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服を買いに行ったりして、例えばジャケットなどで、店員さんが「縫製もしっかりしています」とか言って説明してくれますけど、いまいちよくわからないのでお聞きします。
縫製がいいというのは、どういうことですか?
例えば5000円くらいのジャケットと、3万位のジャケットで、素材も一緒、見た目も一緒だったとします。
素人では違いがよくわからなかったりします。
着てみると、高いもののほうがラインが綺麗だなとかって気付いたりしますが。
確かに、縫製がいいと言われてよく見てみると、細かい部分が丁寧だったりする気がしますが・・・。
素人では違いがよくわかりかねるので、お詳しい方がいましたら教えてください。その他にも、服を買うときにこういう部分を見て、買うといいとかポイントなどもあったら参考にさせてください。

20代女

A 回答 (4件)

こんにちは。



個人的には「縫製がいい」という言葉は、売り側としては売り文句として使いやすい言葉なんじゃないかな?と思います。
商品ですから販売員は、決して「悪い」という表現はしないと思うので。

ここだけは見てから購入した方がいいよ、という部分ですが。
私が購入する際にチェックしているのは。

1.縫い目
ミシンの縫い目がつっていないかを見ます。
縫い目から糸が出ているものもよくありますが、そういう始末がちゃんとされているかも確かめた方がいいですね。

2.縫い代の始末
裏付きの物は裏地で縫い代が隠れてしまっているのでわかりにくいですが、裏無しのジャケットなどの場合ロックミシンで縫い代が処理されている物より、バイアステープで縫い代が包んであるものの方が、手間がかかっています。
シャツなども、縫い代の殆どがロックミシンで始末されていますが、中には「折り伏せ縫い」や「袋縫い」という縫い代の始末をしているものがあります。
これははげしい洗濯(洗濯機)に耐えるように仕立てられています。

3.着た時の服の状態。
切り替えがあるジャケットなどの場合は、切り替え部分の縫い目から変な皺や”つれ”がないか。
布が歪んだまま裁断され縫われた物は、見た目は普通でも着用時に服に変な皺が寄ります。

4.ボタン付け。
安い物は、結構すぐにボタンが取れたります。

5000円のスーツと3万円のスーツを比べると、細かな部分で違いがあると思います。
使用する生地や前後身ごろは一緒でも、袖に違いがあったり(1枚袖、2枚袖など。袖に切り替えがあるかないかでわかる。)、衿、ポケットの種類(飾りポケットか、本物でも簡単なものと凝った形のものがある)、袖口の開きの方法(ジャケットの袖口部分。ボタンがついている所。)、スカートならスリットの始末などで違いがあると思います。
安い物だと、ポケットや開きの始末などを簡単にできるものにして、製作工程と時間を短縮するなどしています。

縫製がミシンだけでなく細かな部分が手縫い(まつり縫い、糸ループ)など、手間がかけて作られている物はいい物だと思いますよ。

こちらに参考になりそうなものがありますので。
http://www.hanazonohifuku.com/good.htm
http://www.rester.co.jp/info/search.html
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この回答へのお礼

回答有難うございます!
すごくわかりやすかったです。
>「折り伏せ縫い」や「袋縫い」という縫い代の始末
これは初めて知りました。そういう部分で、手間がかかるんですね。

切り替えがあるジャケットも、そういう点を意識してみたことはあまりなかったので、今度から気をつけてみてみます。
縫製の手縫い部分なども、素人では気付きづらい部分でした。いろいろ参考になりました。
参考URLも早速見てみます。有難うございました。

お礼日時:2006/08/14 03:08

素人でも一番簡単なのは、「左右対称」


特に、カーブがあるような部分、脇、プリーツ、フレアー等々を正中から見て
きちんと、同じようにできているか。
微妙に、布地に目印になるようなラインがある場合、右と、左と
同じような部分の生地の「模様」が同じになっているかチェック。
ジャケットなどは、背中心はあわせますが、脇でずれていたり、
そで下のカーブが左右対称でなかったりします。
スカートは、左右のプリーツの広がりが対象かどうか。
これらはすべて布目をきちんととっているかがポイント。

手間隙かけているということでは、ジャケットの袖の見せ開き(袖口のボタンのついているところ)を
きちんとつくっているところは、「額縁」につくります。
スカートの裾の割れている部分(タイトスカートのうしろのスリットのようなモノ)も「額縁」
もちろん、ジャケットの裾のスリットも「額縁」が本当です。
ココまでこだわっているところは、信用してもいいですが、
布目にこだわっているかというと、そうでもないところもあるので
作業工程が別ですので、なんともいえません。
もっとも、「額縁」をきちんとつくるようなところは、加工代が安くはないです。
「額縁」って角から斜めに縫い目があります。
ただ、パタパタと角を折っているだけではないのです。

