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前の質問が言葉不足だったので再質問です。

管理釣り場でトラウトを対象に釣りをしています。
今はナイロンライン直結で釣りをしていますが、マイクロスプーンや縦釣りの場合、敏感に当たりをとりたい場合は、PEライン+リーダーで釣りをする人がいると聞きます。

自分は今までPEラインや、リーダーを結ぶような釣りをしたことが無くどのように結ぶのかがわかりません。

スプーンは1g前後のものがメインの場合、どのような構成になるのでしょうか?

・PEラインの太さ(lbまたは号数)
・リーダーの種類(フライのリーダーで良いのか?またはその太さ)
・PEラインとリーダーを結ぶためのノット
・リーダーの長さ

その他必要なことなどありましたら教えてください。

A 回答 (3件)

どうも、釣りバカです。



PEすなわちポリエチレンのラインはまるっきり伸びないラインなので引っ張られたらそのままロッドまで力が伝わる、アタリがあったらどんなに微弱なアタリでも手元までショックが伝わる、というわけ。さらにPEは吸水率がゼロと言う事で劣化が遅い、一旦巻いてしまえば半年や1年は使えてしまうというのも大きな特徴です。ここまでは釣り雑誌の特集記事レベルの話。

その他の利点としてはシルクラインのようにとてもしなやかだということ。しなやかだから巻き癖がつきにくいと言う事もありますが、1970年代にナイロンラインが開発されるまでは高価な絹を三つ編みにして(それ以前のラインは馬の尻尾の毛など)釣り用のラインを作っていたので、その当時に作られていたアブやミッチェルなどのクラシック・リール(カーディナル33等)との相性がとてもよろしいのです。
反面デメリットとして静電気を帯電しやすい縒り糸なので水面に浮いているゴミがよく絡む、引っ張られる力には強いが擦れや根ズレなどの横からの力には弱いのでラインに傷がつくと「パーン!」とあっけなく切れてしまいます。さらに表面がとても滑らか過ぎてラインを結んでも徐々にほどけてしまうので、接着剤を使用するかラインの先端をライターなどで炙ってコブを作って対応しないとすっぽ抜けます。

PEでリーダーをつける最大の目的はデメリットである「すっぽ抜けを防ぐ」「突然のラインブレイクを防ぐ」事が最大の目的です。残念ながら3ポンドだろうが2ポンドだろうが0.1ポンドだろうが、サカナにはラインは丸見えです。ラインを細くする目的は「どうだ、俺は2ポンドで60cmのトラウトを釣り上げたぜ!」と釣技の限界点を更新する(自己満足を満たす)事だったり、水の流れに影響を受けないようにするためだったりします。川に家の柱に使う角材と割り箸を突き刺すと柱に使う角材のほうがより水の抵抗を多く受けるでしょ?ラインでも太いより細いほうが流れの抵抗を受けずにルアーを引っ張ってこられる、というわけ。

釣技の限界点を更新するのであればラインはどんどん細くなって当然ですが、最初は1号のPEをメインに組み立てるとトラブルが少なくてよろしいでしょう。ゲーム・フィッシングの真髄は「己の釣技を磨く事」なので徐々に細くしていくのも構いませんが、リーダーが細いのですから最初はそんなに目くじら立てる必要もないでしょう。
リーダーの種類は、まずは扱いやすいナイロンラインがよろしいでしょう。フライ用のティペットでも構いませんが、アユの友釣り用ラインの次に高価な部類なので結構リッチな人の選択かも…基本的には銀鱗のような安価なハリスやルアー用のナイロンラインで充分です。もちろん「俺はフロロのほうが良い」であればフロロでもよろしいでしょう。尚フライ用のリーダーと言うとテーパーのついたラインになり、より高価になる反面使用する意味はまるでないのでよほどお金が唸るほど余っている人以外には無用の長物と言えるでしょう。
リーダーの太さは、まずは3ポンド前後で試してみるとよろしいでしょう…もちろんここもゲームフィッシングの真髄を追及していけばもっと細くなっていきますが、様子伺いを考慮すると最初は管理釣場でのナイロンの標準的な太さを選択するとよろしいでしょう。
結束(ノット)ですが、コレが少々厄介で電車結びでもオルブライトノットでもサージョンズでも良いはずなんですがすっぽ抜けるというデメリットを考えると結び目のPE側先端はライターで炙ってコブを作るかアロンアルファなどで固着する必要があります。お勧めなのが
http://www.bluedun.net/Accessories-UVKnotSense.htm
↑ラインの結び目に塗る事を目的に作られたUVグルーは硬化してもゴムのように柔らかいのでとてもよろしい。ノットの段差もコレで緩和できますしね。
そしてリーダーの長さですが、頻繁にルアーを交換するスナップを使用しない人であれば、リーダーをちょん切ってルアー交換するわけですから、ひとヒロ(両方の手の人差し指でラインをつまんで両腕を横いっぱいに広げた長さ…その人の身長と比例する)~矢引き(片方の手の人差し指でラインをつまんで腕を伸ばし、鎖骨の真ん中あたりまで広げた長さ…その人の身長の半分と比例する)は欲しい所です。実際に釣りをしていると細かくちょん切って徐々に短くなってしまいますからね。スナップ等を使用する場合は矢引き~20cmもあれば充分です。

