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蛇足で質問なのですが、ちょっと別の質問(本の御紹介)をお伺いしていて気になったのですが、SFもので研究所やどこかの施設を舞台にした感じの小説って、以外とあまりないような気がするんですが気のせいでしょうか?

むろん、設定上登場したりする事は頻繁にありますが、そこが主な舞台となる事はあまりないような気が致します。
どちらかというと、SFというとやはり現実では補えない部分を、未知の科学で補い(ファンタジーでは「魔法(?)」)壮大なスケールで描く、という感じがするのですが。
というか、その方が活躍する場である、いわば「見せ場」が豊富ながあるわけでして。

個人的にむしろこれは「ホラー(あとサスペンス?)」のジャンルになるのかな?と思ました。
閉鎖的空間が生かされるものと言えば、必然的にホラーになってしまう事が多いのかなと。
逆に映画などでは、舞台や設備上の関係から、「エイリアン」「ディープブルー」「ソラリス」など閉鎖的空間のものの方が多い気がするのです(ただし、ジャンルはホラー・アクション・ミステリーなど豊富!)。
小説では数行の文字で舞台が足りるので、逆に可能性が色々とある分、自分から設定を狭める事はしないのではないか?と思いまして。
というか、こちらの方が技術的に盛り上げるのに高度な技術を必要とするのではないかと(その為、SFものでは小説は少なく、ホラーなどの限られたジャンルでしか登場しない)。

ちょっと壮大な(個人的には壮絶な)SFものを探していてふと思いました。
壮大でなくとも、壮絶なら閉鎖的な空間もSFではありえるのではないかと…。
せっかく本屋に何度も足を運ぶなら、個人的にちょっと読み比べなどもしてみたいな~と思いまして;
もし、何かお勧めなどありましたらよろしくお願いします。

A 回答 (8件)

工場や研究所などを主な舞台にしたSF...ですよね。


閉鎖的な空間なら、宇宙船内等を舞台にした作品はそれなりにあるわけですが、そういう意味ではなく、という事でしょうか。ちょっとポイントがよくつかめていないかと思いますが、下記のようなものはいかがでしょう。

J.P.ホーガン:(スケールの大きいハードSFで有名)
未来の二つの顔       小規模スペース・コロニーでの実験
創世記機械         物理学研究所(研究環境?)が舞台
プロテウス・オペレーション 時間を超えてどこかにつながる研究所
終局のエニグマ       謎めいた宇宙島のありえない構造

ウィリアム・ホジスン:
異次元を覗く家       異境に時空を超越して存在する家

.

この回答への補足

あ、すみません;
うまく説明できなくて申し訳ないのですが;、もちろん宇宙船ものも大好きです。
ただ、閉鎖的な感じで書かれているものはあまりないかなと思いまして…;
もちろん、宇宙船ものでも大歓迎です。
色々と考えて下さったのにすみません;

補足日時:2008/01/07 03:53
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この回答へのお礼

おお、J.P.ホーガンですね。
私も大好きです。

なるほど、言われてみれば確かに宇宙船内も閉鎖的空間と言えますね。
ただ、何故か閉鎖的空間という気が個人的にしないのはどうしてでしょうか…;
(たぶん当人達にとっては閉鎖的空間なはずなのですが;)どちらかと宇宙船も含め、広大な宇宙を旅する一部という感じで語られてる事が多い気がして、何と言うか宇宙船は外してました…。

でも、言われてみると確かに…。
J.P.ホーガンは情景が豊かなので余計に感じないのかも知れませんね(笑)

>ウィリアム・ホジスン
この作家は知りませんでした。
ありがとう御座います。ちょっと読んでみます。

…すみません;
なかなか説明するのが難しくて…(汗)
うまく言えないのですが、限られた空間というか閉鎖的な感じで、でも扱ってるのもは壮大というか…閉鎖的空間だとかえって話に深みが増すとうか、最後に(徐々に?)カタルシスが増すというか…。

…(汗)
難しい注文のなか、どうもありがとう御座いますm( _ _;)m

お礼日時:2008/01/07 01:55

梅原 克文「ソリトンの悪魔」


潜水艦→海底原油掘削施設がメイン舞台です。
福井晴敏「終戦のローレライ」
同じく潜水艦が舞台。映画しか見ていないんですが。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。
どちらも残念ながら既読でした ><;
ただ、どちらもそこそこ楽しめた覚えがあります。
しかし、映画は…。

お礼日時:2008/01/09 04:50

■新井素子


「迷宮-ラビリンス-」
少女2人が、神の生贄として迷宮に放り込まれる話
「大きな壁の中と外」(「あたしの中の...」に収録)
大規模変動で、ドームの中での暮らししか知らない住人の反乱話
http://moto-ken.cool.ne.jp/
■葉山透
「9 S」
孤島の研究施設を武装組織が襲撃する話
http://www.lafi.net/
■小川一水
「天涯の砦」
事故で宇宙漂流を始めた宇宙基地の構造体でのサバイバル
■あさのあつこ
「NO.6」(児童書)
理想都市NO.6と閉鎖された西ブロックでのサバイバル
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この回答へのお礼

おお、沢山の御紹介ありがとう御座います!
おっ、小川一水先生ですね。
「天涯の砦」は気になってました。

あさのあつこ先生のNO,6もいいですよね~。
他2方の作品はまだ読んだ事がなかったので、是非とも読ませて頂きます。

お礼日時:2008/01/07 19:00

宇宙船は言わずもがな閉鎖系ですからね・・・・あえて強調しなくても閉鎖されてます。


それが「主題(テーマ)」でなく単なる「舞台」であれば、強調されないでしょう。
ヒトがSF的空間で普通に活動し、暮らしているのがSFですから。
(地球の日常が舞台だったり、人工的でない自然な場所が舞台である作品も多いですが)

場所や背景という意味での「舞台」でなくて、
「閉鎖された空間であることが物語の主題になっている、あるいは閉鎖系であることが重要になってくる小説」を知りたいということなのでしょうか?

