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最近、メッキ装置関連の仕事にかかわることが、多くなってきました。
仕事中に良く出る言葉で、メッキ装置にはエレベータ方式と
キャリア方式があると聞きました。

この2つの決定的な違いは何でしょうか。

どなたか教えてください。

宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

会社、工場、地方、により多少の言葉の違いがあるかもしれません。


めっき槽には各槽で役割があり、順次鍍金の流れに沿って移動した最後が鍍金が完成
となります。
1、エレベータ方式  バケットに入れ、順次、送る事で移動します。(ドブ漬け)
2、キャリア方式   フープ材自動巻き取り機とかはなく、部品は専用のクランプ、等に掛けられ、落ちない様に移動します。キャリア方法も部品の形でいろいろです。
の二点はその対象部品をどの様な形で運ぶ、(移動)かの区別と、理解したらどうでしょう。どちらかと言えば大型の部品、重量部品、数量の少ない部品用といえます。
3、鍍金には搬送方法にほかにもいろいろあり、めっき槽を挿み、めっき用フープ材巻取り機、めっき用アキュームレータ、めっき用連続接続機、とか連続で鍍金をする大掛かりな搬送ラインも多くあります。コイル状に巻かれた鍍金用条材に使われ部分めっき(マスキング)にも色々あります。対象金属は銅合金、(これには種類が多くあります。)鉄、ステンレス、等です。
各社、機密部分の多いIT関連に多く使われます。
そのめっき方法を考案、独自のドーナツ型のステンレス製の網のバケットで部品を入れるとか、めっき槽の中でどの様にどの方向から鍍金液を浸透(均一に)させるか、非常な努力を求められる部分です。
この部分は1、2、3、も含め、単純そうでも複雑で作業性の良否にかかわる重要な部分です。
鍍金会社独自の方法、めっき槽専門メーカーのアイデア。いろいろですがいずれもこの辺は機密が多く、化学的にも危険で資格者でないと出来ない部分もあり、その作業は立ち入り禁止で行います。
回答がかえって判らなくなっていたらごめんなさい。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。
これから色々勉強して覚えていこうと思っていますが、
まずは箱(バケット)に入れるのがエレベータ、
(箱だからエレベータなのか・・・。ふむふむ。)

ジグに取り付けて移動するのが、キャリアですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/04 14:49

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