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鉄道会社のサイトを見ると時々、鉄道運転士募集の案内が出ています。
運転士は人手不足なのでしょうか?

A 回答 (7件)

鉄道の運転士は、誰でもなれるわけではありません。


慢性的人で不足ということもありません。

運転士はとにかく「金がかかる」のです。
国家資格を取らせるため、会社で電車教習所を有しており、その設備維持とか教材やらを全部会社が負担して、運転士を養成するのです。
また、会社側からすると国家資格ですから手当て等も多くあげないといけないし、残業とか夜勤がある職場ですから基本給安くても、その分上増しですから人件費もかかりますよ。
ですから、余剰になるほど養成してもだめですし、かといって足りないからってすぐに応援をよこせるような職業じゃないんです。
ですから大手やJRでもギリギリの運転士しか配備して無いことも良くある話です。
そこが車掌や駅務と違います。
そのため、ちょっとした人事ごとで足りなくなることもあるでしょう。
そのため最初から将来運転士になってくれる人を募集したいということもあると思います。
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この回答へのお礼

>運転士はとにかく「金がかかる」のです。
>国家資格を取らせるため、会社で電車教習所を有しており、その設備維持とか教材やらを全部会社が負担して、運転士を養成するのです。
また、会社側からすると国家資格ですから手当て等も多くあげないといけないし、残業とか夜勤がある職場ですから基本給安くても、その分上増しですから人件費もかかりますよ。
>ですから、余剰になるほど養成してもだめですし、かといって足りないからってすぐに応援をよこせるような職業じゃないんです。
ですから大手やJRでもギリギリの運転士しか配備して無いことも良くある話です。

運転士の養成には経費が掛かるのですね。

コストを抑えるのに企業としてもギリギリの定員でやりくりしているのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/06 18:59

はい。

不足しています。
理由はいくつかあります。

1.団塊世代の大量退職。
2.JRや大手民鉄を中心に、今も新線開業や延伸・増発が続いていること。
3.安全に直結するがゆえ、(例えば駅の改札業務のように)抜本的な省力化ができず、ワンマン化や無人運転もごく一部にとどまっていること。
4.若年層(高卒・大卒・社会人問わず)の絶対数が不足していること。

さらに4.について詳しく書きますと、まず、今は完全に売り手市場ですから、深夜など不規則な勤務時間や(安全という)大きな責任を負わされる鉄道業界自体が敬遠される傾向もあります。

一方鉄道会社側も、運転士の養成には多額の費用と長い時間がかかるうえ、そもそも入社段階で、知力・体力・精神力・技術・健康・性格などを厳しく判定し、運転士として養成すべき者を選抜しなければなりません。今は、その選抜対象となる人の絶対数が不足している、という現状があります。

加えて、家庭や学校の教育環境が変わったからか、鉄道会社側が求める「運転士として養成すべき者」の割合数も減っている現状があります。具体例としては、飽きやすい、キレやすい、基礎学力がない、強い近視、若いのに生活習慣病、など。ただでさえ絶対数が少ないのにこういう人たちが多いと、運転士を大量養成したくても、結局それにかなう人がいないから、できないのです。

最近では、駅や車掌の経験をなるべく短くして早期に運転士を養成するとか、インターネットなども使って全国から幅広く募集をかけるなど、鉄道会社それぞれで工夫しているようです。
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この回答へのお礼

>1.団塊世代の大量退職。
>4.若年層(高卒・大卒・社会人問わず)の絶対数が不足していること。
>さらに4.について詳しく書きますと、まず、今は完全に売り手市場ですから、深夜など不規則な勤務時間や(安全という)大きな責任を
負わされる鉄道業界自体が敬遠される傾向もあります。

昔で言うならば完全な”3K”職場で人手不足なのですね。

>一方鉄道会社側も、運転士の養成には多額の費用と長い時間がかかる うえ、そもそも入社段階で、知力・体力・精神力・技術・健康・性格 などを厳しく判定し、運転士として養成すべき者を選抜しなければな りません。今は、その選抜対象となる人の絶対数が不足している、と いう現状があります。

>加えて、家庭や学校の教育環境が変わったからか、鉄道会社側が求める「運転士として養成すべき者」の割合数も減っている現状があります。具体例としては、飽きやすい、キレやすい、基礎学力がない、強い近視、若いのに生活習慣病、など。ただでさえ絶対数が少ないのにこういう人たちが多いと、運転士を大量養成したくても、結局それにかなう人がいないから、できないのです。

今の若者は忍耐弱いと言う事なのでしょうか。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/06 18:55

昔は人気職業でしたが、今ははっきり言ってお世辞にも


人気職業と言えないのは確かです。

20年前位は安全などあたり前だったのに
日比谷線脱線、
福知山線脱線
羽越線脱線、
などここ10年位の間に安全が崩れたかのように報道され
(福知山線以外は運転士の過失ではありません)
世間の目が非常に厳しいのです。
平凡単調な仕事を繰り返す。確認、確認、確認です。
これを当たり前のようにこなさなければいけません。
ミスをすれば大事故になります。

