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よく映画や漫画などで、銀製の武器(銀で出来た銃弾や、銀の十字架など)をつかって悪魔を退治するシーンがありますが、悪魔に銀が有効という設定は何処から来ているのでしょうか?

また、銀の武器で受けた傷は火傷のようになったり、治りにくい傷だったりといった設定が多いのも、(吸血鬼がうまれたドラキュラ公のように)モデルの話があるのでしょうか?

A 回答 (2件)

銀はとても抗菌作用が高く、その事は古代から知られていたようです。


そこから銀は悪いものを退ける=退魔というようになっていったのではないかと思われます。
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この回答へのお礼

なるほど。銀の抗菌作用は昔から認識されていたんですね。
たしかに銀製品は、いつでも清らかなイメージがありますね。

お礼日時:2009/02/02 09:58

中世ヨーロッパ、毒薬による貴族の暗殺が頻繁に行われていました。


その毒薬は無味無臭無色のため、食事に混ぜられて数多くの貴族(毒見)が命を落としました。
そんなある日、ある時、ある貴族の食卓で、食器にスープを注ぐとみるみるスープの色が変わっていく怪奇現象が起こりました。
調べてみると、そのスープに話題の毒薬を仕込んだ者がいたのです。
無味無臭無色で発見不可能であった毒薬を見つけることができた、その奇跡の食器が『銀製』だったのです。
その逸話から『銀』には「悪しきもの(毒薬)を退く聖なる力」や「見えざるもの(隠されしもの)を見つけ出す神秘の力」があると信じられるようになったと言われています。
今でもヨーロッパの金持ちは高価な『金製』よりも『銀製』の食器を好むのもこのためではないでしょうか。

注記)現代化学的に解釈すると、無味無臭無色の毒薬が銀製の食器に注ぐと発見できたのは、何も『銀』に神秘の力があったわけではなく、単にその毒薬が銀と化学反応を起こし変色したためと考えられます。

余談)映画や漫画だけでなく、『灰かぶり』という童話でも、みすぼらしい姿をしていた女主人公(隠された者)を見つけだすシーンには『銀のスプーン』が演出されていたりします。
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この回答へのお礼

なるほど、もともとは銀食器で毒に気づいたからだったんですね。
確かに、毒を退けたことで不浄を退ける聖なる力があると信じられそうです。

お礼日時:2009/02/02 10:05

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