dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

モールス信号って覚えているといざというときに役に立ちそうな気がするのですが、信号を送ったらそれを分かってくれる人は今の時代でもいるのでしょうか?
日本の警察・消防・自衛隊、海外の諸機関などでは使われていないのでしょうか?

A 回答 (5件)

 こんばんは。



>モールス信号って覚えているといざというときに役に立ちそうな気がするのですが、信号を送ったらそれを分かってくれる人は今の時代でもいるのでしょうか?

 はい、いる事はいます。
 例えば、無線関係では

 ☆欧文モールス符号については、第1級~第3級総合無線通信士と第1~3級アマチュア無線技士
 ☆和文については第1級~第3級総合無線通信士と国内電信級陸上特殊無線技士

 の試験科目に入っています(第3級アマ技士については、昨年10月からペーパー試験になりましたが、その他は聴覚受信(通信士と国内電信級特技は送信術もあり)となっています。なお、アマチュアには和文も欧文もできる方も多数おります(平成8年までの1アマ国試には和文受信がありました)。

 ほかに、かつては船舶間でサーチライトを用いてモールス符号による通信をしていたこともありますが、今は、行っていないようです。


>日本の警察・消防・自衛隊、海外の諸機関などでは使われていないのでしょうか?

 これは、現在でも使われていることは使われているのですが、かなり「細々とした」使い道でしかありません。

 モールス電信は送信機や受信機の構造がいたって簡単で、ある程度の技量があれば修復しやすいこともあって、かつては船舶向け・船舶間の通信で多用されていました。しかしながら、モールスはいわゆる「特殊技能」の面があり、専属の通信士を置かないとならないという面があります。また、無線電話などの無線機器の信頼性も、かつてとは比にならないほどに向上してきました。その他いろいろな理由で、船舶におけるモールス通信は必須ではなくなり(国際条約的には全面的に廃止されています)、いまは漁業通信の一部で細々と残っているにすぎない状況です。また、航空の分野では、船舶に先立ってモールス通信は全面廃止されています。

 国内において、今でも実際にモールス通信を利用している例をあえて挙げるとすれば、海上保安庁による遭難救助などのための通信(救助対象となる局がモールス通信をしている場合など、用途は限定されている)や、漁業用海岸局と漁船との間または漁船間の通信の一部といったところでしょうか。海保は、かつては巡視船にモールスのできる通信士を必ずおいていましたが(第1級ないし第2級総合無線通信士)、いまでは必ずしもそうではない模様です(しかし、海保による1・2級総通の募集はごく少数ながら今でも続いていますし、海保自体では今もモールス通信の聴取は続けているそうですから、完全に運用を廃止しているわけではない様子です)。また、警察・自衛隊も、モールス通信を全く使っていないわけではありません。通常は多重無線設備や無線電話などを利用するのですが、「国内電信級特技」等の有資格者がおり、非常通信訓練時には和文によるモールス通信もしています。なお民間レベルでは、ごく一部の遠洋漁業で使われているくらいと思っていただいてよいと思います。
 ただ、これらを受信できる機会は一昔前と違って、いまでは「非常に珍しい」と思っていただいたほうがよいでしょう。実際は、プロではモールス通信は「瀕死状態」で、ほとんどの方にとっては「アマチュア無線」がモールス通信を聞く唯一の機会といえます。実際、いろいろな掲示板で、1総通保持者の方が「資格が役に立っていない」と言って嘆いておられるのをよく見かけるほどですから・・・。ひょっとしたら、団塊の世代の方がどっと抜けたら多少の求人はあるのかもしれませんが、どれほど期待できるものなのか・・・。


 ところでモールスの知識を活用する場は・・・と聞かれた時にお伝えしなければならない、重要なことがひとつあります。
 電波法の規定により、「モールス符号による通信操作のできる無線従事者の資格を有する者以外のものは、例えモールス符号を知っていてもモールス符号による通信操作(主に送信)をすることができません」。つまりモールス通信ができる資格がない限り、知っていても「無駄な知識」になってしまいます。そして、資格をもっていても、実際に活用できるのはアマチュア無線くらいです。
 正直なところアマチュア無線をなさるならモールス習得はよいと思うのですが、単なる知識習得目的であれば、あるいは就職の道具としてお使いになるのであれば、あんまりお勧めできないです・・・(^^;
    • good
    • 3

プロの正解では今でも使われている所はないのではないかと思いますが、アマチュア無線の世界では今でも使われています。


といっても上級資格を持っている人たちだけですが。

聞き取るだけなら意外と簡単におぼえられますよ。
    • good
    • 1

電信は弱い電波で遠くまで届くので花形だったのですが、


光ファイバー海底ケーブルや通信衛星の発達で価値が薄れ、
すでに業務用の世界では完全に廃止されました。
と言うことでモールスを覚えても日常で役に立つことは殆どないでしょう。

大掛かりな設備を使わず遠くと交信できることでアマチュア無線では細々とですが根強く使われています。

しかし、インターネット(含むチャット・TV電話)の普及でアマチュア無線のメリットも
影が薄くなっています。

余談ですが趣味の多様化や携帯電話、インターネット、カーナビの普及でハム人口は深刻な減少傾向をたどっています。
    • good
    • 0

以前は、「電話」の性能があまりよくなかったので、


遠隔地への伝送には、「電信」を使うことが多かったですね。

今は、海外でも、「電話(無線)」で、十分できるようになったようですので、プロでも、通常は、ほとんど、使わないようですよ。

いちよう、アマチュア無線では、趣味として、使ってますよ。

自分も以前、よく、やってましたが・・・

なので、アマチュア無線の一部の人は、知ってますね。
覚えたり、使うのは、少し大変ですが、
熟練すると、わすれませんよ。(^^;
    • good
    • 1

SOS以外は、まず使うことはないでしょう。


でも教養とはそういうものだと思います。
戦争になれば役にたつかもしれませんね。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!