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有名どころでドストエフスキーの作品を読んでみようかなと思ったんですが、
訳者は学者では無く作家であるべきだという偏った考えを持っていて、
手に取った本の訳者が作家では無かったので買わずにおいてきました。

ドストエフスキーの作品で「この人の訳が良い」というのはありますか?
また、他の作家の作品でも同じような訳者がいれば教えてください。
僕の偏った考えに沿わなくてもいいです。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

訳者が限られていますので、学者以外、と言っても難しいと思いますよ。


新訳の亀山先生も外語大学の学長さんですし。
でもどの人も「ロシア文学者」とは書いてありますよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9% …

雑誌インタビューで村上春樹氏が「カラマーゾフを新訳で読んでいるけれど、わかりやすい」と語っていました。
(春樹氏は昔から読んでる人です)

『罪と罰』の亀山訳を書店でパラパラ見たら、「このドイツしゃっぽ!」とありました。
新訳で今の言葉遣いを、とのことですが、これも古いんじゃない!?と思ったりしました(笑)
でも地図や資料が付いていて、良さそうな感じでした。

私は新潮文庫でいくつか読みましたが、
光文社の古典新訳文庫と比較していないのでどちらがいいかは分かりません。

一般には、古い訳より新しい訳のほうが言葉遣いの点で読みやすくなっていると思います。
時代を減ると日本語の側の言葉遣いが時代がかってしまうので・・・・
新訳を出す場合、訳者は先人が訳したものを知っていますので、改善したり工夫したり、違う読み方を考えたり、より良いものになっていくのではないかと思いますが。
亀山先生は江川先生の本を引き合いに出して評論本を書いたりもしていますし、従来出ている複数の訳者による訳文を並べて、「今回自分はこう解釈した」と書いていたりもしています。

好みの問題もあると思います。
自分が読んだものに馴染みを感じるものだと思いますので、
「いや、やっぱり米川訳だよ!」「江川訳が」という人もいるだろうと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

前に学者さんが訳した海外作品を読んでつまらなくて、
その後、作家さんが訳した同じ作品を読んだら気に入ってしまったので。。。
作家兼学者というような人もいるでしょうけど、そういう経験から作家がいいと勝手に思ってるだけです。別に学者を嫌ってるとかではないんで、参考になります。

とりあえず一番新しいのに手を出してみようと思います。
ありがとうございました。

補足日時:2009/02/02 17:06
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光文社の新訳でカラマーゾフを読みましたが、新潮社で一度断念した私でもとても読みやすかったですよ。

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