「バッハならこの人!」といえるような正統的なピアニストを教えてください。

とりあえず評判の高いグールドのゴルドベルク変奏曲を聞いてみたんですが
バッハというよりグールドを聞いてるような気がして
どうもなじめませんでした。(なんでグールドがよく言われるのか
よくわからなかったです)

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A 回答 (6件)

>「バッハならこの人!」といえるような正統的なピアニストを教えてください。



ピアニストがバッハを弾かなくなってもう長い年月が経ちました。
もちろんレパートリーの一つにバッハの曲が入っているピアニストはたくさんいますが、

 「バッハならこの人!」というオーセンティシティ
 「正統的」というオーソドキシー

以上を兼ね備えたピアニストは現代では一人もいません。

現代ではバッハの(オルガン以外の)鍵盤曲はチェンバロかひょっとしたらクラビコードで弾くのが”正統的”であると広く認識されています。


といって、”ピアノで弾くバッハ”は私自身嫌いではないです。
でも聴くとしたらどうしても「往年の名ピアニスト」になってしまいますね。
ご質問の趣旨に合いそうなピアニストとしては

 スヴャトスラフ・リヒテル
 タチアナ・ニコラーエワ
 ロザリン・テューレック

少し格が下がりますが
 アンドラーシュ・シフ

などでしょうか。
リヒテルの平均率は私も大好きです。


お勧めをチェンバロ奏者にまで広げていいなら、すでに名が挙がってますがグスタフ・レオンハルトは何をさておき聴くべきです。
リヒター、ヴァルヒャは個人的には「大好き!」ですが、さすがに古いかな?(苦笑
でも、リヒターのパルティータ、ヴァルヒャのイギリス組曲はいいですよ。一度お聴きください。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。ピアノで正統的なバッハならリヒテルが有名で、それ以降はチェンバロという感じのようですね。

お礼日時:2007/10/18 23:44

 主なところは、他の方が書かれているので、少しだけですが他のピアニストを書いてみると、


 アンジェラ・ヒューイット:カナダの女性。評論家の吉田秀和氏をはじめ、日本でも大変人気があります。ややロマンティクながら、女性らしい清楚な感じもして素敵です
 マレイ・ぺライア:明るくて抒情的な感じですが、手の故障以降、内省的な味わいも増しています。自然な感じでリラックスできます。
 フリードリヒ・グルダ:かなり自由なバッハ。即興的な趣があります。個性的な感じですが、グールドのような堅苦しさはないです。ある意味バッハ本人が楽しんで弾いている感じもします(バッハの時代は今よりもっと即興的な演奏をしていたそうです)。正統派のクラシックファンにも人気があります。
 ファジル・サイ:かなり刺激的なバッハ。自由闊達な感じで好き嫌いは別れそうです。

 バッハは、古楽風の演奏、ロマンティックな演奏や、現代的で自由な演奏など今は色々なスタイルで弾かれています。
ですので、個人的にはほかの方が言われているのと同じで「バッハならこの人!」といえるような正統的なピアニスト」はいないと思います。また、一時期のようにチェンバロでないと駄目というのも、否定されつつあるようです(バッハが最初期のピアノをかなり弾いて評価していたというのが最近の定説ですし、現代のピアノでも(あるいはだからこそ)バッハの良さは十分に出せるという考え方が主流です)。
 チェンバロの演奏も、レオンハルト以外のたくさんの人が、色々なスタイルで演奏していて、百花繚乱という感じです。
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この回答へのお礼

いろいろと紹介してくださりありがとうございます。
ピアノも最近は復権の動きがあるのですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/18 23:49

私はCDは良く分かりません。


皆様仰っておられるように、リヒテル、グルダというのが一般に
すごいといわれております。
私が申し上げたいのは、2年前だかバレンボイムが来日した際
コンサートで聴いた平均律2晩です。
本当に素晴らしい演奏でした。
サントりーホールを満杯にして、人々をあの難しい平均律で魅了したの
ですから、言葉がありませんでした。
特に2巻はすごかった。

ついつい一巻は会場で売り出しておりましたので買いました。
しかし、私にはあまりCDを聴く趣味がないもので、秋にリリース
されるという2巻はついに買いませんでしたが。
あの2晩の演奏を思い出して十分と思っております。

ちなみに今バレンボイムが今来日しておりますが、
コンサート,オペラを追っかけております。
バレンボイムはついに大巨匠になった、というのが私の確信です。
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この回答へのお礼

バレンボイムが旬みたいですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/18 23:47

みなさんおっしゃっているように、「バッハならこのピアニスト」と太鼓判を押せる人は見あたりません。


既出のグールド「ゴルトベルク」、リヒテルの「平均率」のほか、ヘブラーの「フランス組曲」全曲盤もありましたし、単発ではアルゲリッチの「イギリス組曲第2番+パルティータ第2番+トッカータ」がすごい演奏でした。
ごく新しいレコーディングでは、フェルツマンの「パルティータ」全曲盤がなかなか聴かせます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
オススメを順次聴いてみようと思います。

