プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近金魚と錦鯉の飼育にはまってます。
金魚の方は90cm水槽ですが、砂利を敷いて外部フィルターを使用しましたら何とか水質が安定しています。
問題は錦鯉の方で、屋内に1.5mプールを設置しています。補助的に物理濾過槽専用としてコトブキのパワーボックス90を1台設置しています。
それとメインの生物濾過槽として容量30リットル程のタッパーを3層構造にし、1層目(ウールマット)、2層目(濾過リング)という作りで1台設置しています。
この濾過槽へはポンプで吸い上げ、通過させた水をプールより高い位置から落とす仕組みにしています。
尚、濾過リングの容量は、パワーボックス90に使用している物を15袋程度使用しています。
プールには砂利等は敷いてません。
水深は40cmです。
こういう状態で鯉が4匹(35cm程度1匹、20cm程度3匹)泳いでいます。
この状態で水槽の方と比べると水の濁りが早いのです。PSBとか麦飯石溶液、それとリフレッシュを入れたりしていますがやはり濁りが早いです。
根本的に濾過槽の能力が低すぎるのでしょうか?
砂利無しの水700リットルに対して普通どの程度の濾過槽が必要なのでしょうか?
(エコバイオリングも8個投入しています。)

2週間くらいは水換えしなくても澄んだ水にしたいです。
どうか教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

(1)まずは濾過槽の構造からですが。

。。ポンプで汲み上げた水はシャワー状態で、濾過槽全体に均等に降り注いでいますか?? もしホースから飛び出てくるような状態で、水が濾過槽の1ヶ所に集中して落ちているようであれば、その濾過槽は正しく濾過できていない可能性が高いです。

上段濾過槽内の<ウール>が<豆腐>だと考えてください。もしシャワーのように水がやさしく降り注いでいれば、豆腐全体に水が広がりますよね?? でもホースで豆腐の1ヶ所に集中させたらどうなりますか?? 豆腐は砕けちり、水は一気に下に落ちてしまいます。それと同じです。せっかく大きな濾過槽を作っても、水がシャワーで全体に優しく降り注がないと、濾過槽の一部分だけを一気に水が落ちているだけになっちゃいます。

私の店に来るお客さんでも、たま~に大きな誤解をしている人がいます。小さな濾過槽に対して、必要以上に大きなポンプを取り付けようとしている人がいます。たくさん水を回したほうがいいと思うみたいなんですが、これって実は大間違いなんです。濾過槽に流れ込む水はゆっくりとやさしく、シャワーのように落ちないと駄目なんで、どちらかといえば小さめのほうが失敗が無いんです。ポンプを買いに来るお客さんに、私はまず最初に濾過槽の種類と、大きさを必ず聞くようにしています。

あと。。意外に知られていないのですが、バクテリアは<水の勢いが強い急流の場所>には繁殖できないんです。ゆっくりとした水流で、酸素が十分にゆき渡った場所でないと、バクテリアは定着(ひっつく)ことができないんで、コロニーを形成できないんです。シャワー状態で水を優しく落とすことによって、水に酸素が溶け込み、濾過槽全体にいきわたります。酸素が濾過槽全体にいきわたらない環境では、バクテリアも絶対に繁殖できません。


(2)モーターで汲み上げている水は<水槽の底>から汲み上げていますか? 汚れた水は下へと溜まります。1m50cmもの広さのプールです。なのに深さは40cmしかありませんよね。水槽内の水が全体を循環するには<浅すぎる>と感じます。このような場合に必要なことは、水槽の底面全体から<均等に水を吸い上げる追加の工夫>が必要です。吸水用に<先端を栓でフタをした長めのホース>などを用意して、穴をいくつも開けてから<水槽の底面全体>に這わせてください。できればフォークみたいに3列ぐらいに分岐させたほうがいいかもしれません。穴を開ける時にコツが必要です。ホースの先端に近づくほど穴を大きくして、穴と穴との間隔を狭くしてあげてください。でないとせっかく長いホースを使っても、遠い場所からは水を吸い上げることができず、モーターにいちばん近い場所からしか水を吸い上げてくれません。


(3)このケースではPSBの添加はやめたほうがいいと思います。というかバクテリア剤そのものをやめたほうがいいです。水の白濁りの原因はたぶん<バクテリアの死骸>だと思われます。ろ過環境がしっかりと整わない状況の中でバクテリア剤を添加すると、添加した瞬間に水の中でバクテリアが死んでしまうことが多いのです。

バクテリアの死骸は目に見えないほど小さなタンパク質の塊となって水の中を浮遊します。それが白濁りの正体であることがほとんどです。バクテリアは上記の(1)(2)をしっかり整えて焦らず待てば、必ず濾過槽に繁殖してきます。
必要以上にバクテリアを投入すると、上記のように死んでしまうか、逆に水槽の中で大暴れして酸素欠乏を起こして魚を死なせることすらあります。水槽や濾過槽の中で繁殖できる<バクテリアの生存可能限界量>を超えてしまうからです。ここもたとえで説明しますね。。。水槽を電車だと思ってください。電車の中に入れる人の数には限界がありますよね? もし朝夕の通勤ラッシュで満員になってる電車の中に、更に無理やり多くの人を詰め込んだらどうなりますか? 乗客は圧死してしまうか、酸素欠乏で死んでしまいますよね? それと全く同じことが、水槽とバクテリアの関係で発生してしまうのです。無理にバクテリア剤を入れずに気長に待ちましょう。いずれ必ず、ちょうどよい量までバクテリアは増えてくれます。
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水のにごりにかかわるのは生物ろ過より物理ろ過ですから、生物ろ過が不足しているかどうかというよりは、うまく循環していないのじゃないかという気がします。

フィルターを通った水が水槽全体に流れるようになっていますか?

生物ろ過が不足しているかどうかは亜硝酸濃度を測ってみてください。

この回答への補足

早速の回答有難うございます。
試薬等を探してみたのですがなかなか見つかりませんでしたので
通販で買うことにしました。
何種類も試験できるやつですので、1週間程度経った水を試験
してみたいと思います。
試験後、何か疑問点があればまた書き込みます。
有難うございました。

補足日時:2007/10/13 22:08
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