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Key=Cにおいて

ド・ファ・ソで構成される「C sus4」
ド・ミ・ソ・シ・レで構成される「CM9}

もダイアトニックコードと考えていいんでしょうか?

A 回答 (4件)

 No.3のかたが書かれていらっしゃる通り、ダイアトニックコードにおいては、そのもととなるスケール上の各音をルートとして、1度/3度/5度の音を積み重ねたトライアド(3和音)が基本となり、さらに3度ごとの音を積み重ねたコードのバリエーションが存在するというものになります。


 また、No.2のかたが触れられていらっしゃる通り、ダイアトニックコードということであれば、トニック/サブドミナント/ドミナント(さらにはサブドミナントマイナー)といった”機能コード”の働きを持つことが条件となってくるかと思います。

 今回問題にされているものは、keyがCの時で、Cの音をルートとするコードのバリエーションということになるのでしょうから、Cメジャートライアドに、M7thであるBと9thであるDを加えたCM9は、確かにダイアトニックコードということになります。
 しかしCsus4は、Cメジャートライアドを土台としていないので危ういということになりますし、強いてomit3rd(3度の省略)と考えても、次に加えるべきBの音とトライトーンを構成してしまうFの音が存在するのは、トニックとなるべきコードとしては、やはり好ましくないことになるのかと思います。一般的な理論書等でも、Csus4はあくまでも次のコードに解決するような働きを持つ途中経過的なコードであり、機能コードには含まれず、ダイアトニックコードの範疇では扱われていないのが通常のような気がします。

 また、”G7/Cと解釈しては?”ということに関しては、このような分数コードを実際に使われることが頻繁にあるのかどうかは私にはわからないのですが、もともと完全5度下のCをルートとするコードに強く進行する働きを持つドミナントであるG7ですので、前もって進行先のCを分子部分に置くようなことはあまりないのでは、と思います。(G7→G7/B→Cといった進行はよくありますが) よって、その機能性からも、G7/Cとしてもダイアトニックコードとは言えないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

御返答有難うございます。完璧な回答です!!完全に疑問が払拭されました。それに「Sus4はあくまで・・・」以降の文章は・・・・もう、何と言っていいやら!!
とにもかくにも完全にすっきりいたしました。有難うございました。

お礼日時:2006/03/30 14:29

こんにちは。



自信が無いのですが、
ダイアトニックの音をルートとしてそれぞれから3度ずつ積み上げたコード群の事だと記憶しています。

つまり、Cのダイアトニックでしたら
ドミソ(シ)
レファラ(ド)
ミソシ(レ)
といった感じです。(カッコは4音コードの場合)
つまり、sus4等はルートから3度ずつ積み上げた音
(I,III,V,VII...)では無い音が含まれておりますので、
違った扱いになるのではと思います。

参考URLは私と同じ考え方だと思います。
ご参考まで。

参考URL:http://www.sound.co.jp/~jimi/composer/page01.html
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この回答へのお礼

御返答有難うございます。私はダイアトニックコードとはスケール内の音で構成されているコードと言う解釈をしていたのでこの様な疑問を持ちました。
”それぞれ3度ずつ積み上げたコード群”であればSus4はやはり違うようですね。リンク先のURもなるほどと言うもので非常に参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2006/03/30 14:25

単純に、言葉の意味から考えれば、両方ともダイアトニックコードに含まれると思います。



スケール内の音だけで構成されるというダイアトニックコードの機能的な意味を考えた場合は、

・CM9がダイアトニックコードということには全く違和感はないです。9thは、コードの基本構成音ではない(テンション)と考える場合が多いですが、CM9と書いて9thをコードの基本構成音に含めるのであれば、スケール内の音だけできている和音ですから、ダイアトニックコードです。

・Csus4は、ファの音の機能が、スケール内の音という機能から若干はずれている気がするので少し微妙な気もします。とはいっても、Csus4 = G7/Cと解釈すれば、問題なくダイアトニックコードですが。
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この回答へのお礼

御返答有難うございます。確かにSus4自体はスケール内の音で構成されていますが、「Sus4 7」は『7』がスケール内の音ではないので、その関係でSus4が機能から若干外れていると言うのは当然ですかね。分数コードとして解釈するとは考えも付きませんでした。これからの参考にさせていただきたいと思います。有難うございました。

お礼日時:2006/03/30 14:21

「ダイアトニックコード」という言葉を聞いたことがありませんでしたので、ちょっと調べてみました。



私の辞書には「ダイアトニックコード」という言葉は出ていませんでした。しかし、「ダイアトニック」という言葉の意味を考えてみた場合、「その調に属する音で構成されるスケールまたはコード」の事ですから、この場合サスペンション4(sus4)でもメジャー9(Major 9th)でも、「ダイアトニック」と言って差し支え無いと思います。それらの全ての音がハ長調に属しているわけですから。

ハーバード大学出版から出ている「The New Harvard Dictionary of Music」には、そのDiatonicの中で次のような記述があります:「ダイアトニック(2):ダイアトニックスケールによって作られたメロディーまたは和音

オックスフォード大学出版から出ている「The Concise Oxford Dictionary of Music」も見てみましたが、特に上記に反するような記述はみあたりませんでした。

もっと詳しくご存知の方がお有りでしたらご教授頂きたく思います。
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この回答へのお礼

御返答有難うございます。物凄い辞書お持ちなのですね!! 私の持っている安物の教本には堂々と何度も「ダイアトニックコード」と載っているのですが、この名称って一般的ではないのでしょうか?
また新たな疑問が生まれてしまいました・・・早く初心者から抜け出たいです。

お礼日時:2006/03/30 14:17

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