
こんにちは。
現在、私は海外にいるのですが、今週末にいきなり友人が日本からやってくることになりました。おみやげを持ってきてくれるそうですが、日本語に飢えている私にとって、生きのいい本を読みたい! のです。しかし、はて、いまの出版事情にうとい私は何がいいのかさっぱりわかりません。
ここで質問なのですが、今年読まれた本で何か良いのがあったらお勧めいただけますか。ちなみに私が今年読んだのはハリーポッターと山田詠美さんのAmy showsしか読んでません。また読書の傾向は偏っているわけでもなく、人が自分の本棚を見て「節操がない」というくらいめちゃくちゃです。また出版年度も今年に限ったものでなくて結構です。ただ希望としては「人間捨てたもんじゃないよ」みたいなのがいいですね。最近くらーい気分になっているので。
よろしくお願いします。
No.5
- 回答日時:
マンガなんですけど、「家族を大切にしたくなる本」です。
深見じゅんの「ぽっかぽか」というのですが、お勧めは集英社文庫版コミック7巻です。(現在8巻まで発行されています)
お望みの本とはかけ離れているかもしれませんが、よろしかったらどうぞ。
一応、集英社のページ、付けておきます。
新刊情報も出てきますので、検索してみてはいかがでしょうか?
参考URL:http://www.shueisha.co.jp/index_f.html
こんにちは。
深見じゅんさんという方は知りませんでした。自分の範疇以外からのアプローチ、誠に感謝いたします。
さっそく教えていただいたウェブサイトに飛んでみて、検索かけてみました。紹介文を見ると、確かに日常のなかでの幸せについて描かれているようですね。文章を読み進めていくうちに、西原理恵子さんの「ぼくんち」とか、けらえいこさんのものとか思い出してしまいました。1巻くらい購入して気に入ったら続けて読むというのもいいですね。
ご回答ありがとうございました(^^)。
No.4
- 回答日時:
こんにちは。
ボクの守備範囲です!!!!でも、回答に対する自信は「なし」、これは毎度のことですのでお許しを。
もうすでに読まれているかも知れませんし、さらに敢えてボクは心温まるをねらったようなものではないのをお勧めしますね。しかも出版年に関してはバラバラです!はっきり言って新刊はないですね(あっ、あるか)。また、携帯のことを考え文庫本にしておきました。
○赤瀬川源平『新解さんの謎』(文春文庫)→辞書のベストセラー、三省堂の新明解国語辞典のなかに展開される摩訶不思議かつ、実に深遠なる日本語に対する熱い思いを赤瀬川源平が軽妙かつ洒脱な調子で書いてます。お腹を抱えて笑うこと間違いなし!ただし、個人的には苦笑してしまう部分もありますけど。どの辺が、というのはご想像にお任せします。
○井上ひさし『國語元年』(中公文庫)→日本語の標準語を作るぞ!どうしたものか、と頭を悩ませた主人公が家に日本各地から様々な階級の人を集めたから、さぁ、大変。勝手な思いこみでそれぞれがしゃべる、通じない、どうやって調整したものかと悩む悩む。やっぱりコミュニケーションは大切ですね。
○遠藤周作『周作塾~読んでもためにならない』(講談社文庫)→エッセイです。遠藤周作大先生がおもしろおかしく人間とはだね、とこういろいろと教え諭してくれます。いい女の条件などというのもありますぞ。
○開高健『知的な痴的な教養講座』(集英社文庫)→タイトルをご覧になればかなり中身はきわどいことが書かれているのは想像に難くないと思いますが、バカにする事なかれ、実に深遠な人間の性(さが)を描いているのであります。これを読んでオトナになってください。開高健はボクの大好きな作家です。
○沢木耕太郎『一瞬の夏』上・下(新潮文庫)→沢木耕太郎の若かりし頃のノンフィクション。ブランクのある下り坂のボクサーを追ったルポです。沢木耕太郎自身がその当時大きな失敗をしてしまい、何をするにも気が乗らないところ、このボクサーを通じて自分を見つめ直すところが印象的です。
○阿川佐和子『男は語る~アガワと12人の男たち』(文春文庫)→有名作家相手に、男とは、を文化勲章作家のムスメ阿川佐和子女史が掘り出していきます。好みもあるかも知れませんが、この程度ね、と思わずにはいられないような場面もちらほら見ることが出来ると思いますよ。
○景山民夫『遠い海から来たCoo』(角川文庫)→これもかなりむかしの作品ですが、直木賞受賞作です。宗教に流されてしまう前なので勢いもあると思います。南の島で少年が恐竜の赤ちゃんと出会い、それを守ろうと懸命にがんばります。純粋な感じがいいと思いますよ。