うっかりミスの典型としてドラグ調整があります…「PEを使ってるから、強いラインだから」とPE基準でドラグを締めてしまうオッチョコチョイが結構いますが、勝負の場所はリーダーにあるので結局ナイロンラインを巻いた時のドラグ調整と同じになるのです。
という事で「結構面倒臭い割にナイロンラインと同じセッティングかよ」となるので個人的にはアブやミッチェルなどのインナースプールのクラシック・リール以外ではナイロンを使っています。所詮釣堀の肥満マスが相手だし、結び目の段差がない分快適にキャストできるし、何より安いのでナイロンラインで充分、と戻ってしまいました。もちろん経験は宝、なので色々試してください。試すことは楽しいですからね。
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この回答へのお礼

皆さん回答ありがとうございます。詳しく書いていただきとてもためになりました。
所用で大きな街まで出かける用事が出来たため、ついでにプロショップでも詳しく話を聞くことが出来ました。
PE+リーダーを使いたいと思ったエリアは宮城アングラーズヴィレッジなのですが、そこはいつも風が強くPEは向かないよとの話を聞きました。その他の地元エリアでは逆に縦釣りだと、釣れないとのことだそうです。

結局ラインは色付ナイロン+フロロというところで落ち着きそうです。

ノットはブラッドノットを教わってきました。
名前だけ聞いて、後でネット検索しようと思ったのですが、「それじゃ判らないよ」と店員さんが詳しく説明してくれました。特に指の動きを中心に。
帰ってきてネットで結び方を調べたのですが、ラインの巻かれ方が書いてあるだけで、どう結ぶかは意味不明でした。店員さんがネットじゃ判らないと言った理由も理解できました。

お礼日時:2007/12/04 12:48

こんにちは。



管釣りで、
PE+リーダーのメリットは、

拠れにくい(長く使える)。大物に対応できる。感度のアップ。
特殊な場合として、浮くスプーンを利用して、スプーンを浮かせる
場合に、浮きやすい。
等があるかもしれません。

管理釣り場によっては、PE禁止のところもあるので注意しましょう。

私が、数釣りする時のシステムとしては、

PE: 0.2号 8LBチタニウムブレイド(ラパラ)
リーダー: 1.25号5LB フロロ FCベーシック(サンライン)
ノット:MIDノッド改
リーダーの長さ:1m
ヤリエのクイックスナップL使用

でやることもありますが、基本的にはフロロの0.8号3LBの通しで
十分でした。

ベイトリールで釣りしていると手元にガツガツと当りがきますが
しばらくやっていると、ルアー(私の場合はクランクですが)の
後ろに魚がついて、スリップストリーム状態になるのがわかるので
(ルアーの抵抗がなんとなく軽くなる)
そこで、リーリングスピードを変えたりして誘う時もあります。
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私はスプーン用にPEを使用していますが、”魚に見えないようにする(見やすいラインを使用するため)”、”合わせ切れを防ぐ”といった理由でショックリーダーを使用しています。


 PEの利点
 ・感度UP(ラインであたりをとる場合さほど必要ない!?)
 ・耐久性(値段は高いですが、長く使えるのでお得です。)

PEの太さは0.2号ぐらい。
lb数は、通常サイズを狙うのであれば、3lb以上であれば問題ないと思います。

リーダーは、ナイロンライン(伸びが欲しいので)で、PEの太さと同等~若干太めぐらいで使用しています。
(私が使うノットが、同等の太さのほうが結びやすいため)
普通に使用するラインを流用して問題ないと思います。

私はトリプルエイトノットを使用しています。
(呉羽化学などのH.P.に乗っていますので探してみてください。)
簡単だし、強度も十分なのでお勧めです。
今まで、結束部で切れたことは無いです。

リーダーの長さは、50~80cm程度で使用しています。
長くとった方が、スナップの結び換えの時など、システムを組み直す必要がなく、便利だと思います。

感度が上がりますが、狭いポンドや手前側で当たる場合などは、伸びがある分、ナイロンの方が使いやすいような気もします。
いろんな管釣に行くのであれば、スプールを別にして使い分けることをお勧めします。
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