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アンプにて、仕様のところにFx loop有りとか無しとか書かれているのですが、これはどういったときに使うものなのですか?send return見たいな感じですか?

A 回答 (5件)

そのとおりです。


FX LOOP とは、エフェクターをループさせるという意味。
センドで送り、リターンに戻す。
「FX LOOP機構なし」だとギターとアンプの間にエフェクターを入れる他は無いのですが、「FX LOOP機構あり」 だと、まずプリアンプで音色を整えてから、更にエフェクターに送ることができるので、より多彩な効果が得られます。

この回答への補足

「まずプリアンプで音色を整えてから、更にエフェクターに送る」という部分がちょっとわからないのですが・・。
自分の記憶では、マルチエフェクターで音を作って、JCM900とかのリターン部分にシールドをさしていたのですが、そのときプリアンプ部で、EQやヴォリュームの操作をしても何も変化しませんでした。イメージだと、そのマルチエフェクターのしたにキャビネットがあるといった感じです。先の文章は、プリアンプで音色を整えるというのは、信号を整えて増幅するといったことですか?自分が無知なので申し訳ないのですが、ひょっとすると増幅させるのはキャビネット部なのですか?
 

補足日時:2008/01/09 18:16
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私は、アンプで音色を歪ませて、更にモジュレーションやエコーを掛けたいときにFX loopを使っていました。


ギターの次にエコーを入れて、アンプで歪ませるというのは不適当と習ったからです。歪ませないときは、FX loopは使いませんでした。
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俗称的な略語として、Fxという語がエフェクトのことを指すことがあります。

このFX loopというのも、エフェクトループという意味合いで、これはセンドリターンと同様の入出力端子のことを指します。

エフェクトループやセンド・リターンというのは、アンプで歪みを作り、かつエフェクターとして歪みの後に入れたいような物を使用するときに利用します。通常はモジュレーション系や空間系のラック型エフェクターをつなぐ時に使用されるのが主だと思います。
モジュレーション系エフェクターや空間系エフェクターは、セオリーとして歪みの後につなぐのが一般的です。これらのエフェクターの後に歪み系のエフェクターを入れてしまうと、モジュレーション系エフェクターや空間系エフェクターで得られた加工音も潰れてしまい、思ったような効果が得られなくなることがあります。
しかし、アンプで歪みを作る場合、その後にモジュレーション系・空間系エフェクターをつなぐということができません。そのため、アンプの中で歪みを作った後、外部に出力してそこでそれらのエフェクターでの加工を行い、さらに内部に戻すために設けられたのが、センドリターンやエフェクトループと呼ばれる機構です。

アンプの構造については、スピーカーを駆動できるくらいにまで信号を増幅するパワーアンプと、その前段階でパワーアンプへの入力を整えるプリアンプに大まかに分けることができます。アンプヘッドは、この二つが一つの箱に収められて構成されているのが普通で、コンボアンプにはこれにさらにスピーカーが加わります。センドリターンは、このプリアンプとパワーアンプの間に設けられる外部入出力です。
ギターからの入力は、電気信号としては非常に微弱で、状況によってはパワーアンプに直接そのまま入れても十分な増幅ができないことがあります。そのため、パワーアンプで十分な増幅が得られるように、その前段階で信号を増幅する部分としてプリアンプが設けられています。プリアンプは、ゲインなどで音量を持ち上げ、あるいはプリアンプ部で過大な増幅による歪みを生むという役割の他に、トーンコントロールなどが追加されて、音質の調整もできるようになっているのが一般的です。
ですので、スピーカーキャビネットを駆動させるまでに信号を増幅させるのはパワーアンプ部になります。プリアンプはその前段階で各種調整を施して信号を整え、パワーアンプに渡す部分と捉えるのが妥当かと思います。また、FX loopはそのプリアンプの後段、パワーアンプの前段での外部への入出力になります。

なお蛇足ながら、Marshallのアンプの場合、プリアンプを迂回した場合には、アンプヘッドのコントロールはPresence(トーンコントロール)とマスターボリュームだけが生きている状態になるはずだったと思います。それ以外のトーンコントロールやゲインなどは、プリアンプ部やそれに代わる物で調整する必要があるでしょう。

参考になれば。

この回答への補足

ありがとうございます!よくわかってきました!しかし、最後の文章で一点わからないことがあります。「プリアンプを迂回した」というのは「パワーアンプを迂回した」の間違いでしょうか? 間違え出なけれba
Marshallのセンドリターンはプリアンプ、パワーアンプの前にあるということになりますか?

