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こんにちは。
現在趣味でデッサン(鉛筆絵)を練習してます。独学では厳しいと思いユーキャンの通信講座を受講したのですが上手く描けません。
まず、補助線を取るのが苦手です。講座のテキストでは当たり前のように描いてあるのでどうしていいのか分かりません。そもそもユーキャンのテキストのやり方が他と違っているような気がします。

例えば花瓶を描く時まず縦と横の長さを計り大きな四角形を描いてその四角形に接する点を計測しながら取っていくやり方なのですが計り棒で正確に測る事ができないのです。縦横の比率といっても1:2など分かりやすくなく微妙で計り棒では分からないです。角度なども微妙で駄目です。
それとイーゼルを購入したのですが線がヒョロヒョロしてしまい凄く描きにくいのですが初心者は机で描いた方がいいでしょうか。

通信講座は2ヶ月に1度3つまでしか質問できず困っています。デッサンのコツやポイントなどありましたら指導頂けると有難いです。基礎の練習方法、練習時間なども知りたいです。絵画教室にも行こうか迷ってもいますがやはり場所(近くにない)、金銭面などで・・・

A 回答 (3件)

わたしの場合、


イーゼルで特に描きやすいと感じたことはありません。
直線もひょろひょろしてしまうので
工業製品を描くときには定規を使っています。
工業製品以外を描くときには手書きの線ならではの味がなくなってしまうので、
定規は使わないようにしています。

描きやすい・描きにくいということよりも、
イーゼルのほうが圧倒的に「見やすい」と思います。
机で描くより絵との距離が保てますし、
目線が絵の面に対して平行になり、絵の中の間違い、ゆがみに気づきやすくなります。
机でガリガリ描いているよりは、ある程度の距離を持って、直し直し描き進めていったほうがいいデッサンが描けると思います。

はかり棒で正確に計ることができないとのことですが、
はかり棒の使い方は合っていますでしょうか?
わたしも角度をはかってそのまま画面に還元しようとしても
ちょっと手がずれたりしてうまくいかないことが多いです。
ちゃんと計っているのに後で見てみたら、
なんか……違うんだけど……、ということがありませんか?
わたしはよくあるので、w
計った角度や比率ばかりを信用しないようにしています。
印象や、目測も大事にしています。
「花瓶、計って描いたけどなんだか横に太って見える……」
ということは、どこかが狂っているということです。

初心者によくあるのは、計って描いたものを信用しすぎて
初めに引いた輪郭線や基準線をてこでも動かさないということです。
ここの部分描くのに何時間かかったと思ってるの!と堅くならずに
どんどん直していったほうがいいです。と、今になって痛感。


デッサンのコツは……挙げるとキリがないんですが
初めに絵の中で、一番暗い(黒い)ところと、一番明るい(白い)ところを決めて、
それを基準に一番くらいここの黒に対してここの暗さはこのくらいの黒だ、という風に色を置いています。
一番黒い(白い)ところはここだから、もうこれと同等、もしくはこれ以上黒い(白い)色は置かない、
と決めて描くと極端に黒いところが多くなりませんし、白のハイライトが映えてきたりします。
あと接地面、台を大事にすること。(台が描けてると絵が安定します

デッサンのコツは、キリがないし
デッサン上達法みたいな本にまとめてたくさん載っているので、
手っ取り早く取り入れたかったら、そちらをご覧になることをお勧めします。
初心者向けから趣味実用から芸大・美大志望者向けまでたっくさんあります。
買わなくても、図書館にあると思いますよ。

練習時間は、人それぞれだと思います。
時間を制限するのも1つの手だと思います。
だらだらなんとなく描かず、必要な仕事を厳選して描くと、
けっこう時間短縮の糸口になったりするものです。
それと、1度満足いくまで徹底的に時間をかけて完成度を上げて描く。
そのあとでその完成度まで達するまでにはどの仕事が余計だったか、
いろいろ省いていったら完成度を保ったまま、時間短縮できます。
って口で言うのは簡単なんですけどね(^_^;


また何かありましたらご質問ください
がんばってくださいねm(_ _)m
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この回答へのお礼

回答をして頂きましてありがとうございます。

はかり棒で丁寧に計ったつもりでも手ぶれや対象の細かさでスケッチノートに上手く書き取れないんです。講座のテキストではピーマンなどの小さなシルエットも細かく正確にはかり棒で計っているのですが伸ばした腕を対象から用紙に戻す動作でどうしも手がぶれしまい正確ではなくなってしまいます。

