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腰椎椎間板ヘルニアで手術が必要と診断されました。医師から
(1)現在最も多い手術法(背中を5~8cmほど切る方法)
(2)内視鏡下で行なう手術法((1)より回復が早く傷も小さい)
のどちらがよいか聞かれました。
私は(2)の方がよいかなと思うのですが、高度先進医療になっていて実費(10割負担)になるかもしれないようです。また、現在入院している病院では(2)は行なわれておらず、他院から医師と機械を招いての施術になります。

教えていただきたいのは、2つの方法の
1)メリット・デメリット
2)かかる費用
3)手術を受けられた方の感想
です。よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

おはようございます。


脊椎健康コンサルタントのOk spineです。
まず、abi1234さまの話を詳しく読んで見ました。
しかし、今手術を受けようとしてもまだ、ちゃんとできている情報が無いので、けっこう戸惑っているのが見えますね。
では、まず内視鏡を使う手術について説明します。
内視鏡手術は先進国では最近頻繁に使われているヘルニア治療の方法ですが、日本には非常にその導入が遅かったです。
しかし、頻繁に使われていてもこの内視鏡手術は長所と欠点を全部持っています。
まず、長所は当日退院が可能で、すぐ日常生活に戻れます。
ですので、この点だけ見て多くのヘルニア患者様がこの手術を受けようとしています。

しかし、この内視鏡の最大の欠点は2つかあります。
まず、非常に再発率が高いです。これは問題がある椎間板を完璧に治療せずに、突出されているヘルニアの塊だけ取り除いて、レーザーで片付ける方法ですので、治療が終わっても椎間板のところはまだ不安定になります。
特に内視鏡を使う手術を受けた患者の中で速ければ4ヶ月以内に再発する方もいるし、ほとんどが2年後まだ、同じ痺れや痛みを訴えます。
ですので、手術が必要な場合は内視鏡ではなく、微細顕微鏡レーザーを使う手術をお勧めします。微細顕微鏡レーザーは今まで、使われているヘルニア治療や他の脊椎疾患(狭窄症、脊椎不安定症、退行性、後縦靭帯骨化症など)に全部使われて、その効果も非常に高いです。

もう一つの問題は内視鏡は適用される疾患の範囲が狭いです。
椎間板ヘルニアは軟性ヘルニアと硬性ヘルニアで分けられますが、この内視鏡手術は軟性ヘルニアしか使うことができません。ですから、どんな最先端な脊椎専門病院へ行っても内視鏡手術より微細顕微鏡レーザーを使う手術が圧倒的です。

かかる費用も日本ではこの内視鏡(日本ではほとんどがPLDDですね)は保険が利かないのでけっこう高いです。
しかし、日本はまだPLDDのほうを使っていますが、もっと脊椎医療先進国ではPLDDは今はあまり使っておらず、もっと進んだPELDという内視鏡治療法を使っています。しかし、このPELDも非常に再発率が高いです。もし、社会で引退してあまり動かない高齢者の場合はこの内視鏡手術を受けてもかまいませんが、若者や会社員、まだ、けっこう活動性が高い人々は絶対受けるのをお勧めしたくありません。私の治療経験によっても活動性が高い人々は必ず、2年以内に再発が起こりました。

ですので、私がまだabi1234さまのX-rayやCT、MRIの資料を見ていないので、正確にはいえないですが、もし、日本の医師から手術が必要と言われましたら、微細顕微鏡レーザーをお勧めします。
私が治療している病院はヘルニアをはじめいかなる脊椎疾患でも手術後1週間以内には退院ができます。それとすぐ日常生活に戻れます。切開による傷口もabi1234さまのご存知のような背中を5~8cmほど切る方法ではなく約2センチしか切らないので、あまり傷跡も残らないし、手術して3時間後からは歩行ができます。


お大事に。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!
ずいぶんPCを見ていなくてお礼が遅くなり、申しわけありませんでした。
今後、悪化するようでしたらお奨めの微細顕微鏡レーザーを使う手術を検討したいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/27 14:40

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