もののけ姫の残虐シーンについて

　今何気なくもののけ姫見て思ったことなのですが。。。
アシタカの弓で武士の腕や首がもげるシーンありますよね。これって問題ないのでしょうか。ぼかしたりせずはっきり描写されているので子供等には結構きついシーンのような気がします。他のアニメ等で同じ事やればPTAとかからクレームが殺到しそうですが特にそのような話を聞きません。皆さんの意見をお聞かせください。

No.1 ベストアンサー 回答者： blindcrow 回答日時： 2006/05/12 22:11

こんばんは。

アシタカが単に興味本位や意味もなく行っていれば大問題です。その前に、アシタカがなぜそういう行動をしてしまったのか理由がありますよね。アシタカ本人の本意ではありません。

他のシーンでも、サンがたたら場を襲撃した時には頭にまともに銃弾を撃たれたり、いのしし達が山の上から爆弾を落とされたりしています。

そういったシーンがあるにもかかわらず支持されるのは、話全体、話の前後にちゃんとした理由と人間性が描かれているからです。

話はちょっと違いますが、過去に日本人が戦争をしたことを悪く言う人がいます。
その時に正しかったことをあとから批判するのと似ていますね。「戦争＝悪」ではなく、その前後に絶対なんらかの理由や事情があったはずです。
おおげさに感じるかもしれませんが、見方によって善にも悪にもなりえます。

歴史というのはは長いので全体がなかなか見えませんが、映画は２時間位の長さですので、見る方も全体を把握した上で判断しているため、「もののけ姫」で残虐だと思うシーンが話の前後を理解することによって納得しているんじゃないでしょうか。

この回答へのお礼

こんばんは、お早い返答ありがとうございます。
そのシーンがおこった背景にはきちんと理由があることには納得なのですがそのシーンをあからさまに描画していることがちょっと問題あるんじゃないかなぁとおもうのです。アシタカの放った弓で首がすっ飛ぶところとか見ていて嫌悪感いだく人だっているでしょうし。

お礼日時：2006/05/12 22:55

No.8 回答者： runnext 回答日時： 2006/05/13 02:18

まずは宮崎作品はアニメだからと言って子供用ではありません

立派な映画です
表現の一種としてアニメを使っているだけではっきり言えば大人用のアニメです
それを子供が見ているだけです

もし実写でもののけ姫を撮影したらもっとおどろおどろしいＣＧなどを使って子供が見れた物じゃないでしょうね

話はずれてしまいますがアニメ「クレヨンしんちゃん」は子供の有害テレビ番組と言われていますが元々の原作は青年誌の連載です
だからちょっとＨなシーンもあります
アニメだから子供は見てしまいますがね

コミックだってそうですね
子供用だけではなく極端に言えばアダルトな漫画なんて昔からあります
漫画だからって子供が見て当然でしょうかね？

話を戻して私としてはあのシーンは実写で行うとわざとらしい作り物っぽい物になりがちですがアニメの自由な表現の中であれだけ生なましく表現しているのですから私としてはすばらしいシーンだと思いますが

この回答へのお礼

皆様たくさんの意見ありがとうございました。

手首が切断されるとか、首がすっ飛ぶとか言葉で書くとかなり過激なシーンが含まれているにもかかわらず否定的な意見がほとんど見られないのが私には意外に感じました。やはり皆様がおっしゃられているようにその行為を行うにいたる背景や物語のテーマがしっかりと描かれているおかげでしょうか。
昨日久しぶりにもののけ姫を見ましたがやはり素晴らしい作品ですよね。

お礼日時：2006/05/13 08:10

No.7 回答者： saiver 回答日時： 2006/05/13 01:36

アメリカではＰＧ１２指定だっけな？されてたと思います（１２歳以下の子供に見せるかは親が判断してねって程度の物らしい）

ちなみに配給するディズニーはあのシーンはかなりカットしたかった見たいです
宮崎監督のアニメって反戦とか自然保護とかがテーマになってると思うのであのシーンは必要だと思います
戦争とはこんなに怖い物なんだよってのを見せたいのにモザイクはいってたんじゃ意味ないですよね

後ＰＴＡが文句言ってこないのは宮崎監督が世界的に認められてるってのが一番の理由じゃないかなぁ～
ちなみに一番子供の教育を悪くしてるのはＰＴＡだと思ってます。

No.6 回答者： noname#161731 回答日時： 2006/05/12 23:38

漫画関係の業界で下積み経験があります。

今の世の中「もののけ姫」は相当ヤバイでしょうね＾＾；
ぼかし、モザイクだらけである意味ＡＶの世界
（お下劣な表現で申し訳ない）
そういわれてはチョット物悲しいです。

