No.1
- 回答日時:
こんばんは。
難しい課題ですね。紫式部と清少納言の生い立ち、バックボーンを知ることで、なぜ、この二つの偉大な物語が生まれたかわかるはずです。「作文形式」とのことですが、そこまで求めるのはあまりにも何も考えなさすぎじゃないでしょうか~(^^)http://www.geocities.jp/hidepen555/myweb_006.htm
http://www.geocities.jp/hidepen555/myweb_007.htm
がわかりやすく彼女たちの生い立ちを解説しています。
記録ということですが、上記にある文献をのぞいてみると、だいたい想像つくんじゃないかな、と思います。清少納言と紫式部はまったく異なる視点から物事をとらえ、表現していますが、その文学にむかった姿勢、理由には共通するものがあるんじゃないか、と思います。
ずばりじゃなくって、ごめんね。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
書いた動機やきかっけなんて、正解は本人に聞くしかないし、作者本人の言葉が残っているわけでもないでしょう。
課題の意義は「正解を探して書くこと」でなく、「残っている記録を調べて、動機を想像して作文にまとめる」ということでいいんじゃないでしょうか。
まあ、それが難しいんでしょうけどね。。。
とにかく、「明確な正解」はないはずですよ。
ウィキペディアより図書館で読んだ本のほうが正確かもしれませんが、参考に。
紫式部
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E5%BC%8F% …
源氏物語
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E6%B0%8F% …
清少納言
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E5%B0%91% …
枕草子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%95%E8%8D%89% …
とりあえず、長編小説と随筆の違いはありそうですね。
随筆とは、今風に言えば「エッセイ」と言っていいんじゃないでしょうか。
ここで課題の答えをそのままもらおうとするのは利用ルール違反です。
それに、それぞれの作品の「違い」ならともかく、「動機」は誰にも断言できないので、自分なりに推論するしかないと思いますよ。
どうして文章で表現したのか・・・とかなら、彼女たちの当時の境遇が影響しているんだろうと思いますが。
余談ですが、河合隼雄先生が言ってました「頭が良くて、絶対に出世はできない」と。この本の中で。
↓
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98 …
ちなみに新聞で読んだんですが、アメリカの大学でテストをやったら同じ間違い回答が続出で、調べたらみんなウィキペディアの記事を参考にして答えていたんだそうです。
で、間違いだったわけです(^^;
なので1つだけ調べてOKと思うんでなくて、他の資料でも調べて裏を取ったほうが安全です。
がんばってください。
No.3
- 回答日時:
文献に拠っていれば、作者自身の述べるところでなくともかまわない、ということならば、『源氏物語』の場合は『河海抄』(中世に作られた『源氏』の注釈書)の巻一冒頭にある記述が参考になります。
「國文注釋全書」、「源氏物語古註釈大成」、玉上琢彌編「紫明抄・河海抄」(角川書店)などによって、活字で読むことが可能ですので、図書館で探してみてください。『枕草子』は清少納言の書いた跋文(あとがきのようなもの)を参照するのがいちばんです。三巻本、能因本という系統の写本にしかない記述なのですが、活字になったものはたいていが三巻本系統の写本に依拠していますので、古典全集の類に収められた『枕草子』の最後のほうを読んでみてください。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
枕草子については、跋文に書かれていることから類推するのが一番でしょう。
ただ、枕草子が枕草子として成立した理由は「つれづれなる里居のほどに」「目に見え心に思ふことを」「書き集めたる」が「心よりほかにこそ漏りいでにけれ」とあるんですが、書き始めた理由は「ない」んですよね。
単なるメモですから。大げさな「書き始めた理由」なんてないんです。
http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/maku2.htm#319
源氏物語については「書いた理由」は、現代では「分からない」が正解ですよ。
土佐日記のように「おとこもすなるにきといふものををんなもしてみむとてするなり」という動機は見当たりませんから。
「源氏物語」は、物語なので作者が書いた動機を入れるのは変ですしね。
また、「記録に残されている根拠」と言っても、当人の談でなければ「根拠」とは言えないでしょう。
#3さんがおっしゃっているように「文献に拠っていれば、作者自身の述べるところでなくともかまわない」というのであれば、源氏物語に関しては、『無名草子』もありますよ。
このあたりが参考になるのではないでしょうか。
http://www.asahi-net.or.jp/~mq9k-ymst/KYkobun/sa …
http://www.f-izumi.com/~bk8s-sndu/mei37.html
http://www.f-izumi.com/~bk8s-sndu/genji.html
大斎院選子内親王から上東門院彰子に「退屈しているので、何か物語を貸してください。」という依頼があったので、彰子が「どれを差し上げたらいいかしら。」と紫式部に相談をした。
紫式部が「新しく作って差し上げては?」と申し上げたら、彰子が「じゃあ、あなたが作りなさい。」と言われた。
それで、源氏物語を作って差し上げた。
という話ですね。
尤も、源氏物語は、紫式部が上東門院彰子に仕える前から書いていた…とされていますから、説としてはどうでしょうか。
当時は、「紙」が高価なものでしたから、随筆や物語を書く、書き留めるだけの「紙」を手に入れることができたから書いた…という言い方もできるのではないでしょうか。
No.5
- 回答日時:
『源氏物語』については、♯4さんが書かれているのは説話などに書かれていることで明確ではありません。
当時、一般的に創作動機として考えられていたことが説話に残っているという程度です。『枕草子』は全体的に中宮や中宮の家族、天皇などを賛美している章段が多くあります。清少納言が29才で仕え、物語でしか読んだことのなかった宮中生活や中宮に感激して文章にしたのではないでしょうか。
一条天皇は中宮定子のあとに彰子を中宮に迎えました。清少納言のいる定子側と紫式部のいる彰子側でサロンが形成され、一条天皇の気を引く(子孫を作る)ために『源氏』は作成されたのではないかとも言われます。彰子の父、道長が紫式部のパトロンだったと言われており、道長、彰子なども読者であったと思われます。このころになると、読者が意識されているはずですから、レポートなどにするのであれば、読者層を考察してみるといいですよ。
追記 「こんにちわ」ではなくて「こんにちは」が正解です。
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