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こんにちは。小劇場で演劇をしている者です。
映像についてお伺いします。

紗幕にプロジェクターで映像を映す場合、前からではなく後ろから投影することはできますか?
また、もしできる場合は、投影した際に後ろに置いてあるプロジェクターは前から見えるのでしょうか。

紗幕を使ったことがないのでどのように使ったらいいのか、困っています。
ご回答、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>紗幕にプロジェクターで映像を映す場合、前からではなく後ろから投影することはできますか?



紗の質や色味によって鮮明度は異なりますが、基本的には出来ます。

>投影した際に後ろに置いてあるプロジェクターは前から見えるのでしょうか。

これも紗の質などによって異なりますが、一般的にプロジェクターという物体は見えません。しかし光源(プロジェクターならば光るレンズ部)ははっきりと見えます。これは紗以外でも、本格的なリアスクリーンを使用した場合でも同じで、プロジェクターをセッティングする際に光源が客席からの視界に入らないように工夫します。多くの場合では、舞台袖あるいは上下に角度をつけた位置などから映写したりします。その場合、どうしても映像が歪みますのでスクリーン(紗)に微妙に迎え角度をつけてみたり、機能がある場合はプロジェクターの補正機能を利用して出来るだけ歪みをとるように工夫します。

そちらのプランニングで、どの段階にあるのかわかりませんが、映写を効果的に行いたい場合には、まず劇場平面図・断面図を駆使して、映写位置、レンズの焦点距離やスクリーンのサイズなどをきちんと計算・検討することが第一だと思います。劇場に入ってから、とか考えていると、スクリーン(紗)や映写機材は大きな補正が効かないことが多いですから、場合によってはにっちもさっちもいかなくなってしまいますよ。
また前述の通り、紗という素材での見え方は素材や色味と、照明によって劇的に変動します(だから舞台で使いみちが多いわけですが)ので、その効果を充分に利用したいときには、小規模でも構いませんから実験をしてみて検討をすすめるようにした方がいいと思いますよ。でもって、そのときはぜひ照明さんも交えて検討した方がいいと思います。

以上、映写で何度も痛い目にあっている経験からのアドバイスです。
では、がんばってください。
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