お礼日時:2007/10/18 23:45

バッハはピアノよりチェンバロって感じですね。


2段鍵盤じゃないと弾きにくいものあります。

私の先生の先生の先生のレオンハルトをまず
お聞きになってみてください。
あと目の不自由だったヴァルヒャの演奏は
精神を揺さぶられます。
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この回答へのお礼

今はチェンバロが主流になっているみたいですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/18 23:42

>とりあえず評判の高いグールドのゴルドベルク変奏曲を聞いてみたんですがバッハというよりグールドを聞いてるような気がして



たしかに(笑)
バッハというよりグールドの世界になってますから・・

近年ではマルティン・シュタットフェルトが良いと思います
個人的にはリヒテルが好きですけど・・
他には・・・ピアノでなくチェンバロでもいいのならグスタフ・レオンハルトやカール・リヒターでしょうか
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
シュタットフェルトを聴いてみます。

お礼日時:2007/10/18 23:42

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http://www.fastpic.jp/viewer.php?file=7064421932.jpg

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http://www.youtube.com/watch?v=SHr7BjgjMJY

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近現代を40代50代まで聴きまくっていたが、結局行き着いたのはバッハだった、とか、
完璧な音楽はバッハあたりで完全に完成してしまい、後は壊すしかなかった
とか、
その逆に、歴史に残るという事はイコール以前のものを越えていかなければならない、とか、
現代では、音大生でもモーツァルトの様なものは作れてしまう、
とか、、、。

「どちらが優れている」という言葉もまたいろんな解釈があると思うので難しいのですが…。

Aベストアンサー

 20世紀前半の音楽批評家として有名なパウル・ベッカーは、著書「西洋音楽史」(1926年)で、音楽の歴史は「発達」とか「進化」と考えるべきではなく、「あらゆる時代の音楽は、絶対的な意味で、芸術的に等しいもの」「不断の創造力が形を変えて行くだけ」と繰り返し書いています。
 つまり、特定の時代や、作曲家や、音楽的流派が、他に比べて「優れている」とか「劣っている」ということには意味がない、ということです。
http://www.amazon.co.jp/%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%8F%B2-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%AB-%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/dp/4309463657/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1417102557&sr=1-1&keywords=%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC

 バッハが最高なら、バッハ以降作曲家は不要ですし、バッハを繰り返し演奏し聴いていればよい訳ですが、それで人間は満足しないでしょう。すぐに飽きます。いくら美味しいからといって、一日3食、毎日ビーフステーキを食べていたら、他のもの、和食やラーメンやカレーも食べたくなるでしょう。

 過去のものよりも良いもの、どこにもない新しいものを作ろうというのが、人間の、特に芸術家・職人など「クリエーター」のモチベーションなのではないでしょうか。そして、受け手・聴き手もそれを歓迎する。そういう「常に前に進む」「他人とは違う自己実現を目指す」というのが、作り手、演奏者、聴き手それぞれに延々と続く人間の営みなのではないでしょうか。

>近現代を40代50代まで聴きまくっていたが、結局行き着いたのはバッハだった

 それは、一番聴きなじんだ安心できるものだからでしょう。グルメの道を歩みながら、結局行きついたのは「おふくろの味」のようなものです。でも、毎日「おふくろの味」では飽きるので、やはり「近現代を聴きまくって」というバックグラウンドがあってのことでしょう。「オンがあるからオフがある」、つまり毎日忙しく仕事をしているから、休日に聞く音楽が心にしみる、というのと同じです。(毎日朝から晩まで聴いていたら、感動しなくなりそう・・・)

>完璧な音楽はバッハあたりで完全に完成してしまい

 少なくとも、それはあり得ません。バッハを含むクラシックと、ジャズ、ポピュラー、J-POPなど、どちらがより多く支持されているかを見れば明らかでしょう。20世紀以降の音楽の多様さは、バッハを包含していると思います。

>現代では、音大生でもモーツァルトの様なものは作れてしまう、

 「らしいもの」は作れるでしょう。それは「創る」のではなく「真似する」だけです。後出しじゃんけんなら、必ず勝てるのと同じです。


 この手の議論をすると、「好み」とか「好き嫌い」の議論に落着いてしまいますが、もう少し人間の本質に近い、「良いと思ってもそればかりでは飽きる」「過去を越える、殻を破る、これまでにない新しいものにあこがれる」「いろいろ放浪するが、疲れたら舞い戻る故郷がある」といったもの、というような気がします。どれが最高とは一概に言えない複雑さ、多様さ、猥雑さ、きまぐれ、それが人間。うまく言えませんが。

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 つまり、特定の時代や、作曲家や、音楽的流派が、他に比べて「優れている」とか「劣っている」ということには意味がない、ということです。
http://www.amazon.co.jp/%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%8F%B2-%E6%B2%B3%E...続きを読む

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