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よろしくお願い致します。

幼稚園の年中(5歳)の息子が、ピアノを習うようになって1年程が経過しました。
それなりに課題曲もこなせるようになってきたのですが、最近、先生に「指をしっかり立ててね」とよく注意されるようになりました。
そうすると、本人は指にばかり意識が集中してしまい、普段では簡単に弾けてしまう楽曲でもガタガタになってしまいます。

このような状態は、どのように克服すれば良いのでしょうか。

指をべったり寝かせて鍵盤を弾いているわけではありません。
しかし、やはりプロの方が弾いているように指は立っていません。

私の幼少の頃から、生卵を握るように…など、鍵盤の弾き方には注意を受けた記憶があります。
曲調にもよると思いますが、指を立てて弾かなければならない明確な理由などはあるのでしょうか。
それがわかれば解決できるような気もしております。

よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

筋力のない、小さなお子さんだから、指を立てるように指導されています。



ピアノは鍵盤打楽器といわれることでもわかるように、極端ないい方になりますが、太鼓を叩くバチが指に値するようなものです。
指を水平な状態で鍵盤をアタックするのと、指の付け根を支点として振り下げるのでは、タッチするポイント(力点)のベクトルに差が出てきますよね。
同じ力でアタックした場合、後者の方が当然大きな音になります。

卵を握るような形よりも、もしかしたらより山を作るように指導されているかもしれませんね。
そのほうがより効率のいいフォームであるという考えも浸透してきています。

自己流のフォームでは腱鞘炎などのトラブルを引き起こす危険もありますので、やりにくさを感じるとしても一番効率のいいフォームを教えてもらっているのだと、気をつけてみてあげてください。
「普段では簡単に弾けてしまう」とありますが、普段からフォームを気にしてほしいことです。
全然弾けない頃ならよかったんです。でも、少しは弾けるようになってきたのですよね? ですので、先生はお子さんの体をも思ってしつこく指を指摘するんです。
たくさん弾くようになればなるほど、普段の練習で体を痛めることがないように。です。
もちろん、これが豊かな表現力へと繋がるからでもあります。

力学的な話よりも、お子さんには、「音を出す」だけではなく「きれいな音で演奏する」ために、時間がかかってしまうけれど指を立てて演奏するのだと。それを先生は教えてくれてると話してあげてはどうですか。
「きれいな音」を出すようにしていると病気にもなりにくいのだと。

親としてはガタガタな演奏に、かえって下手になる、ような気がするかもしれませんけれど、楽しいだけの導入期から本格的な演奏の指導が始まったと認識し、じっくりと付き合ってあげてください。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございました。
非常に参考になりました。
と同時に、今回の件は越えなければならない最初の大きな壁で、チャレンジし甲斐があるとも感じるようになりました。

最近は初見の楽譜でも弾けるようになり、自分からどんどん弾こうとしている意欲がこちらにも伝わってきています。
だからこそ、しっかりとした決まりごとも必要なのですね。

お礼日時:2009/03/19 14:23

こんにちは。


指を立てる理由は 他のご回答者さまが詳しく説明なさっていますし 私も重要な事だと思っています。力学的な事、もう一つは指の3つの関節を外側へしっかり出し、関節がへこまないようにするためで、物を握る手をするとお分かりになると思いますが、伸ばした状態よりはるかに関節が外側へ出ます。
ただ気になるのが 指導なさる先生が 単に指を立てる事、手の形を作る事に終始していらっしゃるとしたら これも少し危険な気がします。(第3関節からの動かし方や親指の正しい動きなども含めてご指導して頂ければ良いです)
5才のお子さんの指関節や筋力はとても弱いです。
その弱い関節や筋力で無理やり指を立てようとした場合 いわゆる脱力が出来ず無駄な力を使って形を作る傾向が強いのです。

指導なさる先生が脱力と同時に指を立てる事を指導なさっているか お母様がチェックして下さい。

私的には指の形より 先に脱力の癖をつける事が重要だと考えています。(この1年間で脱力の指導をしっかり受けていれば、指の形云々も良いとは思います)

小さなお子さんは 弱い音で構わないと思いますよ。
脱力と指を立てる(手の形を作る)事を同時にする事は 非常に困難です。
ピアノから離れた所で 関節・筋力の強化をされる事をオススメします。

私が生徒にやらせているのは 手の中に入るボールなどを 暇なときに常に握っている事。又は使い終わったスプレーをお風呂でお遊び感覚で 指1本ずつ押す訓練など。指相撲などもお遊び感覚でされると良いかもしれません。

お母様から見て お子さんが指を立てる事によって 腕や手に力が入っているようなら要注意です。

無駄な力を入れずに指が立てられる状態なら 他の回答者さま同様 しばらく立てる事に慣れるまで 根気良く楽しい雰囲気を感じる工夫をして 頑張ってください。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございました。
確かに指を意識させと上半身がぎこちなくなっています。
これが無駄な力が入っているということなのでしょうか。
そういったことにも注意を払いながら、これから根気良く直していこうと思います。
参考になりました。

