【お題】王手、そして

僕は両方のアニメを全く見た事がなく銀河鉄道999というアニメに関してはつい最近名前を知りました。 二つともとても有名なアニメでファンも沢山いる、ということでどういった内容の物なのか興味があります、宇宙戦艦大和に関しては勧善懲悪ものではないと父が言っていたのですがおおまかにいえばどういったストーリーの物なのでしょうか?
また銀河鉄道999は母が悲しい話ともいえる、と言っていましたがアニメの歌を聞いたりしたときには割りと明るいイメージや冒険物のイメージを受けたので意外でしたがこれはどういったストーリーなのでしょか?

A 回答 (9件)

「宇宙戦艦ヤマト」と「銀河鉄道999」は


共に松本零士が関わってますが、原作にも関与しているのは
後者だけとなっているので、内容や雰囲気はかなりことなります。
作品としては微妙にダブっているようなところもありますが
そこら辺はジョークに近いようです。

「宇宙戦艦ヤマト」は、基本コンセプトは、
戦艦大和の菊水特攻作戦がモチーフで、
ガミラスの遊星爆弾によって廃墟となった地球の
最後の希望となったヤマトがたった一隻で、
放射能除去装置を求めてイスカンダルに向かうというもの。
他のシリーズでも、特攻、自己犠牲は頻繁に登場するのが特徴で
「愛の戦士たち」では主人公達が数人の脇役を除いて全滅するという
アニメ史上かつてない壮絶な終わり方をしたのが象徴しています。
ヤマトの場合、ここで物語は終わるべきだったのですが
あまりに人気だったので、続編をつくっちゃったのが問題。
死んだはずの人間が生き返ったり、死んでなかったと
ごっちゃごっちゃになって、ダメダコリャみたいになりましたが、
基本的に戦闘シーンだけがウリだったので
とにかくアニメとしては絶望的戦闘でバタバタと味方が死んでいって
最後は壮絶におわれば○という感じでシリーズはつづき
それなにまとまってます。
ま、簡単にいえば、擬似戦争映画のハチャメチャ版という感じで
確かに勧善懲悪とかそういう次元じゃないですね。
地球を守る側と、攻める側しかありませんから。

「銀河鉄道999」は少し哲学ぶった作品です。
この作品のメインテーマは、鉄郎少年の青春そのもの。
メーテルという母の形を持った恋人のような保護者のような
存在と旅を続けますが、機械の体(=永遠の命)をもらうために
旅をするということなんですが、それは裏を返せば
生きるとは何か、限りある命の価値とは何かを問うもので、
作者の弁によると、少年から大人になる過程を
辺鄙な宇宙の”駅”で出会う様々な異邦人との出会いを通して
経験、あるいは確認していくというものです。
だからこの物語は、悲しい話というよりも、切ない話といえます。
その切なさというのは、二度と戻らない”青春の思い出”だから
ということであって、いわゆる悲しいとはちょっと違う。
確かにいきなり母親が死んだりしますが、
星野鉄郎というひとりの少年の青春を各駅停車のストーリーに
託したというのがこの物語で、冒険譚とも少し違うのです。
青春が物悲しく感じるというのはいわば大人の感想なので、
そういう意味では本当はすこし大人視点のアニメといえます。
ま、当時のサンデーの読者年齢層がそういう感じでした。
しかしアニメ化のときに若干子供向けに修正されたので
明るいイメージが付加されています。
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一行でまとめてみましょう。



ヤマト:平和は愛するけど、殺らなきゃ殺られる。
999:いくら過程で努力しても、他力本願の夢は破綻する。
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ストーリーは他の方々が書いているので割愛します。



TV版と劇場版があるのですが
もしご覧になるのでしたら、劇場版をオススメします。

特に「銀河鉄道999」の劇場版は素晴らしいです!
TV版とは多少絵が異なるのですが(特に主人公)私は
どちらの絵も好きです。
最大のオススメポイントはやっぱり挿入歌です。
ゴダイゴ(ご存知かな?)の歌がもう最高で
流れた瞬間感動の嵐です!(笑

