dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

ピアノの曲で超絶技巧といわれますがいったいぜんたいどんな技術なのですか?!
ピアノは全く弾けないのでわかりません。。。
すごく早かったり和音がたくさんだったり?弾くのが難しいんだろうなぁということは分かるのですが。。。

ピアノ弾ける方ぜひ教えてください!!

A 回答 (1件)

所謂、超絶技巧とは、ハンガリーのピアニスト、フランツ・リストの作曲したピアノのための12の練習曲「超絶技巧練習曲」からきています。


名前の通り、非常に高度な演奏技巧を要するものでピアノに限定したものではなく、ヴァイオリンやギターにもそういう曲はあります。

特にヴァイオリンではパガニーニが前人未踏の超絶技巧の限りを駆使した様々な曲を書いています。同時代(19世紀)の作曲家で彼の演奏から強い影響を受けたのはリストをはじめ、ショパン、シューマン、ラフマニノフ、etc・・・
若きリストは当時パガニーニの演奏を聴いて、「ピアノのパガニーニになる」と決意した程ですので、いかにすごかったかが想像できます。

ピアノに限らず具体的にどのような技巧(テクニック)かといいますと、速いテンポの曲では広い音域に渡るパッセージやアルペッジョが実に華麗な演奏効果をあげたり、常動曲のようにこまかい音が常に休み無く動き回ったり、楽器にとって極めて弾きにくい調性にこれらが出てきたり、また遅い曲では旋律が多声的・和声的あるいは対位法であったりと、とにかくピアノでは10本、ヴァイオリンでは4本の指ではおおよそ足りない!?と思えるような超人的な演奏効果をあげています。

実際に超絶技巧を駆使した曲の例
パガニーニ:24のカプリース(24の奇想曲)
エルンスト:「夏の名残りのバラ(庭の千草)」による演奏会用変奏曲
以上、無伴奏ヴァイオリンのための曲。

ピアノでは、
リスト:「超絶技巧練習曲」
シューマン:パガニーニ24の奇想曲からピアノ練習曲に編曲
等々。

尚、これら難曲を目の醒めるような華麗なテクニックで演奏してのける名人芸・名手の人のことを「ヴィルトゥオーソ」などと呼びます。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

リストの練習曲を聴いてみました。音がいっぱい鳴り続けていてすごいですね!これが練習曲とは。この上にどんな曲をひくのでしょうか?
とても興味のある回答ありがとうございます!

お礼日時:2008/01/11 07:12

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!