お礼日時:2009/03/19 15:16

指を立てなければならないのは、親指を侍従自在に使えるようにです。


特に将来ひんぱんに黒鍵を使う曲に取り組むときには、白鍵上では親指の爪のラインに、他の四本の指の爪が一直線にそろう関係にないと物理的に弾くことができません。
親指が、他の四本の指と同じような長さで生えていれば、スゴイ技巧が駆使できますが、残念ながら人間の指は普段の生活で物をつかみやすい構造になっており、ピアノを弾きやすくはなっていません。
鍵盤楽器の奏者は、バロック以前は、親指を使いませんでした。当時の教則本や曲集にそのような指の使い方が書かれています。
さらにルネッサンス期においては、小指も使っていません。
そのころの絵画には、指を伸ばして弾く鍵盤楽器奏者の様子が描かれています。バロック前期に小指が追加され、そのときに中指と薬指は、小指の長さに合うように少し曲げられ(やや立てられ)、さらに親指が追加されたときに、親指の長さに合わせて他の4指が曲げられた(立った)のです。従って、5本の指を均等・均質化し自由自在にするためには立てざるを得ないということで、指を立てるということが普通になったのです。本来親指が伸びてくれればよいのですが、そうもいかないので・・・
将来、黒鍵を使うときに、矯正したり苦労したりしても困るので、初心者にも、「まず指を立てなさい。」という指導がなされるのです。
長く楽しくピアノを続け、苦労少なく上達するためには、小さいお子達にも、やはりうまく注意を与えてあげる必要があります。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございました。
トリビア的な意味合いにおいても、非常に参考になり有用な知識を得させていただくことができました。

このように先人たちの歴史的動向を知ると、ものごと本来の意味や価値を簡単に知ることができます。
息子にも話してみようと思います。

お礼日時:2009/03/19 14:58

昔は(といってもかなり昔ですが)、指をぴんとのばしてピアノを弾くように言っていたそうです。


しかし、指をのばした状態だと、トリルなどの細かい動きや、強弱をつけるのが難しいと言うことに気がついたのです。
それらを克服するために、指を立てて弾くようになったのです。
具体的な克服策ですが、残念ながら慣れるしかありません。
しかし、もっと上達してきて難しい曲をやるようになると、指を立てないときれいに弾けません。
はっきり言って、普通に練習している子供が、そう簡単に指を立てて弾けるようにはなりません。
長い時間をかけてでも、慣れていくことが大切なのです。
息子さんにも、がんばって練習をするように、お伝え下さい。
幼少の頃からピアノをやるのは、とてもいいことです。
めげずに練習することをお勧めします。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
息子にもここで得た知識を話して、ゆっくり時間をかけて克服できるようにします。
ピアノを弾くことは好きなようですので、いつかはしっかりと指を立てて弾けるようになると信じます。

お礼日時:2009/03/19 14:09

普段の練習は電子ピアノで行っていませんか?


最近の電子ピアノも大分タッチがしっかりしてきてはいますが。実際のピアノの方が質量ではやはり重さがあるので、どうしても指が寝てしまいがちだという話をよく耳にします。そのためどうしても指を立てることへの注意が多くなるとも言っていました。
 指を立てる理由は自分のくわえた力が、無駄な鍵盤にかかるからです。特に小さなお子さんは力も弱く、鍵盤をたたくという感覚が必要になってきます。
 もう一つは、体への負担です。指使いが悪いと腱傷炎などの心配もより大きくなります、疲れやすいので練習への集中力が途切れるなどの心配もあります。
 最近は住宅事情などで、電子ピアノで練習しているご家庭も多いと思いますが、特にその点で、意識的に注意してあげないと、家では気持ちよく弾けるけど、練習に行くとうまくできないなどと感じて、練習自体が嫌になる前の早い時期に指の形の悪い癖を直した方が良いのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
正に貴殿の仰るとおりです。
自宅では電子ピアノ、教室ではグランドピアノです。
電子ピアノを選れぶ際も、タッチの感触を第一に考慮して購入したのですが、やぱりグランドピアノとは違いますよね。
それで息子は、無意識の内に教室では自宅の時よりも指が寝ているのかもしれません。

お礼日時:2009/03/19 14:01

こんにちは。


昔のピアノの先生はやはり「生卵を握るように」と指導していました。小さなお子さんが鍵盤を強く弾く事が容易に出来るからとの事のようです。色々な先生がおられると思いますが、今はあまり「生卵・・・」と厳しく指導される先生は少ないようです。FFreZFさんの参考URLが分かりやすく説明されていました。

参考URL:http://piano-advance.com/hand/hand00.html
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
確かに指を立てて弾いた方が強い音が出ますね。
ゆっくり直していこうと思います。

お礼日時:2009/03/19 13:53

初心者の私が言うのもなんですが,指を立てると,寝かせているのに比べてより力強く鍵盤を叩けるのではないでしょうか?また,寝かせた状態では他の鍵盤に指があたり易いと思います。


参考に。。↓

参考URL:http://piano-advance.com/hand/hand00.html
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
ご紹介いただいたサイト、非常に参考になりました。

お礼日時:2009/03/19 13:49

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