【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集

持ち株会社について質問です。
「持ち株会社とは他会社の株式を所有し、その会社の事業活動を支配することを主な事業とする会社をいう。」 と辞書にありますが、たとえばよく、○○ホールディングスというのがありますよね? 
あの○○ホールディングスというのは まさに持ち株会社のことでしょうか?また、そのホールディングスというのは、各子会社の利益で運用したりして事業を保っているということなのでしょうか?
○○ホールディングスの主な事業内容ってなになのでしょか?
例:大塚HD グループ3社(大塚製薬工場ほか2社)を子会社にという記事→大塚HDはどんなことをしている会社なのでしょうか?

A 回答 (1件)

単体決算が重視されていた時代は、同じ企業グループでもそれぞれが独自に上場したり、資本政策も考えていました。



しかし会計制度がどんどん変わり、現在のように連結決算を最重要視するようになると、何社もある企業グループ全体を一つの事業体と考え運営する方がずっと効率的で、株主にも理解されやすいという考え方が強くなりました。

よくある形としては、すでに存在する企業群の上に「持ち株会社」を設立し、株式交換や会社分割などの方法を使って子会社の株式の100%あるいは大半を持ち株会社が取得し、企業群を子会社化します。
その後持ち株会社が上場し株式を公開するという手順です。

持ち株会社単体で見ると、収入の大半は子会社からの配当収入となり、子会社から見ると儲けのほとんどは持ち株会社への配当という形で「上納」することになりますが、連結決算上では企業グループ全体の売上や利益が合算で計上されることになります。
(ただしグループ内の相殺勘定などは除いて)

このような「持ち株会社」をつくるのは、同じグループ内でも企業ごとに経営者が別々にいる以上、どうしても経営の方向性が異なり非効率な部分がでてしまうのが避けられないので、企業群の頭の上に「持ち株会社」をおくことでグループ経営の統制を強化することが最大の目的だろうと思います。

また個別に非上場の子会社が上場しようとしても、複雑な株の持合があるとなかなか出来ないものが、持ち株会社に統一することで上場しやすくなるというメリットもあるようですね。
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