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下記の事柄に対する、「私の解釈」は間違っていませんでしょうか、ご教授のほど、よろしくお願い申し上げます。

一般的に受水槽の有効容量は、マンション全体の1日の使用水量の2分の1程度、高置水槽は、10分の1程度で設定されている。

(私の解釈)
①受水槽についての見解
受水槽の耐久性、強度の問題で水量を満杯にすると安全上問題がある。したがって、想定されるマンション全体で使用される1日の水量の2倍の大きさの受水槽を製造、設置している。

②高置水槽についての見解
理由は①受水槽の場合と同じだが、高置水槽はマンション屋上に設置するものなので、破損して漏水した際に階下全戸に甚大な被害が及ばないように10分の1という少なめに設置している。

【質問】
1、「有効容量」とは、他にどんな意味があるのでしょうか、メンテナンスがしやすいように、それぞれ2分の1、10分の1としているのでしょうか

2、何故、受水槽よりも高置水槽の方が有効容量が少ないのでしょうか、10分の1とは極端に少ないと思います。増圧ポンプやブースターポンプで、マンション敷地地面にある受水槽から屋上高置水槽へ水を汲み上げ、重力で高置水槽から各戸へと給水するのだから、受水槽有効容量=高置水槽有効容量でイコールにならないとおかしいのではないでしょうか

A 回答 (3件)

受水槽や高架水槽の容量は、水道事業者により異なる規定がなされている場合には、その水道事業所の定めるところにあります。



まず、有効容量についてですが、給水ポンプの吸込管の口径の1.5倍上の位置から、オーバーフロー管の下端までの高さと上面から見た面積との乗数になります。※添付画像参照

受水槽の有効容量は、一日計画最大給水量(250L/人×4人×住戸数)×同時使用率(50%以上)ということで、一日計画最大給水量の1/2以上と言うのが基準になっているケースがあります。
但し、便器の節水型の普及や住戸に住む人数の激減などから、今後は改正される可能性があるかもしれません。

高架水槽の有効容量は、時間最大予想給水量×同時使用率で表されます。

1)1住戸あたりの時間平均予想水量=1日の使用水量/1日平均使用時間
=1,000[L]/10[hr]=100[L/hr]

2)1住戸あたりの時間最大予想給水量=時間最大使用係数×時間平均予想水量=2×100[L/hr]=200[L/hr]

∴1住戸あたりの有効水量=200[L/hr]×50[%]=100[L/hr]
全体の有効水量=一日計画最大給水量/10

厳密には住戸数の規模や平均使用時間には上記で計算した値より上下の幅があります。あくまでも実績に応じた数量を用いるのが正確になります。
受水槽の有効容量より、貯蔵時間を短く設定する必要があるためですが、揚水ポンプの揚水量によっても変動してきます。

余談ですが、現在、災害発生時に避難施設となりうる学校や病院以外の共同住宅(マンションなど)では増圧給水ポンプによる水道水の供給が主流となっています。
受水槽の定期的清掃、保守管理が不要になり、そのスペースが有効利用できるメリットが挙げられます。
「受水槽、高置水槽について」の回答画像3
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この回答へのお礼

丁寧且つ詳細なご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時:2022/06/08 17:53

誤った解釈が多く感じます。


有効水量とは受水槽の大きさを表します。
似た言葉で、実効水量というのがあります。
こちらは、実際に使える水の量を表します。
(ポンプの吸い込み高から水位まで)

一日の使用水量の二分の一とは、一日に使う水の量の半分のサイズの受水槽を設置するという事です。
大きすぎても安全上は問題ありません。
中の水を腐らせない為の配慮です。
受水槽は水道局から送られた最も綺麗な見ずが入ります。
一方、高置水槽は受水槽の水が送られてくるので水の新鮮さがありません。
なので受水槽より更に水の入れ替えが良い構造とします。
あと設置コストや維持コストも配慮されています。
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この回答へのお礼

丁寧且つ詳細なご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時:2022/06/08 14:37

どんな仕事しているの

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