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「世は全て事もなし」って具体的にどういう意味ですか?辞書や広辞苑でも載ってなかったので

A 回答 (6件)

これは、あくまで逆説と捉えてこそ値打ちの出てくる言葉ですね。



「逆接」
(1)一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を言い表している表現(大辞泉)
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …

この世の中は、ブラウニングの長編詩にあるような浮気や殺人などをはじめとした数限りない事件・悪行に満ちている。
人類に対して絶望感を持ったとしてもおかしくないのであり、仮に「世は全て事もなし」などと言う者がいるとすれば能天気の誹りを免れない、というのが真理だろう。

しかし、果たして本当にそうなのか?
なぜかといって「世に事がある」とすれば、それはあくまで人為によるもののはずだ。
我々が存在しているのは本来、

「世は全て事もなし」

と言える世界ではなかったろうか?
たとえこの世の中が数々の事件・悪行に満ちているとしても、
この世界自体は、あくまで、

時は春、
日は朝(あした)、
朝は七時(ななとき)、
片岡に露みちて、
揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。

という喉かさの中に存在し続けているのである。

この詩を歌うピッパの屈託のない声とその内容が、殺人を犯したばかりの情夫に対して、こうした真理を天啓のようにもたらしたのだろう。
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「全て」は「総べて」と書きます。


世:世の中
全て:だいたい、おしなべて。
事:緊急事態、事件、など平穏で無い事。

世の中は、だいたい平穏だ。
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世は並べて事もなしの意味ですが、簡潔に言ってしまえば、


「平穏無事な生活」ということになろうかと思います。

世・・・世の中
並べて・・・「なべて」と読みます。総じて、おしなべて の意味です
事も無し・・・事件もトラブルも無い=平穏

もっとざっくりと言えば、「世の中、平和だなー」
というニュアンスでしょうか。
長閑な田舎の風景を見ながら、「世は並べて事もなし」
と穏やかな日常に心が落ち着く、そんな時に出る言葉ですね。

この言葉は日本人の間にも浸透している言葉ですが、
実は「世は並べて事も無し」は元々日本人の言葉ではなく、
あるイギリスの詩人の言葉が由来であると言われています。

実はこの「世並べて事も無し」の由来は、ビクトリア朝時代
(※ビクトリア女王が統治していた1837年から1901年の期間)
のイギリス人詩人、ロバート・ブラウニングの
「春の朝(あした)」の一節なのです。

※ロバート・ブラウニングは、
かの夏目漱石や芥川龍之介も愛した詩人だそうです。

「春の朝(あした)」は、上田敏が訳した詩訳集「海潮音」(1905年)
に収められています。

https://fomsbirth.net/yohanabetekotomonashi/

『赤毛のアン』はアンがそっとささやく最後のセリフ
「神は天にあり、世はすべてこともなし」で終わります。
この一文はイギリスの詩人ロバート・ブラウニングの
「ピッパが通る」(Pippa passed)の中の
「ピッパの歌」(Pippa’s Song)の一節です。

英語の原文は
” ‘God’s in his heaven, all’s right with the world,’ ” whispered Anne softly. softly.

「ピッパの歌」は織物工場で働いているピッパという少女が、
年に一度だけのお休みの日、喜びのあまり口ずさむ歌で、
通りすがりにその歌を聞いた人たちは彼女に感化され改心するのですが、
ピッパ自身は全く気づきまません。
モンゴメリは、純真無垢なピッパを、いつの間にか周りの人たちを幸せにするアンの姿と重ね合わせたのでしょう。

日本で「ピッパの歌」は、上田敏の翻訳詩集『海潮音』の中の「春の朝(はるのあした)」で知られています。

  時は春 日は朝(あした) 朝は七時(ななとき)
  片岡に露満ちて 揚雲雀(あげひばり)なのりいで 
  蝸牛枝(かたつむり)に這ひ 神 空に知ろしめす
  すべて世は事も無し

上田敏「春の朝」

最後のセリフ「世はすべてこともなし」は最終章「道の曲がり角」の最後に登場します。
マシュウの死に直面したアンは、失明寸前のマリラのために大学進学をあきらめグリーンゲイブルズで暮らすことを決意しますが、
ギルバートから教職を譲られたことをきっかけに
長年不仲だった二人のわだかまりが解けるのです。

思い描いていた未来とは違うけれど、「世はすべてこともなし」
とすべてを受け入れ、未来に希望を見出すアンの姿は朝の光のように輝いています。
曲がり角の先には何が待っているのか分からないけれど、
すべてを神に任せ、未来に希望を託すアンは、幸せの形は1つじゃない、
希望はどんなところからも見つけ出せるのよ、
と教えてくれているようです。

アニメ「こんにちはアン」の最終回もやはりブラウニングの詩
「この世はすべてこともなし」で終わりますが、
「この世はいいことでいっぱいなんだわ」
というアンのセリフに変わっています。

「春の朝七時。朝露はキラキラ輝いて、ひばりは空にいるし、
カタツムリはサンザシの上にいて、あんまり素晴らしいから、
ピッパは歌ったのよ。“ああ、神様はちゃんと天にいてくださる。
だからこの世はいいことでいっぱいなんだわ”って」

世界名作劇場「こんにちはアン」

『赤毛のアン』には最後のセリフ「世はすべてこともなし」のほか、
冒頭の献辞にもブラウニング 「エヴリン ホープ」の
「あなたは良き星のもとに生まれ、 精と火と露より創られた」
という一文が使われています。

「赤毛のアン電子図書館」は、日本で初めて全文訳を手がけられた松本侑子さんのサイトで、
「赤毛のアン」をはじめとするアン・シリーズに引用されている古典文学が多数紹介されています。

アン・シリーズに引用されている英米詩の原文を膨大な資料をもとに解説してくださっている、アン・ファンにとってまさに夢のような図書館です。
インターネット上に再現された「モンゴメリの本棚」をぜひご覧ください。 

https://anne-pei.com/1884.html
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赤毛のアンの最後の台詞ですか。


 
「大きな事件や天災もなく、平穏無事に過ぎている有様」という事です。
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「平穏無事な生活」や「世の中、平和だなぁ」といった意味ですね。

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「大きな事件や天災もなく平穏無事に過ぎている有様」という意味です。

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