街中で見かけて「グッときた人」の思い出

よく映画などで特殊部隊が「ドアを蹴破って室内に侵入する」
シーンってありますよね?

普通は突入する際
閃光手榴弾、音響手榴弾、催涙弾が使われるらしいのですが
その理由として
敵側が武装していて
かつ、反撃させないためだと想像がつきます。

では「ドアを蹴破って室内に侵入する」ケースの場合、
一見、無鉄砲にも見えてしまうこの行動の理由と
それを行うケースは実際に有り得るのか
教えていただけるとありがたいです。

多分、こういったケースを取る理由としては
敵側が武装していない、もしくはその武装が貧弱なものである
場合にのみ取れる行動なのかな、とも思いますが
実際の所はどうなのでしょう?

単にこれは映画的な演出というだけなのでしょうか?

この手の
特殊部隊についての話題にとても素人ですので
例えば、人質の救出手順やその任務内容とその詳細、
また仕事以外でのプライベートタイムの様子など
知らない事がたくさんあるので
参考となるサイト、及び書籍や映像媒体の紹介も併せて
してくれるとありがたいです。

A 回答 (5件)

人質救出部隊等がドアを足で蹴破るのは映画だけの話です。

ドアに鍵が掛かっている場合には足の力程度では扉を開ける事は出来ませんし、第一、その扉が必ず内開きの構造である保障もありません(屋外から建物内に入る扉は普通外開き)。ドアを蹴れば音がしますので、室内の敵は扉を狙い撃ちすればいいだけですから、扉を蹴るのは危険極まりない行為です。従って、通常はドアの前には立たずに、脇から大型の金属用カッター(剪定鋏のお化けみたいな形)でドアノブを捩じ切るか、ハンマーで叩き壊してから素早く扉を開いて侵入する(壊す役と開ける役の二人)のが常識です。突入時には戸口に立たず、斜めに走って戸口横の壁を背にする形に侵入します。戸口を室内から見ると逆光になる(昼間の場合通常室内は暗く外は明るい)ので、戸口から真っ直ぐ侵入するとシルエットが浮かび上がり、良い的になってしまうからです。それと同時に、他の方もすでに仰っている多方向同時突入を組み合わせ、敵に対応させる隙を与えず制圧する訳です。
しかし、このような作戦は相手の意表を突くのが第一ですから、正面玄関から侵入するのは余程侵入路が限定されているケースだけです。在ペルー日本大使公邸人質事件の時には、救出部隊は地下にトンネルを掘削し、床下から突入しています。正面玄関からも突入しましたが、どちらかと言うとこれは囮役だったものと思われます。
ペルーの件はかなり上手くいったケースですが、実際には悲惨な失敗に帰した救出作戦も数多くありますから、飽くまで突入は人質の生命に危険が生じた場合の、最後の手段と考えるべきでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

なるほど、やっぱり映画の話だけだったのですか・・・

理屈的に良く考えるとおかしいと思っていたのですが
こうしてこの手の話に詳しい人に
説明していただけると
裏打ちが取れて
なんかようやく喉の奥に痞えていたものが取れた感じがします。
ありがとうございました!

お礼日時:2008/06/12 14:51

これは特殊部隊によっても異なるのでしょうが、基礎的なことでいえば、蹴破るということは原則的には行いません。


通常ドアの脇からスタンGを投げ込むのが多い突入方ではあります。
ドアが素手で開かない場合は、ショットガンやプラスチック爆弾などが使われることもあります(日本ではあまり見られませんが)。迅速さを求めない場合(突入を感ずかれない個所など)は他の器具を使うこともあり得ます。
少し蛇足ですが、No2さんが交渉(ネゴシエーション)について触れていますが、今現在はネゴシエーションはアメリカのほうが発達しています。専門職の人数もアメリカのほうが圧倒的に多く配備されていますし、成功率も日本より高いようです。
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この回答へのお礼

なるほど、やはり蹴破ると言う事は行わないのですか。
素人だとあれが映画的演出によるものなのかどうか分からないので
貴重な参考意見ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/23 07:52

>ドアを蹴破って室内に侵入する


だけではありません…同時複数箇所より突入します。
閃光弾、音響弾など窓から打ち込むと同時にドアから突入です。
蹴破れないドアは紐状爆薬など使用したり、屋根を破ったり、壁を壊したりするようです。

>敵側が武装していない、もしくはその武装が貧弱なものである場合にのみ取れる行動なのかな、
武装していなければ特殊部隊が出張る必要はありません。
また室内立て篭もりや、人質を取ってのケースに重火器武装はありえません…重火器で武装していれば市街戦となります。
精々相手はサブマシンガンやアサルトライフルぐらいの武装を想定していると思われます。

特殊部隊といえども、交渉はするでしょう…突入して人質の命を危険に晒すことは望まないでしょうが、悪戯に説得に時間をかけて人質や、さらに多くの人命が損なわれる危険性がある場合に強行突入します。

近未来(現在?)の対テロ特殊部隊の活躍を描いた小説があります。
トム・クランシー著『レインボー・シックス1~4』新潮文庫
http://www.kyo-kan.net/clancy/r6_intro.html
最近は同名ゲームが有名ですが、原作も面白いですよ
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この回答へのお礼

ためになる
ご回答ありがとうございます。

なるほど・・・
ではドラマなどで「ドアを蹴破って室内に侵入する」
シーンと言うのは嘘で
そのドラマだけの話で実際は閃光弾、音響弾など窓から打ち込む
というわけなんですよね?

お礼日時:2008/06/11 00:54

「ドアを蹴破って室内に突入する」と言うことは、死角がない場合だと思います。


アメリカと違って、武器を持っていても発砲せずに、何時間でも説得にあたる、日本の警察は立派だと思います。
スピリチュアルな点からいっても、反省させずただ無間地獄に落とすより、反省させ、悔悟させて、たとえ死刑になったとしても、霊的覚醒を促す点で、正しいと思います。
質問者さまの趣旨と異なる回答をしたことを、深くお詫び申し上げます。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

ただ、ちょっと僕の質問に対する答えではありませんね・・・

お礼日時:2008/06/11 00:56

>ドアを蹴破って室内に侵入する


 ドアに鍵が掛かっていて開かない or その可能性が有るからでは?

 普通にドアノブを回して、もし鍵がかかっていたらガタガタ音がして、内部の犯人にこれから、このドアから侵入しますよって知らせる事に成りますし…。
 まあ、可能ならドア(犯人が一番警戒している場所)からは侵入しないのが一番なのですが…。(屋上からロープで降りてきて、窓ガラスを突き破りながら侵入とか…。)

>参考となるサイト、及び書籍や映像媒体の紹介も併せてしてくれるとありがたいです。
 ディスカバリーチャンネルのSWATやSEALsなどの作品が参考になるとは思いますが…。
  http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_J …
  http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_J …
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この回答へのお礼

>ドアに鍵が掛かっていて開かない or その可能性が有るからでは?

しかし
ドアを蹴破って突入するにも
素人考えですが
敵側はトラップを仕掛けることも可能ですよね?

その問題をどう解決した上で「ドアを蹴破って室内に侵入する」
という選択肢が取れるのか
未だ謎なんですよね・・・

> ディスカバリーチャンネルのSWATやSEALsなどの作品が参考になるとは思いますが…。

なるほど、
参考にしてみます。

お礼日時:2008/06/11 01:03

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