プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「もしも明日の午前0時に、突然死ぬとしたら、何がしたいか?」
という問いをよく自分にぶつけます。

「女性とたくさん関係を持つ」とか「おいしいものを食べまくる」とか
「気に入らないやつを殴りに行く」とか、
低俗で下世話な欲望がいろいろ浮かぶのですが、
結局いつも最後に出るリアルな答えは
「死への恐怖に耐え切れずに、ただ泣きながらそのときを待つだけだろう」です。

しかし、高齢者(特に平均寿命を大幅に超えた)の方々は、
「明日、いや次の瞬間に自分は死ぬかもしれない」という
恐怖を抱えているはずなのですが、
精神面・行動面、
すべての面において、
若者よりも落ち着いているように私には見えます。

少し失礼な言い方になりますが、
脳が老化すると、死への恐怖が鈍化するのでしょうか?
それとも本当は、心の中が死への恐怖でいっぱいなのでしょうか?

私が今80歳になったと仮定すれば、
とても死への恐怖に耐えられません。

そう考えると、ご年配の方々はつくづく偉大だなといつも思っているのですが、
本当のところはどうなのでしょうか?

教えてgooのユーザーさんにいらっしゃるかわかりませんが、
80歳を超えておられるご年配の方々に、
死に対するご意見を聞いてみたいです。

A 回答 (11件中1~10件)

高齢になると身体のあちこちにがたが来る。

燃えるような希望がなくなる。パワーがなくなる。つまり心身ともに衰え、死期の近いことを悟り(ああもうそろそろだな)とあきらめがつくのです。
わたしは団塊の世代ですが、老化現象があちこちにあり、これが年と共に強まり、衰えて行くのだなということがわかります。淋しいことですがこれが自然です。死なないとこれまた大変なことになります。要するに神によって生かされている間はしっかりと自己表現して生きればいいんです。
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ごめんなさい、私は20代の女なのですが、


祖父母と一緒に暮らしていて、死へ向うことについて意見を聞いた事があるので、書きます。
この回答は、寿命で死亡することの話であって、事故死などで死亡する場合の話は割愛します。

私の祖父母は80代と90代ですが、そのどちらの口からも、
「死にたくない」と聞いた事は一度もありません。
むしろ逆に、「さっさと逝っちまいたい」と捉えられる発言のほうが、多く出ますよ。
その発言には、「老いてみんなに迷惑をかけるぐらいなら殺して欲しい」という意味が含まれているようです。

わたしの祖父母は今も余裕の健康体なのですが、いつも、
「もし自分が植物状態とかになって介護が必要になったら、殺して欲しい」と言っています。
それは、生に対して悲観的なのではなくて、「もう十分に生きたから楽に逝かせてくれ」という意味で言っていました。

わたしはまだ20代なので、まだまだ生きていたいです。
もちろん死にたくないです。
だけど、80歳90歳のおじいさんおばあさんは、
「もう十分に人生を全うした」という感覚なのではないでしょか。

わたしの祖父母もそうですし、仕事関係で知り合う年配の方も、みなさん、
死への恐怖というよりも、「もう十分にやり終えた」という感覚が多いように見えます。
だから、死が訪れるというより、死を迎える、という感覚なのではないですかね。
知り合いの老人は、毎日、新聞の死亡欄を確認するらしいです。
自分の知人の名前を見つけると、「ああ、あいつもとうとう、逝ったか」と思うらしいです。
数日前にそのお話を聞きました。「俺もそろそろやな~」と笑っていました。

不老不死を望む人っているのでしょうか。
質問者様も、いざその年齢になったら、きっと受け入れられると思いますよ。

わたしは、自分の祖父母が死んだときは、
「何で、逝かないで」とは思わずに、「いってらっしゃい」ぐらいの気持ちで送ってあげたいです。
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お話を読んでいて、


子供の頃、出産の話を聞いて、
とても痛そうで、自分は絶対子どもは産めない・・
と思ったことを思い出しました(笑)
いざ、その立場になってみれば、
怖いと言ってる場合ではないというのが実際でした。

人間の一生もそれに似ているのかな?と思います。
誰も死を避けて行き続けることはできないし、
様々な経験を経て、死に近づく年齢になれば、
自然と受け入れられることなのではないでしょうか?
まあ、でも、最期の未知の経験だから、
不安はあると思いますけどね。
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私の父の話ですが、59歳で食道がんで他界しました。

