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普及の名作「銀河鉄道999」についてです。

このアニメを、いや芸術をみて大人になった者です。
私はブサイクな主人公の鉄郎も好きでしたが、「劇場版」の「銀河鉄道999」、「さよなら銀河鉄道999」の時のかっこいい鉄郎(主人公)の方が大好きでした!

確か・・これが元で多くのファン(一般受け、女性にも支持)を魅了したのではなかったかなぁーと思うのですが・・
 もちろん、いろいろ意見もおありだと思います。


そこでです。 私は「劇場版;銀河鉄道999 エターナルファンタジー」が上映された当初、大変残念に思いました。
 「なぜ、主人公がブサイクのままなんだ?」
 あれはショックでした・・・・例えようもないショックでした・・・

もし主人公が、「かっこよかったら・・」現代の若い人層にも爆発的に人気が出ていたのではなかろうか???と考えてしまいます。
松本零士さんはもっと違う事に重点を置いておられたのでしょうか?


皆さんはどう思われますか?私とご一緒の感じ方された方もいらっしゃいますか?  何でも結構ですので・・・

A 回答 (7件)

「銀河鉄道999」は少年鉄郎の人間として、男としての成長物語でもあります。


旅を通して鉄郎は多くのことを学んでいきます。
命の大切さや、人としてのやさしさなど、大切なことはたくさんあるのですが、
その一つに、本当の男らしさとは何か、ということがあると思います。

宇宙でたくましく生きる勇気ある男たちとの出会いを通して鉄郎は
男として成長していくのです。
そのなかにはキャプテンハーロックなど、見た目もかっこいい男もいるのですが、
本質はその外見になるのではありません。

最初に劇場版がつくられらときは、おそらく集客を目的として鉄郎少年は
美化されたのだと思います。
その結果として多くの人々に「銀河鉄道999」の素晴らしさが認知されました。
「劇場版;銀河鉄道999 エターナルファンタジー」が制作されるときには
もう、鉄郎の美化で引き付ける必要がなくなったので、原点にもどり、
本来の鉄郎の姿ので描かれたのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

おお!貴重なご意見ありがとうございます。

ほんとにそうですよね。plambrandyさんのご意見を読みながら「うんうん」とうなずいていました。


私の書き方が悪かったのですが・・私の本意は「こんな素晴らしい作品を、もっといろんな方に観て頂きたい!」という一心だったのですよw。だから「ブサイクで残念・・に感じました」
外見をかっこよくして・・人気がさらに復活して・・・と期待していたんですね、いやはや。
もっと松本零士先生には、鉄郎の美化で引き付けて欲しかった・・

ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/14 22:47

確かにこのような見方もありでしょうただ個人的に思う事は



>現在社会に忘れられている「優しさ」「思いやり」「仲間を信じる勇気」を伝えたい

と言う意思があるのではありませんか?
今も家には「銀河鉄道999」の漫画がありますが、この漫画はある意味?!
読む人によって「価値感」が変わる本だと僕は思います。
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この回答へのお礼

貴重なご意見に感謝いたします。

>現在社会に忘れられている「優しさ」「思いやり」「仲間を信じる勇気」を伝えたいと言う意思があるのではありませんか?

   ほんとそうですよね!ここ重要ですね。


>この漫画はある意味?!
読む人によって「価値感」が変わる本だと僕は思います。

    私もそう思います。特にこの作品を愛すれば愛するほど、心の中で何か考えさせるものが大きくなるような気が致します。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/07/14 22:54

私は割と若年層で女性ですが、正直ぶさいくの鉄郎のほうが好きです。

現役世代でないしにわかファンなので参考になるかわかりませんが・・・。
先日深夜にアニメが再放送されているのを見て、また見たいなと思わされました。
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この回答へのお礼

おお、ようこそおいで下さいました!
貴重なご意見に感謝します。

>現役世代でないしにわかファンなので参考になるかわかりませんが・・・。

    いえいえ、大変参考になるのですよw。

ブサイクの鉄郎のほうが、お好きなんですね。 この回答には正直驚きとともに、うれしさがこみ上げてきます。

やっぱり、みなさんもおっしゃっておられるとおり、内面のかっこよさをmelangeさんはみておられたのでしょうね。

ありがとうございました。
質問なのですが、かっこいいほうの鉄郎(劇場版)はイケてなかったですか? 
 melangeさんが、ブサイクのほうがいいと言われる理由を、もしよろしければお教えいただけたらうれしく思いますが・・

お礼日時:2008/07/14 23:03

>このアニメを、いや芸術をみて大人になった者です。



私もそうですが。

私はブサイクな鉄朗のほうが好きです。
というか、原作者の松本零二の作品に多く登場する
ブサイクな主人公が好きですね。

特に成功するわけでも、人に認められるわけでもない
四畳半の主人公達が好きです。

>もし主人公が、「かっこよかったら・・」現代の若い人層にも爆発的に人気が出ていたのではなかろうか???