>>計った角度や比率ばかりを信用しないようにしています。印象や、目測も大事にしています。

アドバイスありがとうございます。初めてデッサンの書き方というの知ったのでテキストに書かれてるままはかり棒で神経質・正確に計る事ばかり考えてました。やはり絵を描くには印象、目測も大切ですよね。もちろん目の錯覚もあるのではかり棒と目測を併用しながら描いてみようと思います。

また物によっては定規を使ったりしながら描いていくのも手法なんですね。その他のアドバイスも親切に回答して頂いて大変為になりました。デッサンの本も探してみてまずはきれいに形を描けるように練習したいと思います。
上手い人の絵を見るとこんな絵が描ければ描くのが楽しいだろなぁ~とずっと羨ましく思っていて挑戦してみたのですがそんなに簡単に描けるようになれないですよね。もっと練習して一生の趣味にする気持ちで頑張ります!

お礼日時:2007/08/29 19:34

私は美術学校に通っていました、参考になればと思い学校で習った事を書かさせて頂きます。



まず、補助線の事ですが私が習った方法は、紙の縦、横半分の所に線を引き、紙=画面を四分割(できれば更に半分に区切っていき、八分割)にし、そのマス目を基準にして、計り棒で物の大きさを計りながら描き込んでいく、という方法です。
これは、「縦と横の長さを計り大きな四角形を描いてその四角形に接する点を計測しながら取っていくやり方」と感覚的には同じだと思います。ユーキャンのやり方の方が、一つの物体を描くのに適していて、輪郭を取る練習になる気がしますね。
私が習ったやり方は3~4個のモチーフ(描く物)を画面に構成するのにやりやすい方法だと思います。

どちらにしろ、実際に補助線を描く時は、「半分よりちょっと下」とか「大体1:2なんだけど気持ち1の方が大きいな」「あのカーブの角度は45度より緩めかな」等、大体このくらい、という感覚でやっています。
補助線はその名の通り、補助にしか使えません。
大体の形を決め、その形を基準に更に細かい部分を探して行くための、とりあえずの目安の線です。
上手く描くには、描いては消し、描いては消しを何回も何回も繰り返して、少しずつ「こうだ!」と思う形に近づけて行くしかないので、あまり神経質に考えず「補助線は正確でなくて当然だ!だから良く見てどんどん直しながら描こう!」くらいの気持ちで進めた方が良いと思います。
他の方々も仰ってますが、結局一番重要なのは「よく見る事」なのです。

それと、イーゼルの事ですが、私は初心者の方こそイーゼルを使うべきじゃないかと思います。
イーゼルで描くと、画面が立っているので視覚の歪みが少ないてすみますし、モチーフのすぐ隣に画面(紙)を置けるので、モチーフと絵を見比べやすく誤差を減らせるという利点もあります。
机の上で描くのとでは力の入れ方が異なるので、線がヒョロヒョロして描きにくいとは思いますが、実はこれも絵の上達に欠かせない事です。
ヒョロヒョロするというのは上手く力を入れられないという事ですが、それは逆に余計な力を取り除き、鉛筆の握り方や描く時の力の入れ方の悪い癖を矯正する事ができます。
手首に力を入れてもなかなか上手く描けないので、段々腕全体や肩を使って描く癖が付き、体を使って描ける様になるので生き生きとした線が引ける様になってきます。
描きにくいからと辞めてしまわないで、長めの鉛筆のお尻の方を鉛筆持ちではなく握りしめる様に持ち、肩から振る様にして描く練習をすると良いんじゃないでしょうか。
感覚が掴めれば、机の上で描いても上手く描ける様になるはずです。

そして描く時のコツですが、描く時にも計り棒を使う時にも共通する点として、肘を曲げない様に気をつけて下さい。
計り棒で計る時は、肘が曲がってしまうと計り棒が近く、大きく見えてしまい計っているうちに誤差が出てしまいます。
描く時に肘を曲げないのは肩を使って描く癖を付ける為です。紙を肘を伸ばして鉛筆がようやく届く程度の位置に置いておけば肘を伸ばす癖がつくと思います。
やはり最初は「こんなんで描けない!」と思う程やりにくいです。
でもやって行くうちに上達するので(少なくとも私は上手くなれました。)せっかくあるのなら、イーゼルを使う事をオススメします。

最後に、私の目安の練習時間は一枚につき8~10時間です。
配分しては2時間で補助線+形取り、2時間で大体の影入れ、2時間で陰影の掘り下げ(濃い所は濃く、薄い所は薄くグラデーションを滑らかにしていきます。)、2時間で模様など細部の書き込みです。
私の場合、これ以上描くと黒くなる一方だし、これより少ないと描き込み不足になります。
授業では一日2時間ずつ、一週間をかけて制作していたので、今でもこのテンポがやりやすく、家で描く時も大体このくらいのペースで仕上げます。
私は筆が早い方ですので、ご自分で丁度いい時間を見つけた方が良いかとは思いますが、ご参考までに。

