
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
作家によって、どのようなものを資料にしているかは、全く違うと思います。
神話や伝説などは、基本的に、基礎知識として読まれている場合が多いでしょう。魔術をメインとする物語ならば、魔術について、人類学的にアプローチした研究書や、魔術の解説書(けっこう本格的なものも多数出ています)を資料とする場合もあるでしょう。作家は、それらの、場合によってはかなり専門的な資料を読みこなし、消化して自分の作品世界を創ります。
ただしこれは一般論ですから、場合により、そこまではしない作家というのもいるとは思います(笑)。
神話であれば、比較的手に入れやすいのが、青土社が出している世界各国の神話のシリーズ。子供向けですが筑摩書房からも同様のものが出ています。
魔術関連の本は国書刊行会から、幾つか、魔術書のシリーズが出されていますが、非常に専門的なものですから、読むのに相応の基礎知識が必要となるでしょう。
さて、No.1の方が紹介されている新紀元社のものですが、これは、そういった専門書などから得られる知識を、分野ごとにまとめて解説したスタイルとなっています。したがって、作家というより、読者がそういった世界を理解するのに好適なガイドブックと言えましょう。新紀元社のものといっても、本により著者が違いますので、一概には言えませんが(また、新紀元社の本に限った事ではないですが)、まるごと信頼する事はできないものもあります。
もっとも、ほぼ必ず、巻末に参考資料があげられていますから、リファレンスとして使用する事もできます。なお、新紀元社のこの手の本は、もともとTRPGの参考書として出されていたものが中心かと思います。
No.4
- 回答日時:
ファンタジイの発生発展からアプローチするのでしたら、No.2で紹介されている本と並行して、リン・カーターの『ファンタジーの歴史』も必読と言えましょう。
とはいえ、質問趣旨からはややはずれるでしょうか?

No.3
- 回答日時:
こんにちは。
ファンタジーの具体的資料ではありませんが、
ファンタジー文学の歴史、どのような物語が派生して行ったかということについて書かれた本がありますのでご紹介します。
「ファンタジーの冒険」 小谷真理 ちくま新書
ファンタジーの源?にある物語に「アーサー王と円卓の騎士」伝説がありますが、ローズマリー・サトクリフの書いたシリーズがおすすめです。
また、平行世界については「ハウルの城」原作者である
ウイン・ダイアナ・ジョーンズが作品の設定に使っているので読んで楽しく、かつ良く理解できるのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。
No.1
- 回答日時:
資料として充実してるのは新紀元社のシリーズじゃないかと思うけど。
TRPGも扱ってる会社だから、その手のことに使いやすくできてます。参考URL:http://www.shinkigensha.co.jp/
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