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最近CMを見ていると、「イメージ図」というのがやたら出てきますね。
例えばお掃除ワイパーでごみが取れる様子とか生薬配合の薬で液体の中に生薬の写真が溶けていく様子など。
そういう映像を流すのはいいとしても、「イメージ図」と言うテロップをいちいち付けるのには疑問を感じます。
こういったCM、どう思われますか?

A 回答 (2件)

広告制作に従事している者です。


あれは、つけないとけっこう面倒なことになるんです。

たとえば例で挙げているごみが取れる様子の場合は、「こんなイメージでごみがよく取れますが、それほどよく取れないこともありますよ」という意味でつけているわけです。
この場合“イメージ図”のテロップがないと、「CMみたいによく取れないじゃないか!」というクレームが企業にあったとき、「いえ、あれはあくまでイメージですので、使い方などによっては…」といった説得をする前提がなくなり、そのCMを作った制作会社や広告代理店が企業から責められることになるわけです。

液体に生薬の写真が溶けていく例のほうは、もっと重要です。
薬のCMには薬事法などでいろいろな制限が設けられていて、この言葉は必ず入れなければいけないといった規定が多くあるんです。
また業界団体で申し合わせた自主規定もあり、製薬企業どうしで監視もしています。
この例なら、単なる水に入れた場合と体内に服用した場合では溶け方が違うこと、水に溶かしてから飲むのではなく水を口に含んだ後で薬を口に入れて飲むこと、生薬そのものから作った薬ではなくその成分などを利用して作った薬であること、など様々な言い訳を含んでいます。

個人的には、こんな言い訳いらないだろ、多すぎだろと思うことがよくありますけどね…
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大体の所は#1さんの回答でいいと思われます。



その「イメージ図」をよく見てください。
たとえば「お掃除ワイパーでごみが取れる様子」では、
全てのゴミが取れず、一部残っている映像になっているはずです。
これは、全てのゴミが取れる映像にしてしまうと「誇大広告」とみなされるからです。
全て取れると消費者に誤認させ、
「取れなかったじゃないか」というクレームが来ても反論できなくなるということです。
これについては以下の過去質問も参照。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa143461.html

もちろん、そこまでいちゃもんを付ける人なんて少数派ですが、
やはり企業としてはこういう人たちへの対応については苦慮せざるを得ないのです。
ま、「しょーがねーな」ってとこですね。私個人の感覚としては。
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