上手くなるまでは何枚も描かなければならないと思います。ですが、デッサンはすればするほど上手くなりますので、諦めずに是非続けてみて下さい!
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この回答へのお礼

回答して頂きましてありがとうございます。

デッサンの方法は色々あるのですね。そう言えばユーキャンの道具一式に透明な板にマスがあるのがありました。これも同じような事に使うらしいのですが、イマイチ使いにくい^^;

>>補助線はその名の通り、補助にしか使えません。大体の形を決め、その形を基準に更に細かい部分を探して行くための、とりあえずの目安の線です。

やはり神経質にならず目安の線ということで目測なども併用しながら書いては消してを繰り返してこれだという線を見つけていくのですね。「よく見ること」は他の方もおっしゃていてデッサンの基本のようですね。このことを肝に銘じて練習頑張ります。

それとイーゼルなのですが私のが駄目なのかもしれないですが、消しゴムで強く消そうとするとちょっとぐらつくのが少し気になってます。手で押さえながらやってるのですがこれでいいのかな。もしかしたら野外用のイーゼルを買ってしまったのでは・・と思ってます。部屋で使うのであんまりがっちりしたものは邪魔になるでステンレスの足が伸びるイーゼルを買ってしまったのです。(3点足のです)ちょっと後悔しているのですがこれは力の入れ方の問題ですかね。

イーゼルで描くときは腕全体を使って書くようにすればいいのですね。アドバイスありがとうございます。
>>やはり最初は「こんなんで描けない!」と思う程やりにくいです。
はい、早速やってみたのですが思ってた以上に描きにくいです(笑)でも、上達するには練習しかないですよね。頑張ります!

練習時間の目安も参考なります。私はまず、補助線+形取りの練習からやらないと影入れなどまだできそうにないです。今は花瓶、林檎などたくさん書いていこうと思います。人物が描けるようになるには1年ぐらい練習しないと駄目かな。

>>デッサンはすればするほど上手くなりますので~
やる気が出てきました。家でやるのでついつい怠けがちになってしまうのですが、たくさん練習したいと思います。

お礼日時:2007/08/30 20:41

 #1様のご回答、とても実践的に詳しく書かれていて興味深く拝読しました。

わたくしもよくこのような相談を受けることがありますが、そのような時にはこう言います。「さあ描こう.....と思わないこと、描こうと思うものを、まず最初は、時間をかけてジ~ッと見つめなさい」と。時にはこうも言います、「描こうとする相手と語り合いなさい」と。

 「まず縦と横の長さを計り大きな四角形を描いてその四角形に接する点を計測しながら取っていくやり方なのです」とお書きですが、たしかにそういうプロポーションのきめ方もあります。ですが、「計り棒で正確に測る事ができないのです」というお言葉の背後には「ここさえ通り抜ければあとは楽しそう、だから、できるだけ大急ぎで、一番難しい縦横のバランス取りを済ませてしまいたい、でも.....」といった、なにか義務感とか焦りのようなものを感じてしまうのです。

 しかも、このような「測る」方法ばかりをアテにしていたのでは、一品を描くデッサンならともかく、これから先、静物や風景、あるいは人物といった幅広いジャンルの絵を描こうという場合には、とかく手間もかかるわりには妙に縮こまった絵にもなりやすいように思うのです。もしこれから先、自分の感性を自由に表現できるような絵を描きたい....とお考えでしたら、今、デッサンの段階から、できれば、「測る」という行為をできるだけ控え、「読み取る」といった考え方に切り替えてごらんになりませんか。
 
 言い方が悪ければ、「読み取る」とは「道具を使わないで目で感じながら測る」とでも言い換えられますが。

 そのためには、まず、とにかくジックリと時間をかけて描きたいものを眺めていてください。なにも考えなくてもいいのです。なにかを「読み取ろう」と考えなくてもいいんです。でも、そのうち見えてきます。たとえば花瓶なら、高さ、直径、その比率、姿の特徴、肌の感じ、ちょっと気になるキズ、時間とともに、それまで見えなかった、そうした花瓶ならではの姿が突然のように見えだしてきます。

 さて、そうなったら次に進みましょう。一般的に花瓶といえば軸を中心としたシンメトリーな物体ですから、一本のタテ軸を基本にしてプロポーションがきまります。花瓶の高さに対して一番直径の大きな部分はどのぐらいの比ですか。いえ、測ってはいけません、自分の目で比率を読み取って下さい。高さが1なら直径は0.8かなあ.....といった具合に。

