アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

商店街の衰退についていくつか質問をさせてください。
1、商店街の衰退はどのような原因、背景によって始まったのですか?
2、商店街の衰退が起こることによって、社会や人々にどのような影響が及ぼされるのか。
3、衰退してしまった商店街を再び活性化することは出来ないのか。もし可能なら、社会又は、人々はどのような行動を取ればいいのか。
質問が多くなってすいません↓↓
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

私の体験上の事での感想ですので、的確かどうかはわかりませんが・・



1:これはいくつか複合していると思います。
  ・住民の移動による顧客の流動。
  ・都市や町の構造が交通機関や道の変化で人の流れが変わる
  ・個人商店が主体の商店街では、資本のある企業の大形店の
   ような魅力ある商品やサービスができない事での客離れ。

2:商店街が衰退する事で、その商店街にしか行けない人の
  生活スタイルに影響を及ぼす。
  街の景観も損なわれ、ますます人が集まらなくなる。
  ある街では、シャッター街が風俗街になってしまったケースも
  あります。活気は復活しても、治安・景観は悪くなっては
  意味もないでしょうね。

3:とても難しいことです。
  商店街が活性化するという意味は、そこで買い物をする人が
  増えるという事です。慈善事業ではないのですから。
  個々の商店主が自身の資産を投げ打って勝負に出る事はないでしょう
  とてもリスクが大きく、また勝算も薄いです。
  ただ、最近は空き商店を貸し出して、若手のファッションの店や
  趣味の店が入って活性化しているケースもありますが、1~2軒が
  頑張ったところでは意味がありません。
  行政も交えて、また商店街の主、または地主が一斉に考えなければ
  大きく成長する事はないでしょう。これが個人の経営の難しい
  ところで、だからこそ衰退してしまう一因かもしれません。

何か新しい物を作ればいいというものではないでしょう。
『商店街すべて』の意思疎通と決断が必要で、それは個人のリスクも
同時に負う覚悟も必要です。コンセプトなきモノは資本があっても
長続きしません。地域になにが合い、何が必要なのか。
その街をよく観察し研究しなければいけないでしょうね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
そうなんですか~↓
私たちの見方や捉え方によっては何か違ったものが発見できるかもしれませんね。
ありがとうございました

お礼日時:2008/01/15 19:49

 ●利用客が「衰退しても仕方がない」と判断した●


 商店街の衰退に関しては過去に似た質問がありました。「地元商店街の衰退傾向の改善策」http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=711799 
 商店街が衰退するのには幾つか原因があるでしょうが、それでもマスコミに取り上げられるほど元気な商店街もあります。ちょっと思いついたものだけでも、浅草仲見世商店街、西新井大師商店街、戸越銀座商店街、六角橋商店街。
 元気な商店街にはそれなりの理由があるでしょうが、多くの利用者が利用しているということが大切だと思います。もし、衰退し始めて、利用者が「衰退しても仕方がない」と判断したら衰退します。元気な商店街は「衰退させたくない」「何時までも元気な商店街であって欲しい」と多くの利用者が判断したわけです。つまり、それを「利用者のニーズを掴んだ」と表現するのでしょう。
 多くの方が指摘するように、商店主の勉強不足、努力不足、消費者意識の変化に対しての対応不足、といった商店主の問題が大きいと思います。商店街の衰退に対して多くの消費者はそれなりに対応していると思います。もちろん全ての利用者とは言えませんが、マスコミで取り上げられるほど深刻なものならば、消費者も何らかの対応(商店街応援運動など)を取るでしょう。そうでない場合は利用者が「衰退しても仕方がない」と判断しただと思います。
 1、理由はいろいろ、大量仕入れの低価格販売、セルフサービスによる販売コスト低減、駐車場完備による大量買入の便利さなど。
 2、利用客が「衰退しても仕方がない」と判断したのだから、利用者はそれなりの対応をしているので大きな問題はない。
 3、利用客が「衰退しても仕方がない」と判断した商店街を活性化しようとすることは、「人々が必要としない昔の芸能・儀式・習慣を復活させようとする」のと同じ、経費ばかり掛かる意味のないことだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
商店街は衰退していくのは自らの責任でもあるんですね。
わかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/15 19:55

1.安価なスーパーに価格競争で敗れたと言うのが最大の要因でしょうか。

昨年11月のNHKアーカイブスで1969年放送、大阪府高槻市の商店街衰退問題を取り扱った番組が放送されていました。この問題は相当昔からあったようです(既製品、加工食品が増えて、大量仕入れ、薄利販売が有利になったのがこの時期からかと思います)。但し、当時は自動車もあまり普及していなかったので、スーパーのりっりは都市の鉄道駅の近くだったようでした。今のように郊外に大規模スーパーが立地して、都心の中規模スーパーまでもが衰退してしまうという状況は1980年代もしくは1990年代に発生したようです。

2.郊外にスーパーが立地してしまうことで、自動車に適した都市構造が出来てしまうことが最大の問題点かなと思います。高齢者が買い物に行けない等の問題が指摘されますが、生協等の共同購入、移動販売等の代替手段(山間僻地でも見かけるので、もともと商店街があったような都市部では、特に問題なく提供可能でしょう)が普及しているので、必需品を購入できないといった根本的な問題は発生しないと思います。今まで商店街に頼っていた高齢者がそういった方法を知らないので途方にくれる、買い物を楽しめないといった問題は起こっていると思いますが。

3.昔どおりの商店街の活性化は、安価な商品を売る大規模小売店の利用をあきらめろと言う事に等しいので困難であると思いますし、あまりメリットがあるとも思えません。郊外の大規模店舗で売るメリットが小さい、対面販売が中心の商品を売る店や飲食店といった店を郊外のショッピングモールの専門店街の配置して集客を行うというというのが現実的な案でしょう。また、自動車で来る人のために都心部の外縁(都心中心ではない)に大規模な駐車場を設けると言った施策も必要になるかと思われます。特に人が見込めるような立地にある商店街では、商店の保有と経営を分離、ある程度の売上のある商店でなければ経営を認めないといったテナント経営的な手法が必要になるかと思います。

 以前に中心市街地の活性化に成功したというドイツの街を歩いた事があるのですが、興味深いことに、商店街に並んでいる店は、靴、少し高めの服、宝石、高級時計、携帯電話、アクセサリー、飲食店のどれかで、日本の伝統的な商店街にあるような電気屋、金物屋、普段着も売る衣料品店、食料品店といったものを全く見かけませんでした。郊外店との競争上不利な業種は撤退し、競争力のある店のみが残ることで商店街の魅力を保っていると言う感じでした。これは自然にそうなったのか商店会や市政府がそうしたのかは不明でした(駐車場建設の代替としての都心部の自動車流入制限や路面電車整備は行っていましたが)が、日本でもそういった変革が促されるような工夫をする必要はあると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

長文の回答ありがとうございます。
商店街の工夫がやはり重要となってくるんですね。
わかりやすい説明ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/15 19:51

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!