
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
おっしゃる通りですね。
これはお魚と同じ構図です。本来であれば、需要と供給を元に食品の値段は決まるのですが、魚と同じように、牛乳も卸し価格が低すぎるのでしょう。魚も牛乳も消費が低迷しています(牛乳の場合は、新谷医師のベストセラーも一因でしょうが)。従って、小売価格を値上げすると、ますます消費者が離れていきます。お魚の場合は、小売り店が、一定以上の値段では卸し市場で手を出さないという露骨なやり方で値上げを阻止しているようです。多分、牛乳も同じでしょう。牛に食べさせる飼料の高騰などから考えると、牛乳はもっと高くなければ酪農家は生計を立てられないでしょう。実際にもう廃業が続いています。
【酪農家急減 今年度1割廃業のペース 読売新聞 2008/9/10】
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080910-O …
今は安いですが、今後は供給が追いつかない状態になることも考えられ、値上がりは避けられないでしょう。また、三笠フーズから発展した、牛乳のアフラトキシン疑惑(アメリカのトウモロコシが原因)のため、消費がさらに落ち込み、酪農家の廃業が加速され、乳製品が急激に高騰することも考えられます。酪農を営んでいる方は、本当に気の毒です。日本の農政はどこか間違っています。
この回答へのお礼
お礼日時:2008/09/15 19:57
ご回答ありがとうございました。
そうですよね。
三笠フーズの問題とか、日本の農政はおかしいですね。
食料の自給率向上のことも考えると国あげて支援なければいけないですよね。
No.4
- 回答日時:
酪農家が、一生懸命働きすぎた結果だと思います。
松下幸之助氏の「水道哲学」を地でいった結果です。
それとともに、政府による牛舎施設に対する時機を失した補助事業の継続がありました。平成になり、牛乳乳製品の需要の増加に翳りが見えてきてからも生乳の生産増加をもたらすような高率の補助事業が行われてきました。補助事業は、全酪農家にまんべんなく助成されるものではなく、地域レベルで、また、個の段階で偏在しています。
たとえば、酪農といえば北海道ですが道内の中でも道東の上位2町で道内生産の1割を生産しているようにこの種の補助事業の遍在化が生乳生産量として顕在化してきています。
つまり、補助事業を利用していない多くの酪農家にとっては、自己の意志とは無関係なところで公的資金で生乳の生産増加が図られ、生き残りのためにはやはり自分自身も生産量を増やしていかなくてはならず全体として供給が過剰傾向で推移してきたからです。
参考URL:http://blog.poleo.net/2008/03/post-15.html
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