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私はまだゲド戦記をみてないですけどゲド戦記はおもしろい映画ですか。少し評判が悪いみたいしこれから見に行きたいので感想を教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

今回のゲド戦記は、内容が今ひとつという評判をよく耳にしますが、私はけっこう面白いと思いました。



ただし、私は趣味で小説を書いてますし、年齢もそれなりの歳ですので、ストーリーの裏の裏まで読んだ上で楽しんだのですが、ジブリの本来のターゲット(十代の青少年や、その年齢の子供をもつ親御さん)が見て、無条件に賛同するかどうかというと、多少(かなり)疑問を感じます。

ざっくばらんにまとめると、ジブリの過去の作品、例えばトトロやラピュタのように、誰もが理解できて面白いと感じる内容じゃないんですね。
以下、ネタバレですので、少し行間を空けます。










アレンの病んだ心を理解するには、自分でそういう体験を経験しないと難しいですし、テルーの「命を大切にしないやつは嫌いだ!」というセリフについては、作品中での説明が不足していて偽善感が拭いきれません。

それから、作品の前半で引きつけられた社会の異常さ(農地の荒廃、麻薬、魔力の衰退)についても、後半ではゲドとクモの対決の中で埋没してしまい(深読みすると、クモの仕業とも思えるのですが、詳細は不明)中途半端な印象がぬぐえませんでした。

他にも、テルーの声優がはっきりいって下手(歌はうまかった)とか、動きにジブリらしさがない(背景は綺麗でした)など、細かいツッコミは幾つかありますが、そういう点を差し引いても、アニメの映画作品としては十分平均以上の水準に達していると思います。

ストーリーで文句はいろいろつけましたが、全体としてはきちんとした流れは出来ています。ファンタジー世界の幾つかのお約束(真名の知識など)を知っておく必要がありますが、全然理解できないほど難解ではありません。
勧善懲悪のストーリーについては、賛否両論あるかと思いますが、本来は青少年向けの作品であることを考えると、私は賛成の意見です。

初の二世監督ということで話題になりましたが、初作品でこれだけの品質に仕上がっていることを考えると、将来は期待できそうですね。
次回の宮崎吾郎作品を、楽しみにしています。
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 いい作品でしたよ。

なにかひさしぶりに、ゆったりとした時間を過ごす事が出来ました。

 例えて言うならば、図書館の午後。分厚い本で埋まった書棚の奥に、思いもかけず胸の高鳴る物語を見つけ、時間も忘れて夢中で読みきった時のような爽快感が、この映画には有りました。
 周りの人は知らない、帰宅して家族も知らない、もちろん街行く人たちも誰一人として知りはしない。けれど自分は知っている。私は確かに、彼等と一緒に旅をしたのだ…と、一瞬、物語に胸弾ませる事の清々しさを思い出せそうな、そんな清新な雰囲気が、この作品には有りました。

 もちろん、同じ"宮崎"ブランドでも父親、駿監督の手腕には遠く及ばない部分が存在するのも、またどうしようもない事実です。
 特に気になったのは、既に指摘なさっている方がいらっしゃいますが、物語を成り立たせる為に必要な各種設定の説明の仕方です。
 恐らくは非常に、非常に慎重に脚本を練られたのだろうと一見して分かるほど、それらは常に分かりやすく、あくまで小出しに提示され続けます。それでも各所で、情報の過不足が有ったように感じさせられてしまいました。
 それは、あくまで私の主観ですが、監督ご本人の視点の定まらなさ(何らかのジレンマ?)がフィルムに出てしまったためなのではないかと思います。
 また、絵柄や場面演出の不統一についても、多少以上に目に付く所もありました。特にオバちゃんコンビの出てくるシーンは、なまじ良い仕事をしているばかりに、見ていて色々と複雑な気持ちになってしまいました。

 それでも、シンプルで、古典的で、良い意味で異なる世界に没頭できるだけの魅力を、この作品は間違い無く備えていると思います。
 「世界のバランスが崩れて行くのは、一人々々が"生"を拒絶するから」だと。「何かを"持つ"のが幸せではなく、何かを"得る"事が幸せ」なのだと。脚本の内に滲んで見える監督のメッセージが、なまじ手馴れていない事にも助けられて、五月蝿くもなく確かに伝わり来るように思います。