でも「自然との共存」「生きる」をテーマにしてたと思うので。
今の子供には身近に感じられないことを教えられるアニメだと思います

コレを話題にして「命、自然の大事さ」を私達大人がお話してあげるべきなのではないのでしょうか？
「動物のすむ場所を奪わないで、一緒に生きる道を探すにはどうしたらいいのか」と難しいと思うのですが。

コレでジブリや日テレにクレームを入れるPTAのオバサン＆オジサンが低知能なのです。貴方は便乗せず放置しておきましょう。

No.5 回答者： kenkenpapa 回答日時： 2006/05/12 23:32

物語の流れに必要な最低限の表現ですね。

人間のエゴの残虐性を説明する為にはどうしても必要だったんでしょう。
私はこの映画の中のアシタカの優しさがとても好きです。
まー、見たくない人は見ない自由が有るわけだし。
主観的な感性が全体の感性だとは限りませんから。
バランス感覚や物語の本質を見れる方がまだ世の中に多いと言う事なんでしょう。

No.4 回答者： blindcrow 回答日時： 2006/05/12 23:17

こんばんは。

＃１です。

>そのシーンをあからさまに描画していることが
>ちょっと問題あるんじゃないかなぁとおもうのです。

そうですね。確かに描写自体はあまり見たくないし、見せたくないと思うのも当然です。私も自分から見たいとは思いません。

ただ物語を描く時に、見ている人を真剣にさせるにはある程度真実性が必要な時があります。
快楽や興味本位で殺人を行う人間は、殺人に関しての真実性を直視してこなかったために起こる事が少なくありません。人を殺すことの重大性、責任・・・。

この映画の目的は殺人ではなく、あくまでも自然や身の回りにある生命に対しての人間のあり方、考え方です。
日本人が昔から培ってきた森羅万象、八百万の神、自然界に対しての畏怖の念を思い起こさせるものです。

お子さんにはショッキングなシーンもあると思いますが、それが何を意味しているか、生命の大切さとは何かを話し合える良い機会も与えてくれます。

なんか「もののけ姫」の宣伝みたい（笑）になってしまいましたが、子供がこれを見て短絡的に殺人を考えるとは思えません。
おそらく人を殺すシーンよりも、アシタカやサンの生き方、考え方の方に意識がいっていると思いますが？

No.3 回答者： kiyocchi50 回答日時： 2006/05/12 22:38

確かに、残虐なシーンは時々存在しますが、私は問題ないと思います。

むしろ、これ以上に残虐な行為をぼかして、その重大さを軽く描写してしまう映画やアニメの方が問題だと思います。
アシタカにしても、例の武士を殺めた事に対して反省していますし、下の方のいっている通り、すべて過程があるわけです。何故、彼はそのような選択をしたのか、自分ならどうするか、考える事は沢山あるわけです。

残虐シーンが子供に悪影響を与えると短絡的に判断する人こそ子供をなめています。（とはいえ、小学校高学年位からが良いとは思います）

この回答へのお礼

　回答ありがとうございます。
人の生き死にとか、残虐な行為の重大さを描くことはいいと思います。ただそれがあまりにもグロすぎないかと。
　何の規制もされずゴールデンに放映されていることに疑問を覚えます。

お礼日時：2006/05/12 23:16

No.2 回答者： buleberry15 回答日時： 2006/05/12 22:21

同感です。

映画館で公開されたとき小学生が多くて心配になりました。

日本はこういうことに疎い？ようですが、北米では「PG－１３（１３歳以下の子供にはお勧めできない映像、表現があることを警告します。）」に指定しています。
映画のレートを重んじる北米の親達は子供に見せなかったようで、当時はイマイチ売れなかったとこの映画の関係者も話しているのを読んだことがあります。
アニメ映画やティーン向け映画にとって、このPG-13が掛かることは命取りのようです。

日本にもこういう年齢指定をもっとして欲しいと思いますよね。
見てからビックリ。ではなくもっと視聴者側が選択できると、芸術作品を潰すことなく反対派と賛成派が共存できると思うのですが・・。

この回答へのお礼

　回答ありがとうございます。
アメリカではちゃんと規制が入っているのですね。
私は結構こういう規制とかは別にどうでもいいじゃないと思っているほうなのですがもののけ姫のこの描写は度を越している様に感じます。
　私も公開時に映画館に行きましたが、その時アシタカの弓で首がすっ飛ぶシーンで近くの子供が爆笑したのです。その子供には人の生き死にという事が理解できずただ首が飛んだシーンが可笑しかったようですがそれをみて私はぞっとした気分になりました。もう少し配慮があればいいのになぁとおもいます。

お礼日時：2006/05/12 23:06