は『無責任』と評価されても仕方ないでしょう。
それだけメーカーが窮地に追い込まれているのかもしれません。
しかし、消費者不在の価格設定が横行すれば、消費者のメーカー不信はさらに募るでしょう。
これではバイヤーである量販店の思う壺ではないかと思います。

ものつくりに携わるものとして、『良く知らなくても安心して購入できる』ということが必要だと思います。
お客様を大事に思わない商売のしたかは賛成できません。
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この回答へのお礼

 rakkiさん ありがとうございました。 「そうだ! そうだ!」思う事が書かれており 納得です。  メーカーは何を考えているのやら・・・ 自信がないのか?  そんなモノは市場に送り出すべきではない!  

 安売り店で 山積みされ 聞いたことのないブランドならいざ知らず 「SONY」という デカイ看板を背負って 販売しようとしているのだから ブランド意識を持って ガンバっていただきたい。  定価からの大幅値引きでしか売れないのは その品が認められなかったモノと反省して また 「一円でも安く売る!」というのは 販売店の「努力」があることも 忘れていただきたくないのです。
 

お礼日時:2001/11/28 22:06

ある意味でとまどいますよねえ。


考え方によっては価格は消費者が決めると言うことでしょうか。
ですから、消費者も勉強しなければならなくなります。
性能が販売価格に見合っていないなら、買わないわけですから、値段は下がるはずです。
何でもかんでも責任を他人に負わせる、行政が悪い、政治が悪い、企業が悪いといった時代が終わりつつあると言うことでしょうか。
要するに、自己の責任の範疇での判断で、性能に見合った販売価格なのかを見極めるのが本来であって、ブランドや定価で他人任せに判断するのが古い考えと言ったところでしょうか。
10万円も払ったのにこの程度の性能なのか!他社製品は同等の性能で6万円だ!と言ったようなクレームを付けてみたところで、それを見抜けずに買った人がバカだった、ということになります。メーカーの責任ではありません。10万円でもよかったら買いなさい、ということですから。
国の名前はあげませんが、アセアンのある国では観光客に売っている物全てに値段がありませんでした。駆け引きで値切って1/5程度で買いましたが、これも自己責任です。
ところで、ガソリンスタンドはどうですか。店によっては定価どころか、販売価格まで表示していません。聞けば答える。聞かなければ給油したあとでいくらです、と請求する。このほうが問題かな。
これからは、自己責任が我が国でも今以上に必要になります。
これも回答になっていませんでしょうかねえ。ご容赦ください。
教えて! と、皆さんにお願いしているわけですから。
多少はみ出したり、関係ないこと書く人がいても、まあ、世間にはいろいろな人がいろいろな価値観で生きているわけですから、許してあげたらどうでしょうか。お金払っているわけではないし。
参考にしなければいいでしょう。応答してくれるだけでも私は有り難いと思っています。
また、御礼を書いたり、ポイントもつけるのはマナーですよね。私もそう思うし、実行しています。
ですが、主義として、いやだ、面倒だ、と言う人はそれはそれで、その人の考え方ですから、ある意味では尊重すべきで、この程度のことは、この教えてのシステムからその人を駆逐するほどのことではないと思いますが。
まあ、大らかな気持ちでやりとりしましょうよ。あまり窮屈になると肩がこってくるような気がしますが。(笑い)
これは私の素直な意見で、非難中傷するものではありませんので、誤解しないでくださいね。(笑い)
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この回答へのお礼

 難しい世の中になってしまいました。  私は仕事ですから(趣味でもあるし)この手の商品は(AV機器など)まぁー 何とかなるのですが・・・  他の品は「オープンプライス」となると やはりツライですね。 車とか家具とか・・・ 特に高価な物になると 不安ですネ。  

 家電品には メーカーが違えど 同じ様なモノが ゴロゴロありますから 比較対照が出来 まぁー その価値は判断しやすいかもしれませんね。  でも 他社に対して 自信のある「良いもの」であるのであれば 「価格」という 「数字」でも勝負して欲しい!  ネっ SONYさん。

6697さん 有り難うございました。
 

お礼日時:2001/12/08 21:56

確かにわかりにくいですが、こうして情報交換の場もありますし、


知る人が得をする、というのでいいのでは、、。
携帯電話もただにしたら売れなくなってきましたし、
欲しい人に情報が届かなくては、迷惑な情報の氾濫ととられることがあります。
店員の立場から言わせて頂きますと、値段だけでも、冷やかしでもいいから、
話を聞いていただける、興味をもっていただけるきっかけが欲しいです。
値段を聞いてもらえたら、他店より安いと胸をはっていえます。
グレードは、やはりオーディオビジュアル製品は、その方の目と耳をもって
知ってもらうのが一番!
東京なら銀座のソニービルですでに商品を試してもらえる機会がありました!
ぜひそうした機会に行ってみてください!!
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この回答へのお礼

hamasakiさん 有り難うございました。

 同じ「店員」として お話を聞けて嬉しいです。 『夢』を売ってゆきたいですネ・・・ (現実はかなり厳しいのですが・・・!)
 

お礼日時:2001/12/08 21:33

私はメーカーの者では、ないのですがsonyの考えが新聞に連載


されていましたのでご説明いたします。
また質問中に「定価」とありますがメーカーが定価を定めることは
独占禁止法で禁止されています。
ですから定価ではなく標準価格またはメーカー希望小売価格と
表記されます。
sonyでは標準価格と表記しています。

さてsonyの考えですがsonyが標準価格を決めると他のメーカーと値下げ競争を
しなくてはなりません。
そしてsonyの商品が売れない場合は値下げをしなくてはなりません。
値下げをするとsonyは値下げメーカーである、というイメージが
強くなってしまいます。
そのようなイメージを持たれないようにするために
全ての商品をオープン価格とするのです。
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この回答へのお礼

 回答いただき有り難うございました。  

 「自信がナイ」のでしょう!  いいモノを 胸をはって創り 定価(オッと失敬! 標準価格でしたネ)を付けて頂きたいものですネ。

 

お礼日時:2001/11/28 21:38

参考URLに同様な質問に対する意見や回答がのっていますので参照下さい。



参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/dr/20010508md01 …
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この回答へのお礼

 早々の回答有り難うございます。 

 一つの考えとして参考とさせていただきます。

お礼日時:2001/11/26 13:41

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