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このインパクトのある名前、もう20年以上前のわたなべまさこさんの作品だと思います。6歳くらいの天使のような女の子が、悪意なく無邪気に殺人を重ねていく話です。最近突然思い出したのですが、現在アメリカにいるため日本の古本屋サーフィンをすることもできず、またネットで読むこともできず、歯がみする日々です。どなたか内容を覚えていらっしゃる方、登場人物(被害者)とその順番など何でもいいので教えていただけませんか。もしかしたら「続聖ロザリンド」っていうのもあったかもしれません。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ロザリンド・ハサウェイ 8才(生年月日不明。

ただし、1973年現在の年齢。 出身地 ロンドン)
金髪 ブルーの瞳
 
メリィ・カンタベリ (おば) ロンドンの自宅 ベランダから転落死
階段に置かれた氷に足を滑らせる
金の置時計 遺言に「金の置時計をロザリンドに」。

ダリア・ブールボン 従姉(母の姉・パティの娘)
ギリシア・ロドス島の母の実家 トリカブトの毒入りココアを飲まされ、
ベランダから海に突き落とされる
ダイアモンドの指輪を「指輪に触れないでとれたらあげる」といわれ
指を噛み千切って指輪を手に入れる (これは怖かったです)

パティ・ブールボン 母の姉 同上 庭木の蔓で縊死
おばさまがかわいそうだから ロザリンドがメリィとダリアの死因ついて告白

野良犬 特になし 母の実家の庭 毒入り肉で毒殺
コティさん(パティのメイド)の小鳥・ピピを殺されたため
腹を裂いてピピをコティに返す

ベン 浮浪者の少年 ベンのねぐら 睡眠薬の飲み過ぎ
ダリア、パティ、犬の殺害を目撃したため 死んだ後、目玉をくりぬく。(ひ~~~)

イリアスとマルガリータ イリアスの屋敷が近所 マルガリータの屋敷の焼却炉 かくれんぼをしていて、焼死 嫉妬
ベンが飼っていたキングコブラを手に入れる。

アテネ警察殺人課
ヤング刑事 ベンおよびイリアス、マルガリータ殺害事件について聞き込みに来た
工事現場 砂山に落ちて、セメントで生き埋め
ママをいじめたから 現場を母親が目撃

ミケーネ・ハサウェイ 母親 母の実家 銃による自殺
母親が心中を図ろうとして失敗 ロザリンドは急所を外れていたため助かる

アンリ パティの夫(義理のおじ) 同上 転落死
屋根の上に蝋をたくさん塗って毛布を滑りやすくした
イギリスへ帰るので、おばの形見としてロケットが欲しかった
「形見にくれると約束してくれた」ロザリンド談

アルフレッド ブールボン家の執事 同上
キングコブラに噛まれて ロザリンドの「宝物」のひとつ、
キングコブラがロザリンドを襲おうとして、身代わりになった

サン=マリノ修道院
修道女一同18人 父親が懺悔のためロザリンドを預けた サン=マリノ修道院
井戸水に混ぜた劇薬を飲んだため 死亡
修道院中が風邪を引いたため、風邪薬だと思って井戸水に混ぜた
全員を十字架に磔 (ひえ~~)

おばあさん 修道院を抜け出したロザリンドを拾ってくれた男(ジョン)の母親
家の近くの池 車椅子ごと突き落とす
「早く死にたい」と口癖のように言っていたから 枕を押しつけたり、
何度か未遂 (^_^;)

リザのママ 行きずりで知り合った少女・リザの母親
リザの屋敷 酒に酔って寝ている間に首にバターを塗って、ネズミに齧らせた
リザが寂しがっているから リザの父親は刑事 (これは連載中に読みました)

ジョナサン ロザリンドが母親と間違った娼婦・ベベの情夫
ベベの家 ガス爆発 ベベが無理心中を図ろうとして失敗したため
ロザリンドがリイナという亡き娘に似ていたためベベと「母娘」ごっこをする

ミンナとグレーテル 行きずりでであった医者の娘グレーテルとその屋敷のメイドの娘
グレーテルの屋敷 割れた花瓶の破片で出血したミンナを、
「輸血ごっこ」で直そうとして失血死 3人でふざけあっていたときの事故

ローヤル夫人 山道でロザリンドを拾った
エジンバラのホテル 頚椎に針を刺されて 死亡
「全財産をロザリンドに譲る」という遺言を残したため。
ただし、ロザリンドが持ち去ったのは小額の入った小物入れ

ジュン 空港で出会った少女 空港 手すりで遊んでいて転落死
ロンドン行きの航空券を手に入れるため

ジム 銀行強盗でロザリンドを張り込んでいる警察を誤解して、
ロザリンドを人質にとった
ロンドン空港近くの廃ビル 時計台の歯車に挟まれて、首が千切れた


マギー ハサウェイ家の新しい家政婦
ハサウェイ家 鋏で舌を切り取られて(死んでいない?)
ママが死んだと「ウソを言ったから」


ロザリンドの最後は・・・言わないほうがいいのかな。
尚、続があるのかどうかはわかりません。

わたなべまさこ先生のマンガは好きで「ガラスの城」なんかもよく読んでいました。
この本も傑作選として出るといいですね。
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この回答へのお礼

こんなに詳しい内容を書いていただいて感謝感激です。さぞお手がお疲れのことでしょう・・。おかげさまで、今はほっとんどのシーンを思い描くことができます。彼女はコトに及ぶとき、または成功(?)したあと、たしか白目がきらっと光りますよね。そしてワカメちゃんと同じくらいアタマでっかち(3頭身)だったよう気がするのは、単なる記憶違いでしょうか・・。
ところで、わたしが持っていたのは普通のまんが単行本より一回り大きいものだったのですが(なんとなくベージュが基調の表紙)あれって2冊組みじゃありませんでしたっけ? というのも後半の修道院以降は読んだことはあるけど、だいぶ記憶が薄いんです。わたしが手元に長く持っていたものは死んだアルフレッドが手紙でパパにすべてを知らせるところで終わっていたような・・
それはともかく、ほんとうにご丁寧にありがとうございました。今夜はロザリンドの夢でも見ます(ひょえぇ~)

お礼日時:2001/03/06 11:39

聖ロザリンド、私のトラウマ漫画です(笑)


確かに当時(20年以上前?)は2巻ものでした。
前半はmaimixさんのご記憶通り、パパが真実を知るところまでで、後半は修道院から始まってました。
前編、後編はなぜか装丁・判型も違ってたような記憶があります。
内容はpearl-post-petさんのおっしゃる通りで全てです。おそらくその続きはないでしょうね・・・。

数年前にホーム社より「わたなべまさこ名作集・聖ロザリンド」として豪華版(全1巻)で発売されましたが(私買いました)、残念ながら現在は在庫切れのようです。
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この回答へのお礼

bluefrogさん、締め切りを忘れていたおかげで、例の2冊ぐみの件教えていただいてスッキリです。
わたしもロザリンド「豪華版」ぜひ手元におきたい!
それにしてもすごいキョーレツなマンガでしたよねぇ。
いまでもこんなに強く印象に残っているし、ほかにもこのように『語り合える』方がいるわけですから。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2001/04/13 02:26

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