クオークからインデザインへの移行について

現在、クオークでP500のカタログ制作をしております。
ここ数年で、インデザインが普及し、WEBへの汎用性も大きいと聞きました。
今あるクオークデータをインデザインにした時のメリットを
教えていただけますでしょうか？

クオーク・インデザインに関してはまったくの初心者です。
頁ものを作る事がなく、イラレとフォトショップしか経験無しの者です。

宜しくお願い致します。

No.4 ベストアンサー 回答者： 50kata 回答日時： 2008/07/18 19:31

＃２です．私なら

１．QXのバージョン6.5を導入．8への移行も視野に入れる．
（大凸共がQX3.xはダメっていったのは一年くらい前でしたか？当分QX4.1は大丈夫でしょう）
２．PDFを作っておく．
３．フォントの移行をどうするか決める．
（選択枝はモリサワのパスポートしかありませんが）

WindowsのInDesignはMacと完全互換ではありませんよ．下手に移行すると土壺に嵌ります．

No.3 回答者： Hoyat 回答日時： 2008/07/18 16:48

#1です。

#2さんも仰ってますが操作性もさることながら、データの不可逆変換はInDesignの場合はバージョン間もあるので注意です（CS2>>CS3は出来るが、逆は基本的に出来ないです）。これは注意点です。
まぁ4.1をお使いならQuarkXPress4.1から3.3が可逆変換とは言い難いのと同じ事ですけどね（バージョン間の互換性の悪さはQuarkXPressだって褒められたものじゃないですから）。QuarkXPressのバージョン間互換性の悪さを更に推し進めたのがInDesignと言う感じでしょうか。
基本的に出来ないと申し上げたのは「一応」下位バージョンへのデータ書き出し機能「申し訳程度」には付いてます、大凡使えると言うレベルではないですけどね・・・。

将来的な視野にたって見てもQuarkXPressはあまり将来は無いような気がします。これはOSがOSXに移った際の「QuarkXPressの対応の悪さ」に起因しています。例えば出版社等ではほぼInDesignで固められてしまっていますし、それに呼応して大手印刷会社はメイン環境をInDesignに合わせてしまっています。シェア関係が逆転してしまっている以上逆転するには8は弱いと私は考えます。

「手間隙かけて移行する必要は無い」という考えは、私は同意いたしかねます。何故なら今の全てが電子化された時代において何時までも「古い機械を使い続けることは不可能」だからです（部品供給が止まればそこで終わりになります）。形あるものは必ず壊れる訳で機械を一新する必要性が必ずやって来ます。OS9ベースの時代はAppleですら全廃方向に向かっている今、どう考えても明日はありません（現在新しく購入できるMacではClassic環境も動かせません）。

「使いかけの蝋燭」を継ぎ足して明かりを灯し続けてもいつかは「使いかけの蝋燭」自体が無くなってしまいます。OS9環境は今まさにそういう状況です。
続けていく為にはどこかで「新しい蝋燭」に買える必要があるわけでそういう意味では「手間隙を惜しむ」より「将来を惜しむ」方が有益と私は考えます。

この回答へのお礼

とってもわかりやすいご回答有り難うございました。
印刷屋が言う“手間隙”の意味に、納得いっていいなかったので、
今後のワークフローが見えてきました。

また、ワタシはMacでしか作業をした事がないのですが、
ある会社ではWindowsでのインデザインを推奨してきました。
こちらへの移行も考えていかねばならないと考えております。

本当に有り難うございました。

お礼日時：2008/07/18 19:22

No.2 回答者： 50kata 回答日時： 2008/07/18 14:44

#1さんに追加で．

InDesignへの移行で一番困るのがInDesignはバージョン依存で互換性がない，操作性もバージョン毎に異なる事です．

クライアントさんと相談して在版流用であれば現在のまま進める事をお奨めします．

この回答へのお礼

ありがとうございます！
印刷屋と相談して、数年後の展開も視野に入れて（これは難しいか・・・）
進行していきたいと思います！

お礼日時：2008/07/18 15:06

No.1 回答者： Hoyat 回答日時： 2008/07/18 14:06

QuarkXPressのバージョンは？（4.1？6.5？）

それによっても話は変わってきますし・・・
InDsignは、Illustrator的な操作性とQusrkXPress的なページ管理を併せ持ったソフトとお考えいただければよろしいかと。
ガイド（スケールの為の線の方ね）等の取り扱いは結構イージーですが、文字管理はシビアです（過去の手作業版下並みの設定が必要）。

メリットとしては大手印刷所はほぼ問題なく対応してくれるというところとIllustrator並みの柔軟性があることでしょうか（レイヤーがIllustratorと同じように扱えます）Illustratorに慣れえているなら結構扱いやすいかもしれません。逆にデメリットを挙げれば、データがQuarkXPressよりはるかに重くなる事、変換は不可逆変換である事（QarkXPress>>InDsignは出来るけど、元には戻せない）でしょうかね。

長年QarkXPress（3.1時代から6.5まで）を使ってきましたがInDesign乗り換えて困った事はプラグイン（QarkXPressはXTensionsですが）が少ない事（とは言え大抵の事は標準装備で出来てしまう）以外は特に困ったという事はないです（要するに慣れの問題）。PDF等出力で大きく困る事もありません。

ただ、問題はQuarkXPressのデータが500ページにも及ぶ事でしょうか・・・正直変換が大変です（500ページも一気に変換できません）。カタログとなると写真が多いでしょうし、ファイルを小分けにして（データの仕様とマシンスペックによって小分けにするページ数は異なります）やらないとダメでしょうし、変換時に時間と手間がかなり係る事は覚悟しないと、と言うところでしょうか。

あぁ、あとInDsignはOTFがメイン環境として考えられているので、CIDでやるとあまり作業が「よろしくありません」状態になるのでその辺も注意ですね。

何より大事なのは「相手とのやりとり」なので相手方がきちんと「InDesignに対応している」事がまず重要です（Web云々、InDesignへの乗り換え云々よりも先にそっちの方が重要です）。

※これ以降は直接回答とは関係ありませんが：QuarkXPressも近日（8/1予定）で8にバージョンアップするようですが、ちょっと「遅きに失した」感があります。結構機能的にはInDsignと同じようですが「同じじゃ」ねぇ。。。
http://www.quark.co.jp/

この回答へのお礼

ありがとうございます！
わかりやすい説明、大変助かります。

QuarkXPressのバージョン4.1です。
印刷屋によっては、移行を促すところ、手間と費用をかけて、
移行する必要はないというところ、意見がまっぷたつに分かれて、
正直判断が難しいといったところでした。
Hoyatさんのご回答で、少し先が見えてきました。

＞文字管理はシビアです
これは校正する側にとってはメリットが大きいのでしょうね。


＞ただ、問題はQuarkXPressのデータが500ページにも及ぶ～
　変換時に時間と手間がかなり係る事は覚悟しないと、
　と言うところでしょうか。
初期段階が大変そうですね。


＞※これ以降は直接回答とは関係ありませんが：QuarkXPressも近日（8/1予定）で8にバージョンアップするようですが、ちょっと「遅きに失した」感があります。結構機能的にはInDsignと同じようですが「同じじゃ」ねぇ。。。
そうですね．．．。
同等以上ではないとって感じですかね。

いろいろありがとうございましたっ！

お礼日時：2008/07/18 15:05