ちなみに『ソラリス』は原作小説があります。
『ソラリスの陽のもとに』
映画は(有名ですが)観ていないので違いを知りません。
だいぶ変えてるみたいですね。

一口にSFと言ってもいろいろあって範囲が広いです。
ほとんど科学技術なんか入ってないのもありますしね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4% …
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この回答へのお礼

>「閉鎖された空間であることが物語の主題になっている、あるいは閉鎖系であることが重要になってくる小説」を知りたいということなのでしょうか?
はい。個人的にちょっと読み比べてみたいなと思いまして。
ソラリスは映画の方を私は見てました。
原題の方は知ってましたが、大分違ったとは。
まさにあれは閉鎖的空間でしたね。
個人的に人間の心の中の閉塞感を照らし合わせた所がまたうまいなと思いました。
ありがとう御座います。

お礼日時:2008/01/07 18:50

説明を重ねていただいて、おっしゃる事が分かってきたように思います。

SFの領域だと如何に舞台が物理的な閉鎖的環境に設定されたとしても、書いている作家本人、読んでいる読者のどちらも、潜在的にその想像の翼がそういった固定枠内にじっと収まっていない...そんな傾向があって感じ方が違ってくるのかなーなんて思いました。
 
次のリストも答えに合致しなそうで蛇足気味ですが、この仮説?を裏付けているかな...
 
ラリー・ニーブン:
無常の月          高層アパートの一室、世界が燃え尽きた夜
 
コナン・ドイル:
毒ガス帯          こちらは一軒の家の中(超古典)
 
K.ディック:
虚空の眼          研究所での事故、意識が閉じ込められた世界
 
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この回答へのお礼

すみません(汗)
そうなんですよ(笑)
けっして悪いわけではなく(むしろいい方かと)、作家の力量でもあるかなと思うんですが、ただ閉鎖的な感じがしつつ、こう何というか後ろに隠れてるもののすごさというか大きさというか、そんなものが徐々に明らかになって来る感じのものってあまりないんじゃないだろうか…そんな気がしたもので、ちょっと質問してみました。

ありがとう御座います。
重ね重ねお礼申し上げます。
ちょっと検証してみますね(笑)

お礼日時:2008/01/07 18:17

宇宙船内もOKなんですね?


それで
>限られた空間というか閉鎖的な感じで、でも扱ってるのもは壮大というか…
というなら、ポール・アンダースンの『タウ・ゼロ』はどうでしょう?
面白いかどうかは人それぞれですが、私の読んだ中では一番スケールの大きい話でした(『銀河ヒッチハイクガイド』シリーズを読むまでは)。
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この回答へのお礼

おお、「タウ・ゼロ」はまだです。
こんな名作があったとは!

>「銀河ヒッチハイクガイド」
私は先に映画の方を知りました。
原作を読もう読もう思っていたんですが…(笑)
「レッドドワーフ号を追え(TVドラマ)」といい、イギリスはお堅いイメージがありましたが、いやはや…(笑)

ありがとう御座います。
(ちなみに、「レッドドワーフ号を追え」をまだ未視でしたら是非お勧めです!:笑)

お礼日時:2008/01/07 18:08

研究所を舞台にしたSFということでまず思いつくものとして


 瀬名 秀明「BRAIN VALLEY」 (新潮文庫ほか)
などはいかがでしょう。
著者自身が研究者(薬学博士)であることもあって、現代日本の研究機関の内情がかなりリアルに描かれていると思いました。

すでにお読みかも知れませんが、念のためamazonより本の紹介を引用します。
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人類最後の秘境=脳。その研究のために、各分野の気鋭の学者が巨大施設「ブレインテック」に集められた。脳科学者・孝岡護弘もその一人だ。だが彼は赴任早々より、奇怪な現象に次々遭遇する。白き光芒を放つ女、幽体離脱体験、そしてエイリアンによる誘拐。孝岡の身に起きた出来事の意味は?そして、このプロジェクトの真の目的とは何なのか―。超弩級エンターテインメント。
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この回答へのお礼

おお、瀬名 秀明先生ですね。
「パラサイト・イブ」や「明日のロボット」以来です。
いえいえ、「BRAIN VALLEY」はまだでした。
紹介まで貼って頂いてありがとう御座います。
早速、読んでみます。
ありがとう御座います^^

お礼日時:2008/01/07 03:52

SFの古典といえば、


 チャペック ロボット

はもう読みました?
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この回答へのお礼

大分昔ですが(たしか学生の頃)、「ロボット」という意味が労働力(奴隷という意味合いが強い)を知ってちょっと驚き、さらに人間がを風刺した作品と知って衝撃を受けた覚えがあります。
ありがとう御座います^^

お礼日時:2008/01/07 00:32

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