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よく浴衣を着物風に着こなすには?と言う質問に『綿絽』『綿麻』で…とありますが、透け間や涼しさなどどちらの素材がいいのか教えてください。「綿絽」は表示を見ると綿100%とありますが、一般的な安い浴衣と素材感はまるで違うものなのでしょうか?私も昼間でかしこまった場所でない場合にそれらの浴衣+半衿・袖付きのうそつきスリップ+足袋でと考えています。その場合、下駄or草履どちらでしょうか?また「しじら」とか「変わり織り」についても教えてください。

A 回答 (1件)

<「綿絽」は表示を見ると綿100%とありますが、一般的な安い浴衣と素材感はまるで違うものなのでしょうか?



そうですね。まず「絽」の着物はご存じでしょうか?
等間隔に透けを入れて織られた夏用の着物地で見た目にはストライプの織り模様が出ます。
http://www.kimonoland.net/mame/mame-k-natumono.htm
絹でなく綿で織られたのが綿絽というわけです。
一般的な安い浴衣…の定義が曖昧ではありますがきちんとした綿絽は誰の目にも違いがわかるでしょう。涼しげで高級感があります。
しかし絽だから高いという事ではありません。コーマ地と呼ばれるポピュラーな平織りの浴衣でもきちんとした生地と染めであれば高級品です。

そして「綿麻」というのは綿と麻の交織のことで、綿と麻の混合割合で質感が違ってきます。
麻は非常に涼しい生地ですがシワになりやすい欠点があります。綿と混合することでそれが抑えられ、初心者にも着やすい夏の着物と言えます。
透け感は織り方で変わってきます。涼しさで選ぶなら私は綿麻だと思います。

浴衣に合うのはやはり下駄ですね。いくら半襟をつけても、高級な浴衣でも柄ゆきが浴衣っぽい物は着物には見えないわけで、それなら下駄の方が似合うと思います。
ただし足袋は履かれた方がより浴衣をワンランクアップに着こなせると思います。
麻の足袋がやはり涼しさダントツですよ。

しじら織りは布の表面に凹凸のある織物で阿波しじらが有名です。
http://www.menz-kimono.com/awasijiraori.html
暑い夏にサラッと肌に心地よいので夏の着物や浴衣に使われます。

変わり織りとは文字通り定番の織り方でない物を指し、一つの織物の種類を言うわけではありません。
しかし最近よく見かける「変わり織り浴衣」というのはいわゆる本当の高級品ではない物がほとんどのようです。
着物と変わらない行程で作られる職人の手による浴衣地が高級品と呼べるのであって、「変わり織り」はそのような行程ではなく洋服地と同じ作り方をしています。
つまり本物浴衣を真似て作った洋服地の浴衣、という解釈が正しいと思います。

もし質のよい本物の浴衣を求めたいと思うならこちらの商品をご参考に。
http://www.chikusen.co.jp/
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この回答へのお礼

なるほど…「絽」は絹と綿の違いなんですね。分かり易く説明していただき、ありがとうございます。実は昨日しじらの浴衣が届いたので、早速半衿つき肌襦袢+足袋+下駄でお出かけしました。今、解答をみて「下駄の方がいい。」とあったので、「よかったぁ。」と思いました。綿絽や綿麻の浴衣も挑戦してみようと思います。今年の4月からにわかに着物づいていて浴衣として着るより、着物風で着てみたくて…。どこかの掲示板で「帯枕の代わりにヘチマで代用すれば涼しい。」とあったので、暑さ対策を工夫して楽しみたいと思います。綿の着物も普段着に欲しいけど、高いので暑い時期は浴衣でしのごうと思います。

お礼日時:2007/06/12 13:46

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