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川端康成の著作で『少年』という自伝的小説があると知り、
ぜひ読んでみたいと思っています。
短編なのか、その題名の書籍は見つけることが出来ませんでした。
収められている本の題名をご存知の方、
ご回答お願い致します。

A 回答 (3件)

質問者さんがお探しの「少年」は、


  (1)1952年出版の『川端康成全集 第14巻』
  (2)1960年出版の『川端康成全集 第9巻』
  (3)1969年出版の『川端康成全集 第9巻』
  (4)1980年出版の『川端康成全集 第10巻』
(いずれも新潮社より刊行)に収録されています。
(2)と(3)は判年が違うだけかもしれません。ただサイズが(3)の方が若干大きいところを見ると別もの…?

(1)の全集には、川端の手による詳しい「あとがき」が巻末に付され、それと合わせて「少年」を書き、それまで秘されていた自伝的事実を明らかにしたということです。((2)(3)(4)の全集に「あとがき」まで収めているかは未確認です。ごめんなさい)

もともと「少年」は雑誌に6回にわたり雑誌に連載され、(1)の全集に収録する際、連載分に末尾の十六と十七が付け加えられたもののようです。
内容は、一 ~ 四は、祖父との生活や中学時代の自作文集について書かれており、五 以降が、清野少年とのことについて書いています。

参考までに。
No.1の方が紹介されいる『作家の自伝15 川端康成』に収録されている「少年」は、(抄)というだけあって、「五、六、七、九」だけが収録されています。
…個人的には、五以降の内容はなかなかにショッキングなものでした(笑)


参考になればと思います。
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この回答へのお礼

わかりやすいご回答ありがとうございます。
やはり、『作家の自伝』シリーズが一番手に入りやすそうですね。
文庫版であったらなぁ‥なんて軽い気持ちで
探し出したのですが、こんなに入手困難だったとは。

皆さんのご回答を参考に、
図書館や古書店をあたってみます。

お礼日時:2009/03/06 17:21

 こんにちは。


 既に紹介されている本が最も近年に刊行されたもののようです。ただしこれは抄録版とあるとおりのようです。おまけに版元に既に在庫がありません。
 完全版では相当に遡って、1980新潮社の全集に納められています。
http://catalog.library.metro.tokyo.jp/cgi-bin/ex …
1974年にも同社は全集を出しており、その際には第9巻でした。
http://catalog.library.metro.tokyo.jp/cgi-bin/ex …
 いずれにしてもこれも絶版ですから、図書館から借りるか古書店で探すのかのいずれかでしょう。図書館は、
http://www.jla.or.jp/link/public.html
古書店はこちら。
http://oudan.jcross.com/usedbkcrs/usedbkkind.html
http://www.crypto.ne.jp/oldbookmark/
http://sgenji.jp/
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この回答へのお礼

有名作家だから簡単に手に入ると思っていたのですが、
意外に入手困難なのですね。
まずは図書館で探してみます。
古書店のリンクも参考になります。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/06 17:17

http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/1093892/s/~6b19c …
↑これでは?
http://www.nihontosho.co.jp/sakka/s_11_20.htmlの15参照
一六歳の日記/少年〔抄〕/大火見物/天授の子/
夕日野/他
自伝的随筆などの諸篇を五期に分けて構成
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この回答へのお礼

自伝シリーズというのがあったのですね。
他の作家の本も、興味深いです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/06 17:12

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