まだまだありますが、この辺でやめておきます。もうすでに読んでいるから、ほかのを教えろ! ということであれば言ってください。いずれの本も軽妙な語り口ですが文章としてはとてもいいと思いますよ。こういう文章を書ければいいのになぁ、と思ってしまいます。多分、どの本もちょっと笑えるのではないかな、というものです。もちろん内容に関しても満足いただけるのではないかと思います。ただし、本なんてものは個人的な趣味の問題になってしまうので、なんとも。
こんにちはー。いつも大変お世話になっております。
携帯のことを考えてのご紹介、ありがたく思ってます。
ずいぶん昔に『遠い海から来たCoo』は読みました。確か映画化もされた記憶があるのですが、記憶力ゼロに近い自分としてはちょっと自信ありません(^^;)。
『新解さんの謎』『國語元年』はあら筋を知っているのみで、読んだことはありません。他の作家さんのは別の本を読んだことがあるだけで、これらの本は手に取ったことがないのが実状です。遠藤周作大先生の「いい女の条件」、ひかれますねぇ。何せ修行が足りないもので、この点においては磨きをかけねばなりません(笑)。著者の面々から考えると、面白そうな内容ばかりですね。
話は変わりますが、ずいぶん昔、赤瀬川さんの『老人力』ってはやりましたね。そのとき70歳ちかい上司に「あれ、どう思う? あれって開きなおりだよね。ボクはそんなことないから、そうはっきりと言えるよ」と自信満々に語られました。「おぃ、それは自己分析が甘いよ」という皮肉が喉元まで出たのですが、小心者の私は飲み込んでしまいました(^^;)。
もしおてすきで新たに思いついたら書き込んでくださいね。ただ、期日もせまっているので、そうそうに締め切るつもりではおりますが。そのときはご容赦ください。
最後になりましたが、今回もご回答ありがとうございました。(^^)。
No.3
- 回答日時:
少しあなたの希望とずれてるかもしれませんが、日本語に飢えている、ということで、
どちらもベストセラーになってた本です。
『声に出して読みたい日本語』
『声に出して読みたい日本語 2』
参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210 …
こんにちは。ご推薦ありがとうございます。
『声に出して読みたい日本語』だけ読んだことあります。ただ残念ながら声に「出さず」に読んでしまったので「ほう、なるほど。そういう視点もあるんだぁ」と納得しただけで終わってしまいました。これでは効き目がありませんよね(^^;)。自分が悪いんですよね。反省してます。
ご回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
石黒耀「死都日本」
メフィスト賞を取った作品ですが,面白かったです.最後は結構カタルシスです.
難点はちょっと大部なこと.作者によると,これでも半分に削ったとか.
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/ …
井上尚登「T.R.Y」
織田裕二主演で映画が1月公開で,文庫も出てます.
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048731 …
ジェイムズ・ヘリオット「猫物語」「犬物語」「動物物語」など
動物好きなら絶対はまる,古きよきイギリスの田舎獣医の奮戦記.
何度読んでも泣いてしまいます.
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handl …
こんにちは。ご回答ありがとうございます。
上記2点は壮大なテーマのようですね。いまの腐りきった日本語能力で読みこなせるかどうか、ちょっと自信なしです(^^;)。たぶん、動物ものから読み始めてからのほうが、日本語のリハビリになるかもしれませんね。ただ「泣いてしまう」というところがひっかかってしまうのですが…。というのも、年代がばれてしまうかもしれませんが、昔「みつばちハッチ」とか「フランダースの犬」だとかの悲しさを催すアニメは自分がつらくなってしまうので、最後まで見ることができなかったのです(涙)。たぶん、そういう涙のたぐいではなさそうな予感はするのですが。
大いに参考にさせていただきました。ありがとうございます。
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