銀河鉄道999は今でも私の好きなアニメ、ベスト5に入っています。
是非一度ご覧下さい!
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ストーリーは他の方が書いている通りです。


ヤマトは、一部の敵以外地球を侵略し移住しなければ自分達が滅亡してしまう、というやむえない理由が存在しており、敵側の視点からの描写もふんだんに盛り込まれている点が当時としては斬新でした。
2作以降は戦後の目覚しい経済復興やそれにともなう軍備強化で慢心する地球人がそのおごりにより墓穴を掘って危機に陥る、といった高度経済成長に沸く日本人に対する警鐘的な内容に、
また、TVシリーズ3作目では、それまで移住先として常に宇宙人から狙われていた地球の人類が太陽の異常で地球に住めなくなったため他に移住先を探さねばならないという逆転的な話になるのですが、
自分達より劣る文明の星を発見した際
「この星を侵略して第二の地球にしよう」
と、いう意見がヤマトの乗組員から出るなどといた、皮肉な展開を迎えます。
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補足になりますが、


そういえば、銀河鉄道999を知らない(お母様が世代)世代だと、ヤマトってなんだこりゃ?って感想になると思います。
近年って、戦争映画の英雄譚ってほとんど作られていないので、現代人って特攻とかのヒーロー感覚がないんですよ。その為身体が受けつけないことがよくあります。ウチの嫁にはじめて見せた時そうだった。歴史観って簡単に歪められることを痛感します。
ただ、波動砲の発射の手順とか(今見ると馬鹿馬鹿しい)で仮想メカを論理チックに演出するとか、敵のデスラー等に人間的魅力が強く、ガミラスにも感情移入ができるとか、後のアニメに強い影響を与えているのがよく分かります。
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私は、劇場版の「宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」が好きでした。


ヤマト乗組員のほとんどが戦死、最後はとても悲しくなりました。

銀河鉄道999
確かに、少し悲しい話かもしれません。永遠の命と、限りある命についてのストーリーです。
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ヤマトも999も第一次アニメブームの中では完成度が高い名作なので(ヤマトの劇場版続編はグダグダですが)


レンタルで劇場版のDVDを見てみてはいかがですか?
ただし、999の鉄郎はテレビ版と映画版でキャラクター設定が違うので顔が違います。
SFアニメが好きなら
ヤマト>999>ガンダム(1st)>エヴァンゲリオン
で王道アニメ歴史を見る事になるので、古いものは古いものなりに面白いですよ。
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宇宙戦艦ヤマト


ガミラス星人によって放射能汚染された地球を緑豊かな星に戻すため、イスカンダル星に放射能除去装置を宇宙戦艦ヤマトで取りに行くという話。

銀河鉄道999
勇敢な少年鉄郎が機械の身体を手に入れるため、謎の美女メーテルと999号に乗って旅をするという話。
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宇宙戦艦ヤマト:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99% …

銀河鉄道999: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3% …

このあたりが参考になるかな。

ヤマトは、侵略を受けて汚染された地球を元に戻すための装置を取りに行く、という話で、目的は「悪と闘う」といった単純なものではない、という点から勧善懲悪ではないといえるかもしれません。侵略を仕掛けてきた敵も結構魅力的で、人間的なところが多々あるため、敵、味方共に見ていて楽しめます。が、あまり明るい話ではありません。

銀河鉄道999は、体を機械化し、サイボーグになった富裕層の人たちに母親を殺され、自分も機械の体を手に入れると決意した主人公が、機械の体を提供してくれるという謎の女性メーテルと共に銀河鉄道999に乗り込み旅をする、というのが大筋。なぜメーテルは主人公に機械のkらだを与えると言ったのか、といった謎は最後まで見ればわかります。

こちらも悲しいテーマが多いお話です。

物語は、同じ作者である「キャプテンハーロック」などともつながっており、物語の途中でハーロックなども出てきます。
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