副作用で苦しみ、ストレス大。でも、食事も普通に食べられないし、明日や瞬間に死ぬって言う事はもう自力で動けない状態を意味しているのだと思います。そして、普通の体ではないのですから、病院も精神安定剤を処方する事もあれば、激痛に耐えている状態かもしれません。そんな中、何かしたいかなんて答えは「早く楽になりたい」それだけです。私の父はグチをあまり言わない人でしたが臨終マジカには、「早く楽にしてくれ」と喋れないのでペンで紙に何度も書いていました。
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私自身はまだ、高齢者の方々の本当の心境を理解できるほど人生を語れませんが、心理学の授業で高齢者の鬱というので「死への恐怖」というものがあるというのを、以前やりました。

これは、思春期の子供が「アイデンティティ」に関して悩むのと、似たような過程として迎えるものだということです。そして、その後に「死を受け入れる過程」というものに達するのだとか。

高齢者の方でも、人それぞれでしょうが、もっともそのくらいの年齢になると、若い頃と比べて自分の体力など能力の衰退を肌で感じるようになっているでしょう。最近は「安楽死」なども積極的に議論されるようになっていますが、中には「死ぬよりも、痴呆などで自分が自分でコントロールできないまま生きていく方が怖い」という人もいるかと思います。身体能力の衰えを感じれば、死をあるべきものとして受け入れられるような領域に達することも、考えられなくはありません。もちろんそれは、まだ多少のむちゃをしてもピンピンしてられるような私を含めた年齢層の人とは、根本的に異なる立場での「死」です。私たちが、「死にたくない」というのと、高齢者の方が自分の人生を振り返ってその上で「死にたくない」というのも、また重みが異なるものでもあるでしょう。

「死にたくない」という言葉は、同時に「生きたい」という意味になりますが、一方で生き続けることが、どのくらい自分の尊厳をいじできるのか?ということを考えなくてはいけない。そこに、高齢者の「死」と若い人の一般的にいう「死への恐怖」の違いがあります。おそらく、高齢者がもっとも悩むのもそのジレンマであり、それを乗り越えたとき、人間みなが迎える「死」というものを受け入れることができるのかもしれませんね。こう考えると、どんな困難に立ち向かってきた人でも、人間みな死ぬという事実に立ち向かわねばならないことが、この世の中を作った誰かしら(宗教臭くてすみませんが)の究極の難問になるのでしょうか?

参考URL:http://www.tmig.or.jp/J_TMIG/j_topics/topics_185 …
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私はまだ40代ですが、94才の祖母がいます。


祖母を見ていると、死が身近なんですね。気軽に自分の死について話します。
今までに身内を含め、たくさんの人の死を見て来たし、不思議な体験もしているようです。そうすると、死というものがどういうものか、分かって来るんだと思います。決して恐ろしがってはいません。
どこか別の所への旅立ちと言う感じでとらえているようです。先に死んだ人たちと、また会えると言う望みもあるみたいです。みんなあちらにいますからね。
質問者さんも、年をとれば、死に対する考えが今とはぜんぜん違ってくると思いますよ。きっと、それほど恐くなくなると思います。
若い時よりも、いろいろなものに対する執着も無くなっていきますし。
だんだん準備が出来て行くと思います。
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仕事柄日々高齢者に接しています。



多くの高齢者の方は欲が、無くなり。
また健康を害しています。
疲れてくるのじゃないだろうか?
死の恐怖は感じられません。
早く死にたいと言われる患者さんもいます。

高齢者になれば、高級車も要らなくなりますね。
若い時に、大きく稼ぎ消費できるのも若い時(70歳まで)だけですね。

生活保護の高齢者も多く知っていますが、医療に
関しては恵まれていますね。

死に対して恐怖を持つのは、欲があるからじゃないですか?
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そういうことを考えているような人はストレスで平均寿命前に亡くなっているんでは?


日々、死についてなど考えていられませんよ。

若い時は何かと物事を深く長く考えがちですが。
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私は、いわゆる団塊の世代で、もう定年ですが、お年寄り達は長い先月を戦ってきて、人生に対して<自信>をお持ちなのでは?とも思っています。


死に対しての恐怖ではなく、今現在、こうして無事幸せに生きていられる満足感というか、充足感というか・・・。自分の周りすべてのもののおかげでこうして幸せに生きていられるという・・・。死への恐怖よりも、今までの生活ができてきた運命に感謝する・・・。

私も、お答えにはなりませんが・・・。

この回答への補足

何か得られたような気がします。
ありがとうございました。

補足日時:2007/07/14 22:13
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参考になるか分かりませんが


若くして胃癌の手術を受け当日夜の痛み!それはとても言葉では言い表せません。人が歩く音、ベットに触れる振動、等で痛みが増すんです。

こんなに痛いなら死んで楽になりたい!と思ってました。
神様は人間を上手く造ってあるんですよ!キット
人は必ず死ぬんです。時期は不明!これで無ければ生きれません。

色々経験するうちに必ず死への恐怖は薄れてきます。間違いなくです。
言える事は親より先に死なない事!これ最高の親孝行です。
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