一方厳しい職業な割に特に年収が高いわけではありません。
人身事故など人の遺体を日常的に見なければなりません。
細かい確認の連続ですが神経が細かく繊細すぎる人には勤まりません。
ある程度おおざっぱでないと無理なんです。

好きでなければできない。好きだけでは勤まらない。
そんな仕事です。

私の会社では入社時に乗務員になる誓約書をあえて書かされます。
入社後厳しさを知り、辞退者が出て要員計画が崩れてしまうからです。

表向きは広い範囲からよい人材を募集するという事ですが、
厳しい台所事情であるという事です。
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この回答へのお礼

>一方厳しい職業な割に特に年収が高いわけではありません。
>人身事故など人の遺体を日常的に見なければなりません。
>細かい確認の連続ですが神経が細かく繊細すぎる人には勤まりません。
>ある程度おおざっぱでないと無理なんです。

>好きでなければできない。好きだけでは勤まらない。
>そんな仕事です。

神経質な人で、好きでなければは勤まらないのですね。

>私の会社では入社時に乗務員になる誓約書をあえて書かされます。
>入社後厳しさを知り、辞退者が出て要員計画が崩れてしまうからです。

誓約書まで書いて鉄道会社は囲い込みをしているのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/06 19:04

最近、地方私鉄ですでに運転士の資格を持っている人の募集を時々見かけますね。



これは、運転士の自社養成は時間と費用がかかるので、有資格者を募集することでコストを抑えたいのでしょう。あと、人件費を節減して鉄道を維持していますので、社員の定着率が低いのかもしれません。また、旧国鉄・JRの第3セクターでは、JRからの出向運転士も多いのですが、自社社員との差額負担分がかなりの重荷で、自社社員に切り替えるためもあるはずです。

JRを中心に有資格者を鉄道以外の部門に転属させている例も多く、業界全体で人手不足という事はないはずですが、会社によっては給料の安さから集まりに難いのも確かなのでしょう。
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この回答へのお礼

>これは、運転士の自社養成は時間と費用がかかるので、有資格者を募集することでコストを抑えたいのでしょう。あと、人件費を節減して鉄道を維持していますので、社員の定着率が低いのかもしれません。また、旧国鉄・JRの第3セクターでは、JRからの出向運転士も多いのですが、自社社員との差額負担分がかなりの重荷で、自社社員に切り替えるためもあるはずです。

経営基盤が脆弱な地方鉄道はコストを抑えるために、こういう事をやってるのですね。
第3セクターでは運転手さんは出向なんですね。初めて知りました。
差額負担というのも初めて聞きました。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/06 19:08

やはり、団塊の世代の方々が大量に退職されてるようですから、人手不足なんでしょうね。



それでいて先日のNHK教育でOAされた「平成若者仕事図鑑」の4月19日分にもありましたが(そこでは電車車掌の紹介でしたが)採用されても直ぐに運転士になれず駅員から車掌から運転士とその都度登用試験にパスせねばならず、なれても秒単位の行路表があるのでそれに沿って運転しないといけないのでとてもつもなく正確性が求められています

だから入社しても誰でもなれるわけでも無いので人手不足気味と言う側面もあるでしょう。
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この回答へのお礼

>だから入社しても誰でもなれるわけでも無いので人手不足気味と言う側面もあるでしょう。

駅員->車掌->運転士 の順で篩に掛けられて人材が絞られていくのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/06 19:10

今、ただちに人員不足で、即、実践力になる運転士と言う事ではないと思います。

また、運転士の資格が有って、転職と言う事も有りません。殆どは、終身雇用です。

そもそも、運転手になるためには、鉄道会社に入社し、駅勤務、車掌を経て、研修を受け国家資格を得、見習い運転士を経て、初めて乗務できる運転士になります。その間、早い人でも数年は要します。

要するに、鉄道総合職としての通常の求人活動だと思います。
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この回答へのお礼

>今、ただちに人員不足で、即、実践力になる運転士と言う事ではないと思います。また、運転士の資格が有って、転職と言う事も有りません。殆どは、終身雇用です。

>そもそも、運転手になるためには、鉄道会社に入社し、駅勤務、車掌を経て、研修を受け国家資格を得、見習い運転士を経て、初めて乗務できる運転士になります。その間、早い人でも数年は要します。

>要するに、鉄道総合職としての通常の求人活動だと思います。

長い目で見て鉄道総合職を養成するから。だいたい終身雇用になるのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/06 19:13

さて、どうなんでしょうかね。


最近、女性の運転士を見かけることがあり、男の職場と思っていた鉄道の世界も変わったなあ、と思ったのですが、もしかしたら人手が足りないのもあるんでしょうか?
けれど、何らかの理由で辞めて行く人は常にいるでしょうから(定年を含め)新しい人員を確保しなければならないのは当然だと思いますが。
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この回答へのお礼

>最近、女性の運転士を見かけることがあり、男の職場と思っていた鉄道の世界も変わったなあ、と思ったのですが、もしかしたら人手が足りないのもあるんでしょうか?
>けれど、何らかの理由で辞めて行く人は常にいるでしょうから(定年を含め)新しい人員を確保しなければならないのは当然だと思いますが。

女性の運転士さんもよく見ますね。何らかの理由で辞めて行く人はこの世界でもいるのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/06 19:15

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