補足日時:2008/01/09 23:14
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再び失礼します。

補足読みました。

最後に添えた文章は、間違いではありません。Marshallアンプのコントロール類については、ゲインや各チャンネルごとのボリューム、Bass、Middle(Contour)、Trableのコントロールに関しては、プリアンプ部に組み込まれたコントロールになり、これらはリターン挿しした時には、プリアンプ部を迂回しているために効かなくなります。
Marshallの場合、Presenceはパワーアンプ部でのフィードバック量を調整することで音の輪郭を調整する、パワーアンプ部に組み込まれているコントロールのため、リターン挿しした場合でも調整が利きます。また、マスターボリュームが搭載されているアンプでは、そのマスターボリュームについても通常はパワーアンプ部の直前に組み込まれるボリュームコントロールになるため、プリアンプを迂回していてもパワーアンプ部で効くと思います。
ただ、実際の回路などについてはモデルによってその設計が異なるため、各モデルにおいて何がどのように効くのか、あるいはリターン挿しした時にどのコントロールが活きていて、どのコントロールが死ぬのかは、実験してみるのが最も確実でしょう。

センド・リターンやFX loopについては、あくまでもアンプヘッド内のプリアンプ部とパワーアンプ部の間に挟まれる外部入出力で、プリアンプを通って処理された信号をSendから出し、外部機器からReturnに戻してパワーアンプに入る、という連携になります。Inputからの信号の流れを整理すると
(Input)→プリアンプ部→FX loop[(send)→外部エフェクト→(return)]→パワーアンプ部→(Speaker output)→スピーカーキャビネット
こうなります。
FX loopが入る場所がプリアンプの前になってしまっては、単なるInputからの入力と変わりがなくなってしまいます。また、パワーアンプを通らないと、スピーカーキャビネットを十分に駆動できるだけの電気信号に増幅することはほぼ不可能です(仮にリターン挿しでパワーアンプの後ろに戻るとしたら、スピーカーキャビネットに直結するのと変わりがなく、アンプヘッドが無意味になってしまいます)。

この回答への補足

センドリターンを使うと、プリアンプを迂回してしまうのですよね?しかし、文章中に、「センド・リターンはプリアンプを通って処理された信号をSendから出し、外部機器から・・・」とあります。プリアンプを迂回してしまうのに、プリアンプで処理するとあります。迂回してしまっては処理できないのでは?これは、ゲインや各チャンネルごとのボリューム、Bass、Middle(Contour)、Trableのコントロールができない(処理できない)けれども、ある程度、信号増幅や調整が行われるということでしょうか? それとも、迂回してしまうのであれば、たとえばマルチエフェクターをセンドリターンにさしている場合、マルチエフェクターが完全にプリアンプ部の代わりになるということですか?

補足日時:2008/01/10 10:01
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たびたび失礼します。



補足の「センドリターンを使うと、プリアンプを迂回してしまうのですよね?」という部分に関しては、誤解されているようです。私はそのように書いた覚えはありませんが、「センドリターンを使う=プリアンプを迂回する」ということではありません。落ち着いて読み返してみるのが良いでしょう。

繰り返しになりますが、センドリターンは、アンプ内蔵のプリアンプの後でセンド端子から信号を取り出し、外部のエフェクターなどで処理した上でリターン端子に返し、パワーアンプに送るという構造になっています。もともとは、アンプ内蔵のプリアンプで歪みを作る場合に、その歪みよりも後ろにつないだ方が良いエフェクトをセンド・リターンのループにつなぐという使い方をします。
ただし、敢えてアンプのプリアンプの使用を避けたい場合(別にプリアンプとして代用できる機材があり、そちらを積極的に使いたい場合など)には、ギターからアンプのインプットにつながず、独立したプリアンプなどの機材から直接リターンにつなぐことでアンプ内蔵のプリアンプをバイパスするという使い方も可能です。センドリターンのつなぎ方によっては、プリアンプを迂回することも可能であるということです。
こうした使い方については、FX loopの使い方のバリエーションとして捉えておくのが良いでしょう。単にセンドリターンを使うといっても、実際にどうつなぐかには幅があるということです。

なお、プリアンプを迂回するという話については、最初の回答の補足にある、マルチエフェクターをリターンに直接挿して使った場合の話に該当します。センドからのラインを引かず、外部機器を直接リターンに入れた場合(「リターン挿し」などといいますが)、つなぎ方からもわかるように、アンプ内蔵のプリアンプを通らない信号がリターンを通ってパワーアンプにいきます。この状態の時には、アンプ側のプリアンプ部分で行われる加工処理はスキップされて利かなくなります。
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