もう充分にヒットを飛ばしたから、あくまでも自分の考え方を
通したかったのだと思いますよ。売れなくてもいいと。

かっこいい鉄朗は松本零二の思う鉄朗ではないのです。きっと。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。

>私はブサイクな鉄朗のほうが好きです。
というか、原作者の松本零二の作品に多く登場する
ブサイクな主人公が好きですね。

  おっ、新しいご意見ですね。うれしく思います。

>もう充分にヒットを飛ばしたから、あくまでも自分の考え方を
通したかったのだと思いますよ。売れなくてもいいと。
かっこいい鉄朗は松本零二の思う鉄朗ではないのです。きっと。

   なるほど・・。ほんとにそうかもしれませんね!松本零士先生は、そういうところがあるような感じもすごくプンプンします。

あなたのご意見に感謝します。

お礼日時:2008/07/14 23:12

私はテレビ版の鉄郎が好きです。


不細工だとは思いません。
もう一人の鉄郎を見た時に、ちょっとショックでした。
「あれ?別の主人公なのかな?じゃあ、とりあえず見ないでいよう」でした。
私は、テレビ版の鉄郎や、他の漫画に出てくる鉄郎顔のキャラクターは松本零士氏の登場だと思っています。
顔がちょっと似ていると私は思う。
氏の作品を見ると、氏の体験や夢や希望、そんなドラマが展開されているのだと言う見方。
「999」ファンではなく、氏のファンとして、私はそう思います。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。

>私はテレビ版の鉄郎が好きです。

  おお!ここまでご回答頂いた皆さんは、圧倒的にテレビ版の鉄郎がお好きなのですね。これはすごく参考になります。

>もう一人の鉄郎を見た時に、ちょっとショックでした。

  おお!これまた斬新なご意見、ありがとうございます。逆にショックだったんですね!dell_OKさんは。こういうご意見もお待ちしておりました。

確かに、松本零士氏に鉄郎はかなり似ていますねw。

この作品を昔、私が見たとき・・・主人公の鉄郎に感情移入して、まるで自分が鉄郎になって宇宙を旅しているような感覚でした。
きっと、そんな方がたくさんおられるんではないでしょうか。少なくともここに集まって下さってる方の多くは・・・。

感謝いたします。

お礼日時:2008/07/14 23:24

ファンの間でずっと論議されている話題ですね。


結論は出ていませんが、皆の解釈をまとめると

劇場版は顔と一緒に年齢設定が変わった。原作とテレビは10歳、劇場版は12歳。これはメーテルと鉄郎の関係がテレビ版のキャラだと母子愛が強すぎるため、恋人の感覚を強める為。
さよ銀でファウストに母さんが殺される時間に戻されるシーンの昔の鉄郎はテレビ版の鉄郎です。

銀河鉄道は時間厳守。999は1年に1往復の設定なので、次の999に乗るには1年待たなければならない。そうなると12歳で初乗車すると地球に戻ってきて13歳、最短でもさよ銀では14歳、エターナルになると16歳になってしまい少年というより青年である。さよ銀のラストが「そして少年は大人になる」ですから、大人になったのにまた青春の幻影のメーテルと999の旅に出るのは無理がある。
劇場1作が母離れがテーマ、さよ銀は愛する人を守る事と自立なので、守れてしまったらその後のテーマは二人の愛を育むしかないので、旅に出る設定に無理がある。
その為に原作どおりにすると、11歳で地球に帰り、12歳でエターナル編がはじまるので問題が少ない。だからさよ銀はなかったことに。

こんな理由のようです。原作の設定もアニメの設定がごちゃごちゃになっている所が多いので矛盾は多いのですけど(原作ではトチローに会っていないのにエターナル編で面識があったり、大アンドロメダは終着駅じゃないとメーテルが言っているのに終着駅は大アンドロメダなど惑星メーテルと大アンドロメダが入り混じっている)。時の輪のめぐるところってやつですね。

私は鉄郎の性格が劇場版の方が好きです。999って少年が大人になる話ってみんな記憶してますが、テレビ版って全然成長しない。
機械化伯爵は一話で倒しちゃうので敵討ちじゃないし、次の星でやってはいけない忠告を必ず破り、ピンチになるが、鉄郎の優しさとまっすぐな性格に機械化人が折れる話の繰り返し。歪んだ大人が子供の心を思い出す話です。
劇場版の嫌でも選ばなければいけない道があって成長していくストーリーが好きです。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。