 全体的には、残念ながら地味な印象は拭えていません。また或る程度気持の中に余裕を持って臨まなければ、あの独特のゆったりとした雰囲気にひたる事は難しい…と言う事が出来ます。
 ですので、正直に言って、一部の方々の間で評判があまり良くないことは、もう仕方が無いことではないかとも思います。
 でも、実際に見てきた私自身は、質問者さんに対して、胸をはってこう言い切る事が出来ます。
 「少しシャイな感じもしたけど、結構いい映画だったよ」と。

 あとは、ご自身で結論を出していただけたならば、とても幸いな事だと思います。
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個人的には面白かった(普通に楽しめた)と思います。



ただ、この映画は子供向けではありません。
後ろの方に親子連れが来てたのですが、アレン君の様子を見て
「怖い、怖い」と叫んでいました。
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良かったです!


でも暗いです(笑)

アニメとしては面白いし、台詞も結構いいと思うんですがー・・・ジブリのわくわく感とかスピード感とかがないんです。
子供が見たら泣くんじゃないかと思うような怖い顔とか出てきます。

ハウルよりはおもしろかったかも、、
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私の周りの人も、おもしろくない、みたいなことを言っていたのですが、


私自身は、そんなに悪くないなと思いました。
見終わったあとの余韻とか、ジブリっぽい感じがして。

ただ、確かに改善できる点は多々あると思いましたね。
特に駿監督の時と比べると、表現の細やかさが足りないかなと。

そういうところが、悪い評判につながっているのかなと思いました。
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ネタバレになってしまうので、ちょっと下げますね


そして箇条書きで失礼します
結構細かいです^^;
私は(色んな意味で)面白いとは思いましたが、良い作品とは良いがたかったです
監督にはもっと勉強して、次回作に期待しています












・第三者に「見せる」脚本になってない。
・力不足を感じました。自己完結、もしくは自己満足になってるかな?
・アレンが主人公ならばもっとアレンの心情を細やかにして欲しい気がした
・唐突な演出が多い。これもやはり見せ方が美味くないからかな
・説明不足だったり、説明過剰だったりが多い
・意見(映画にこめたメッセージみたいなもの)が一方的で偽善的。ちょっと勧善懲悪的な部分がする
・台詞がキザっぽい。自然ではない
・新しい技法で背景を描いたらしいけれど、かえってぼやけてしまっていて人間(もしくは動いているもの(崩れる建物とか))が浮き出てしまって違和感。 でもさすがジブリ、背景はとても綺麗でした。
・アレンの声は沈んだ感じが出ててよかった
・テルーの声はイマイチだけれど唄は綺麗でした。
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本当に「宮崎駿のジブリ」が好きなら面白くないと思います。


特にテレビでトトロを観たすぐに観ちゃったので、
「怖いよ・・・あんた等」
というのが正直な所です。
あれだとグッズ販売とか、商品製作は難しいでしょうね・・・

アニメ映画として面白く無くはないとういう感じですが、
話が長いものなので、映画ではなくアニメとして放送して欲しいと思いました。消化不良をおこした感じです。

主人公アレンの、岡田サンの声は合っていたように思えます。
けど、主人公がもしや「オッチャン」の方では!?と上映中に何度も考えさせられました(笑)
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『ゲド戦記』観ました。

はっきり言っておもしろいってほどでもなかったです。
しかし、おもしろくなかった…ってわけでもないです。
この感想は『ハウルの動く城』でも同じ意見です。
“終”って出た瞬間「えっ!?」って感じより「でっ!?」って思ったんですけど(^_^;)
理解不足なんでしょうかね…。
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実写版もあるようですから、そちらを見てからアニメ版を見ると評価が変わるかも…

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実際にはまだみていないのですが、書店に行ったところ原作となった本がおいてありました。



どうやら、ゲド戦記の原作は長編のようで、全6冊にも及びます。その内容を2~3時間程度の映画に凝縮してしまったのですから、内容がうすくなるのも仕方ないと思います。それどころか、話の主旨や展開などもよく分からないまま終わってしまうということもあるかもしれません。

まだ見ていないので、詳しいことを言うのは差し控えますが、評判が悪い理由はそういったところにあるのかもしれません。
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