かなり、高価な生地を使っていても、工場の仕様がいい加減なところは
ダメです。
私自身の経験では、ホテルのショップに入っているような高級店で
衝動買いしたジャケットが最悪でした、セール品ではありません。
カシミアでかなり高かったのですが、色が絶妙で大変良かった。
家にもって帰って、ポケットのアキを仮止めしてあるしつけをとると、玉ぶちの端から布がほつれるのです。
2回取り替えてもらいましたが、どれも全部「解ける」
工場のチェックが甘いのです。

いまどき、縫い目が曲がっていたり、縫い目がつれているようなのはB級品以下ですので、アウトレットでもない限り、お目にかかることはナイト思います。

端の始末は、縫製がいいかどうかとは、必ず一致する問題ではないデス。
生地の質感を大切にするとどうしても、そのような始末をせざるを得ないということもあります。
薄地で、高級品などのファスナーは、ミシンがけしません。
ココまで、縫製にこだわることは余り、既製品ではないと思われます。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
お礼がとても遅くなってしまい申し訳ございません。
「左右対称」かということは、ご指摘が無かったらあまり意識してみなかったと思います。今度意識して、見てみます。
「額縁」がまずよくわからなかったので、ネットで調べてからもう一度読ませていただきます。
とても参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2006/08/22 23:30

店員さんが「縫製もしっかりしています」と言ったことは、「縫製=しっかり」ということで丈夫と言うことだと思います。


店頭で「縫製が良い」というと、一般的には「丈夫」もしくは「縫製が綺麗」ということを意味していることが多いと思います。

縫製・デザイン・素材などなど、何にお金をかけているかにもよります。素材も見た目も一緒だった場合、他の場所にお金がかかっていると思います。例えば全く同じに見えても、縫製やパターンが違うことによって、着た時に綺麗なシルエットに見えたり、着易かったり等のことがあると思います。

ただ、縫製が悪い(ほつれ易い)場合でも、一概に悪い服とは言えません。縫製が悪くてもシルエットが綺麗な服とかもあるのでややこしいですね。

また、全く同じような素材によっても、実は大きく違う場合などもあります。普通の人が見たら、まず違いがわからないような高い生地もあります^^;
また、洗濯できるものだと、洗濯後に一気に表情が変わるものとかもありますよね。洗濯したら毛羽立ってしまったり、一気に毛玉が出来てしまったり。

素材も一般的には、安いものはポリエステル、高いものはキュプラなどが使用されているケースが多いかと思います。しかし、私は以前、7万円のコートで裏地がポリエステルのものを見たことがあります。7万円のコートが高いか安いかは意見が別れるところがあるかもしれませんが^^;

見るところは、好みにもよるのかもしれないですが、
シルエットが綺麗で合ったり、自分に似合っているもので、それがサイズが合うこと。そして、その素材が見た目で自分で納得できるもの、縫製も綺麗だったらなおいいかもしれません。

そして、これは補足ですが、「折り伏せ縫い」は着用時の耐久度をあげるために使用されることが多いかと思います。ワークパンツやワークジャケット、ジーンズなどに良く使われていますね。もちろん、洗濯時の耐久性もかねているかもしれませんが。
「袋縫い」は、ロックできない薄い布地や、表に透き通ってしまう薄い生地などに使用することが多いです。
また、パーツが少なくても、デザイン的にミニマルにしている場合もあるので、これも一概に安さに基準とは言い切れなかったりします。メンズはディティールにこだわりますが、レディースの場合はシルエットであったり着た時にどういう感じなのかということが重視されるので、細部の違いもなかなか難しいですし^^;

やはり、できる限り、沢山見て、自分が納得できるかということ一番です^-^
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
お礼が大分遅くなり大変申し訳ありません。
>洗濯後に一気に表情が変わる
>素材も一般的には、安いものはポリエステル、高いものはキュプラなどが使用されているケースが多い
>「折り伏せ縫い」「袋縫い」
なるほど、このような細部の違いがあるのですね!
大変参考になりました。キュプラは、静電気が起きづらいものですよね。
有難うございます。

お礼日時:2006/08/22 23:24

こんにちは



私もプロではありませんが
縫い目がしっかりしていると言うこと
糸のゆるみがない
上糸と下糸のバランスがちょうどいい
2重縫製などで延びやすい部分を補強してある(脇など)
布の伸びる方向を考えて裁断してある

あとは一流メ-カ-などは
布の裁断部分などにバイヤステ-プなどで包んである時がありますよね

学校ではしっかり仕上げるためにそのことを習いました
其れはしっかりしていると言うことだと思います
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この回答へのお礼

回答有難うございます!
どれも読んでいて、なるほど~という感想でした。
いろいろ手の混んだ縫製の方法があるのですね。
大変参考になりました。

お礼日時:2006/08/13 23:33

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