おお!これは詳細なご意見、ほんと参考になります。
なるほどなるほど・・・へぇ~・・と読ませていただきました。

そして、私は知らなかったのですが(お恥ずかしいw)「ファンの間でずっと論議されている話題だったんですね!」
安心しました。

確かにdogday様がおっしゃられているとおり、幾つかの矛盾点は私も考えました。
しかしあなたの説明で「そうか~、そうだったのか~」と理解する事が出来ました。 感謝いたします。

しかし、「さよなら銀河鉄道999」を消して考えるとは・・ムムムですね。

>私は鉄郎の性格が劇場版の方が好きです。
   おお、あなたも。ほんとうれしいです、やっと同じ意見の方発見です。

>劇場版の嫌でも選ばなければいけない道があって成長していくストーリーが好きです。
  理由もわかりますよ!(涙)

なるほど・・・・というご意見、ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/16 19:20

銀河鉄道999のファンとして参加させていただきます。


どちらの鉄郎が好きか?
どっちも同じくらい好きなんですよねぇ。

僕にとって銀河鉄道999は「出会いと別れ」の映画です。「二度と会えないであろう人々との刹那の交わり」これに尽きます。
テレビ放送版しろ、最初の二本の映画版にしろ、こんなに悲しく美しい別れを描いた作品なんて他に無かろう、というぐらい素敵ですからね。
惑星こうもりでの別れ、地球のメガロポリスでの別れ、遊星ラーメタルでの別れ。そのどの別れにも、胸が締め付けられるような思いをしたものです。
メーテルと別れる時の鉄郎のあの表情に、優劣をつけるなんてとても出来ない !!
だから、僕にとっては999は「さようなら~」で終わりです。あれ以外の物語は必要ありません。
後は遠い未来の日本に、(宇宙を駆ける列車の可能性は別として)大切な人と別れた少年の走る姿があれば充分なんです。(笑)

で、ファンだからこそ思うのですが
今の若者に999が通じるかというと、ちょっとどうかなと思うわけです。
あの頃には未来への希望や、宇宙や未知の世界への憧憬がありました。
人も社会も成長するものだったし、年を重ねればちゃんと大人になれると信じることができた時代だった。
でも今の日本は、どこをみても今日、明日のことで精一杯で、若者達も目の前の現実に対処することで体力を使い果たしているように感じます。
そして、優れた作品は例外なく時代を映す鏡です。
今、999のようなタイプの作品が生まれていないということは、やはりそういう時代なのだと思います。
「エターナル~」が公開された時、既に鉄郎は碇シンジであり、メーテルは綾波レイや葛城ミサトだった。そんな気がします。

この回答への補足

ご回答下さった皆様へ

本当にありがとうございました!
今回のこの質問で、私の中のモヤモヤがすっと飛んでいってくれました。
今回は全ての方にポイントをおつけしたい気持ちです。それがかなわないなら、私達は同じファン同士としてここはポイントを振り分けないようにしたいと考えてしまいました。勝手な判断ではございますが、何卒ご理解、ご尊重のほどをお願い申し上げます。
大変感謝いたします。

PS:また何かしら続編がでるのでしょうか?

補足日時:2008/07/26 00:38
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この回答へのお礼

ようこそおいで下さいました!

>どっちも同じくらい好きなんですよねぇ。
   おお!これまた斬新なご意見に感謝いたします。とにかくあなたは999がほんとに好きなのですね~w。

>僕にとって銀河鉄道999は「出会いと別れ」の映画です。「二度と会えないであろう人々との刹那の交わり」これに尽きます。
    確かにそうですよね。それもgreen1957様がおっしゃるとおり、「悲しくも美しい別れ」・・・・私も同感です。

>だから、僕にとっては999は「さようなら~」で終わりです。
    御意! わかりますその気持ち~~~。

>今の若者に999が通じるかというと、ちょっとどうかなと思うわけです・・・
   なるほど・・・そうかもしれませんね。現代の人はいろいろな意味で疲労しきっているのかもしれないですね。
  でもだからこそこの作品を見て欲しいと私も願っているんですよw。「現在に欠けている「何か」をこの作品から思い出して欲しい」っていいますか・・。

>「エターナル~」が公開された時、既に鉄郎は碇シンジであり、メーテルは綾波レイや葛城ミサトだった。そんな気がします。
   「時代の流れ」なのかもしれないですね、本当に。

 心情をお聞かせくださって感謝いたします。

お礼日時:2008/07/16 19:35

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