 高さと直径、これがご質問者様が一番欲しかったものでしょう。ここまで出来たら、同じ比率で紙の上に縦横を再現してください。比率をそのまま紙の上に移します。紙の上に描いた一本のタテの中心線、この線の上に底と口の位置を軽く横線で描き込むことでまず高さをきめてください。それから次に、タテ線の左右に直径分(中心線からなら半径分)の比率に合わせてこれも軽く2本のタテの補助線を。補助線は薄くていいしメロメロの線でもいいんです。まずはここまでで一段落。

 あとは簡単です、花瓶の底から口までのそれぞれの高さとその位置での直径(半径).....、高さのどのぐらいの比率の部分が直径が一番大きいのか....、こうしたことを読み取るだけでこの花瓶のカーブの感じや全体のプロポーションがきまります。デッサンならこれだけではダメです。光る部分と陰になる部分、花瓶の肌の感じ、釉や模様の感じ、微妙で豊かなカーブと、その乱れ、そうしたものをしっかり読み取って鉛筆の動きに置き換えます。

 結論から言いますと、このように「読み取る」ことで描くという習慣を見につけ、その能力を開発してください。たとえば、街に出たら、目に入る窓の縦横の比率、自販機の縦横の比率、自販機のガラスの部分は全体の高さに対してどのぐらいの比率なのか、お金を入れる部分は上下のどのぐらいの位置にあるのか......、などと。

 もうお分かりでしょう。人は直感的にモノの姿を捉えることができますが、それは印象的であって姿としては正確ではありません。しかし、ジッと対座して相手を見つめていると、ア~ラ不思議、今まで分からなかったなにもかもが見えてきます。もちろん縦横の比率や全体のプロポーションも、そしてとても細かな部分の姿も。そして、一旦見えたものはしっかり記憶に残ります。それはあたかも相手の方から「私はこうなんだよ」といろいろなことを教えてくれるような感じなんです。だからこういうのです「描こうとする相手と語り合いなさい」と。

 あと、イーゼルのことですが......。絵というものは画面(紙やキャンパス)に対してできるだけ直角の方向から見ながら描くもの、そうしなくては正しく描けないものです。
 イーゼルにはいろいろな役目がありますが、そうした目的からも役に立つものです。ただ、イーゼルの場合には手や腕を支えるものがありませんから、たしかに真っ直ぐな線などは描き難いものではあります。しかも初心者にとってはなおさらのこと、線が「ヒョロヒョロしてしまい凄く描きにくい」と感じるのも無理はありません。
 ですが、デッサンはいわば大切な基礎訓練です。しかも初心者なればこそ「机の上で描くこと」のようなイージーな方向に妥協してしまうことだけはしない方がいいです。

 まずイーゼルがグラグラしていないか、これだけは確かめてください。それと、ご質問者様はひょっとして、まるで図面か精密画のような厳しい直線や真円を描こうとイメージしていませんか、そうだとしたらちょっと考え方を変えましょう。補助線も中心線も、そしてアウトラインも、すべてが絵なのです。そんなに正確なものでなくても、結果的にはトータルでいい味が出るからそれでいいのだと考えてください。あとは慣れのみ。思った線を一気に描けるように、腕が、手が、思ったように動く.....、そうなるようにひたすら練習すること、それしかありません。がんばってください。(デザイナー)
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この回答へのお礼

回答して頂きましてありがとうございます。

>>「さあ描こう.....と思わないこと、描こうと思うものを、まず最初は、時間をかけてジ~ッと見つめなさい」

とても興味深く感心してしまいました。こういう言葉はテキストで独学していたら分からないですよね。実際にデッサンを学ばれた方ならではのアドバイスで大変為になります。早速実践してみたいと思います。

1の方のお礼にも書いたのですが自分は計ることばかりに固執していて目測で読み取ろうとしていなかったです。将来的には人物・風景を描けるようになりたいので読み取る力をつけるのも大切ですよね。(普段から習慣にするように実践してみます)花瓶の描き方は丁寧で詳しくとても分かり易いです。このアドバイスを手本にまずは花瓶を描いて見ようと思います。

そしてイーゼルでも絵が描けるようになるにはやっぱり練習しかないですよね。大切な基礎訓練としていい味がある絵を描けるように頑張ります。
デザイナーさんとして実際に働かれている方からのアドバイスで親切に回答して頂き嬉しいです。今は美大など行く予定はないので将来仕事で生かせる事は難しいかもしれないですが趣味として楽しんでいければと思います。

お礼日時:2007/08/29 20:10

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