米国の本で、日本で言う奥付のようなところが最初の方のページについてますよね。
あそこによく987654321とか9876とか連続した数が表示してあることがあります。
おそらく版の数を表していて、987654321だったら初版、9876だったら6版ということだと思うのですがそこで疑問。

疑問1 10版を越えたらどうなるのか?

疑問2 なぜ、わざわざこんな変な表示の仕方をするのか?4版だったら4,6版だったら6とストレートに表示すれば良いのに。

だれか教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

この数字は版ではなく刷を示しています。



1の回答 「987654321」と書いてあったものを消して,「19 18 17 16 15 14 13 12 11 10」と書き直して使います。

2の回答 活版(活字を拾って組む)印刷の場合,2刷~9刷までは原版上の文字を削るだけで使えるから。

2の回答について少し補足しておきます。
大昔の印刷機は,活字を平たい台の上に並べて(原版),その上にインクをつけて紙を押しつけて印刷していました。
ところが,これだとスピードが出ない。そこで,輪転機が発明されました。
輪転機では,インクを付ける部分は円筒形をしていて回転します。活字を単に並べたままでは,回転させたら落ちてしまいますので,1ページ大の活字を並べたら,それをそっくり複製した,いわば1ページ大の巨大な「はんこ」のようなもの(刷版)を作り,それを輪転機にセットしてインクをつけます。

#刷版を作るには,活字を並べたところに特殊な厚手の紙を押しつけて型をとります(これを紙型=しけい=という)。次に紙型を円筒形にしてその内側に鉛を流しこむと,円筒形の刷版ができます。

#実際には1ページではなくもっとたくさん(16ページとか32ページとか)ですが,細かい話は質問の本筋と関係ないので省きます。

図書を作るときは,この刷版をもとにしてある一定の部数(500部とか1万部とか)まとめて印刷・製本して売ります。こうやって一度に作られた図書の集合を刷(すり,impression)と言い,それを示す数字が刷次です。
最初の刷(第1刷)が売れると,また一定部数を作り,第2刷とします。こうやって刷を重ねるのですが,基本的に図書の内容は同じか,せいぜい細かい手直し程度にとどまるのが普通です。

また,印刷所では刷を重ねる場合に備えて,図書の刷版(またはその紙型)を保存しておきます。

こうやって同一(またはほぼ同一)の原版から刷られた図書の集合を版(はん,edition)と言います。

ちなみに,版の数字(版次)を改める(版を重ねる)時は,もっと大幅に手を加えるのが普通です。内容だけでなく表紙のデザイン等も一新されることがあります。(ただ,日本の出版社では刷の意味で版という言葉を使っていることがあります。)

刷を重ねるとき,タイトルの裏の刷次表示を直さないといけないのですが,1という数字を2に直すには,そのページの原版を作りなおさなくてはいけません。(つまり,活字を組んで,原版を作って,紙型を取り直して,刷版を作る。)
ところが,「987654321」を「98765432 」に直すのなら,同じ紙型から同じ原版を作って,1という文字の部分だけヤスリか何かで削ってやればokなので,刷次が10を超えない限り原版を作りなおす必要はないわけです。
一般に刷を重ねるときは内容にあまり手を加えない(=前の紙型をなるべくそのまま使う)ので,少しでも手間が省けるほうがいいということでしょう。

もっとも,今日では電算写植など,活字を使わない印刷が主流ですので,その場合上記のメリットはないのですが,長年の習慣としてこうした表記方法が残っているといえましょう。
(実際,「Eighth impression: 1997」のようにストレートに表示しているケースもあります。)

以下おまけですが,この数字の並べ方にもいろいろなパターンがあって,見ていると出版社の個性?が現れているようです。いくつか手元にあった
例をあげますと,まず,刷と並んで,発行年も同様の方式で書いてある本があります。(これは結構多い)
例:「02 01 00 99 98 97 96 6 5 4 3 2」

2桁以上でも間を空けていないもの。「2627282930」(しかも左から右)

両端から交互に削っていくもの。「1 3 5 7 9 10 8 6 4 2」
これも両端から。「96 97 98 99 00 01 6 5 4 3 2 1」

などがあります。
また,刷次に関してはたいてい1から9までです(だからこのご質問が生まれたわけですね)が,中には先を見こして(というか相当売れるとよんで)「14 13 12 11 10 9 8」というのもありました。
長くなってごめんなさい。
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この回答へのお礼

なるほど。とても詳しいご説明ありがとうございます。感謝します。
結構前から気になっていたので、これで本当にスッキリしました。
並べかたにも色々なバリエーションがあるんですね。面白いですね。
今度から、注意していろいろ探してみようと思います。

お礼日時:2001/02/02 02:45

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ところが菊は、仏壇に供え物をしようとはしませんでした。
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私はあの小説は好きです。
信夫があんまりいい人過ぎて、作り物のような感じをうけなくもないのですが、最後に線路に身を投げる場面は、何度読んでも胸をうたれます。

では本題のキリスト教の話を。

私には外国の友人知人が何人かいますが(殆どがキリスト教徒です)、どのくらいキリスト教につかっているかは人によって様々です。

私は、菊が線香をあげないというのは、ありえる話だと思って読んでいました。実際、私の知っている中で一人だけ、神社を案内したときに鳥居から中に入らなかった知人がいます。
明治時代に、本当に三浦綾子の書くようにキリスト教に対する偏見があったのなら、その中で敢えてキリスト教徒になるというのはよっぽどキリスト教に心酔しているはずです。そのような純粋な気持ちから、他の宗教儀式にかかわらないということになるのではないでしょうか。
もっとも、私は、あの場面は祖母に"伝統的に"育てられた信夫が、キリスト教と初めてであったときの戸惑いと葛藤を象徴している場面と感じました。

では、実際にsakura-krさんがどうするべきかということですが、それはご自分の裁量によっていいとおもいます。私はキリスト教徒の人たちをみてそう思います。
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